特集 2020年12月31日

魚とエビが選んだ今年のベスト記事は和歌山、雪の宿、豆!

こんにちは、編集部 石川です。
あなたは気づいていますか?魚がかわいいことに。エビの動きがおもしろいことに…!

年末ということでお送りしております今年の記事総集編、本日は動物が選ぶ今年のベスト記事です。

同時公開で犬編、ネコ編も公開しておりますが、この記事では魚やエビに今年のベスト記事を選んでもらおうと思います!

インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。(動画インタビュー)

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 猫・犬・魚が選ぶ2020年の記事特集 

デイリーポータルZが年間で公開する記事は約1000本。ぼうだいな記事からどれを読むかの選択はいつも人間がしている。そんなことでいいのか!? それは人間の驕りではないのか。今年最後のひくらいは猫と犬と魚が記事を選んだ記事を読もうじゃない。

 猫が選んだ今年の記事はドライブインとパスポートと郷土玩具!(安藤昌教)
犬が選ぶ今年の記事3本は玉ねぎと文具と鯛!(ヨシダプロ・古賀及子)
魚とエビが選んだ今年のベスト記事は和歌山、雪の宿、豆!(石川大樹)

水槽はいいぞ

家に小さな水槽を置いている。小さな生き物を飼うのはかわいいし、インテリアとしてもきれい。あと冬場にこうやって部屋に水があると、加湿器代わりにもなる。単なるペットではなく実利的なメリットがあるのだ。

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メダカ用の小さな水槽です

最初はしっかり植えていた水草も、飼い始めて一年半が経ち、「入れるだけ」という雑な運用になってきた。エビが葉をかじるため、消耗品なのだ。

そんなうちの水槽にはこれだけのメンバーが入居している。

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全12名。12人で1チーム作れるスポーツあるかなと思って検索したらドッジボールと出た。あれ人数決まってたんだ…

この記事では、この12人のメンバーの総意により、水棲生物視点での今年のベスト記事を決めていこう。

まずは記事を見せる

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メンバーたちに記事の一覧を見せています

まずは1000本近くある今年の記事から、おすすめ記事を選んでもらう。

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魚視点。かなり文字が小さいがみんな体が小さいので相対的にそれほど小さくないはずだ(詭弁)
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全1000本、完全に覚えた。という顔

投票方法をかんがえる

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0~9のエサを準備。


投票は、このエサを水槽に入れて行う。魚がつついた順に100の位、10の位、1の位として3桁の数字を作る。
あらかじめ記事には3ケタの番号が振ってあるので、それと突き合わせてベスト記事を決めるという寸法である。

さあ、魚やエビが選ぶ今年のベスト記事は何なのか、さっそく決めていこう!エサを投入します……!!!

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浮いた~!

トレイが軽すぎて完全に浮いてしまった。己の浅はかさに驚くばかりである。

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エサの固定方法を改善

浮かない素材かつ、よりしっかりエサを固定できるように割り箸とクリップを使用。これで気を取り直して、投入します……!!!

まずは第三位

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エサを入れた途端、メンバー達の動きがギュンギュンに速くなり水槽内は興奮状態に
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エサは少しずつ溶けて水中に広がるので、グッピーたちはそれをついばむ。一方で意地汚いエビが直接狙いに来るも、高すぎて届かず
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少し高さを下げたところでエビ①が「0」に食いついた!百の位は0です!
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続いて右上の温度計をうまく伝って、忍者のようにエビ②が割り箸に着地
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そのまま「9」のエサに!十の位は9に決定!
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その直後、エビ①が「8」のエサに移動!一の位は8に決定!!!

というわけで、メンバーたちの総意……というか2匹のエビの総意だが、今年の記事3位は「098」番に決定。そしてその記事とは…!?

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(↑タイトルか画像のクリックで記事に飛べます)
ライター地主さんが読者のおすすめを元に和歌山を旅する記事。やはり同じ水の生き物として、タイトルのクジラに惹かれたのだろうか。

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太地町にあるくじらの博物館

なお、この町が鯨の街である理由はメンバーたちには秘密である。なぜなら太地町は捕鯨のメッカであり、獲物として、食料としてのクジラなのだから……。

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第二位

メンバーたちの心情を考えると少し気まずいが、素知らぬ顔して第2位の投票を行う。

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エサを投入するとほぼ同時に、エビ①が「3」のエサへ。百の位は3です!
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その直後にエビ②がまた温度計を登ってさっきと同じルートで割り箸の上に。もしかして学習能力があるのか…!?
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エビ②はそのまま「5」のエサに。十の位は5に決定!
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今回の投票は難航。このまま何も起きない時間が10分ほど続く
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そして何気なく横を通り過ぎるかに見えた青いグッピーが、一瞬、「7」のエサをつついた!一の位は7!!!

長期戦となった第2位の投票、長考の末に魚たちが選んだ「357」は、この記事だった。

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意外~~~!
雪の宿どころか雪も宿も見たことのなさそうな熱帯魚たちである。全く未知であるがゆえにその好奇心を刺激したのだろうか。

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キャラのホワミルちゃんがかわいい

メンバーたちの投票理由は謎ながら、「雪の宿」は本当は「雪見宿」だったのに聞き間違いでこうなったとか、新規事業をカップラーメンかせんべいかで悩んだ末に生まれた商品であるとか、興味深いエピソードにあふれた記事である。ぜひこの機会にご一読いただきたい。

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第一位

さて、いよいよ水棲生物が選ぶ2020年のベスト記事、栄えある第一位の発表である。

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またしてもスタート直後、三角跳びみたいなアクロバティックな動きで「1」のエサにエビ①が着地。百の位は1!
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続いてこれまたトリッキーな動きでエビ③が「3」にぶら下がる。十の位は3!
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その直後、赤いグッピーが「7」のエサにKiss...。一の位は7!!

2位とはうって変わって、わずか20秒ほどのスピード投票であった。そして選ばれた記事「137」は…!?

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大豆より強い豆を探して、硬いわデカいわの熱帯の豆「モダマ」に行きつく記事。その固さの理由は「海流に乗って別の土地までたどり着くため」というから、水の生物としてはシンパシーを感じたのかもしれない。

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あるいは記事に登場する赤鬼の活躍が赤いグッピーにはたまらなかったのかもしれない

ほぼエビが選んだ

以上、3本が拙宅の水槽メンバーの総意で選ばれた2020年の記事トップ3だ。ちなみに全12人中、投票に参加したのは4人。わずか33%の投票率であった。おかげでほぼ「エビが選んだ」である。

投票率が低いと、よく投票に行く層の意見ばかりが通ってしまう。まさかの「みんな選挙に行こう」が本記事の教訓であった。2020年総集編の締めにこれを言うことになるとは思わなかった。

 猫・犬・魚が選ぶ2020年の記事特集 

デイリーポータルZが年間で公開する記事は約1000本。ぼうだいな記事からどれを読むかの選択はいつも人間がしている。そんなことでいいのか!? それは人間の驕りではないのか。今年最後のひくらいは猫と犬と魚が記事を選んだ記事を読もうじゃない。

 猫が選んだ今年の記事はドライブインとパスポートと郷土玩具!(安藤昌教)
犬が選ぶ今年の記事3本は玉ねぎと文具と鯛!(ヨシダプロ・古賀及子)
魚とエビが選んだ今年のベスト記事は和歌山、雪の宿、豆!(石川大樹)

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