渋谷フクラス、渋谷サクラステージ
行き止まりではなく正規のルートに戻ると、渋谷フクラスについた。
調べたところ、2019年竣工らしい。言われてみればたしかに、それぐらいからあった気がする。入ったことは無かったが。
床のタイルのサイズが合っていて、「完全に計画してやったのだな…」と思わせる。 もう一つ着目してほしいのが、横から見た様子。
いざとなればこの板が90度回って、通行止めにできるのだろう。つなぎめはバリケードにもなりうるのか。やっぱり面白いなぁ。
ここから先はかなり最近できたらしい。すれ違ったおじいさんが「このあたりはつい最近できたんだよ~」と話すのが聞こえてきたから間違いない。
その先にあったのは、立派なペデストリアンデッキ。
2018年の様子。この無骨な様子が好きだったなぁ。調べたところ、2022年には今の姿になっていたらしい。う~ん、すれ違ったおじいさんの話と食い違う。私自身も、ほんの数か月前まで昔の姿だった気がする。集団幻覚?
さて、このペデストリアンデッキと渋谷フクラスのつなぎめはこうなっていた。
しかし、この通路の行く先にある建物こそが、「つい最近できた」のである。おじいさんは正しかった。
このあたりはまさしく渋谷桜丘エリアで再開発していた場所だ。サクラステージの"サクラ"は、桜丘から来ているのだろう。再開発前の様子は当サイトの記事にもなっている。
再開発を経てここに建てられた象徴的なビルが、渋谷サクラステージである。2024年7月25日にテナントが一斉オープンしたそうだ。この撮影は8月6日だったので、つい2週間前だ。
そんな渋谷サクラステージと手前のデッキとのつなぎめはこんな感じ。
渋谷フクラスから渋谷サクラステージまでは途中の歩道も含めて事前に設計されたうえでつながっているのだろう。つなぎめならではのチグハグ感がまるでない。
渡った先の建物も渋谷サクラステージだ。行けるところまで行くと……
渋谷なのに人が少なく、しかも涼しい。バグみたいな場所だ。ここでUターンする形で線路沿いの通路を歩く。
表向きはあんなにギラギラしているのに、裏っ側は仮設感丸出しの姿なのがグッとくる。
いつ見られなくなるかわからない、仮の姿だ。来年には変わっていることだろう。