六本木に「六本の木」はあるか
渋谷には谷があるし、表参道には参道がある。……ということは、六本木には六本の木があってしかるべきだ。私は以前からずっと思っていた。
六本木には「六本の木」があってほしい。 ギラギラした華やかな街に、ただ平然と「六本の木」が並んでいたらそれはぜったいに良い。
六本木で六本の木をさがす
今回さがす「六本の木」であるが、以下のレギュレーションとする。
・7本以上ならぶのはダメ!
・「六本木」の由来になった木じゃなくてもいい
(でも、由来となった木があるのかは気になるので、途中で調べます。)
たいそうにレギュレーションを設定したが、そもそも六本木に木はあるのだろうか。スーパーウルトラ繁華街だ。木を1本でも生やせるスペースがあれば、そこにビルを建てたいのがデベロッパーの本音だろう。
木がないわけではない。よかった。でも大通り沿いは木が少ない。ちょっと路地に入ってみよう。
ここは六本木墓苑。ビルが立ち並ぶこの街で、ここだけぽっかりと広い空が見える。ここだけ時の流れが遅く感じる。不思議な感覚だ。しかし、木は六本どころか無数にあったので「六本木」ではない。
「意外と木はあるぞ」と思った。根気強く探せば六本木が見つかるかもしれない。いっぱい歩いて探そう。
なかなかもどかしい。 三本木も四本木も五本木もあるのに、肝心の六本木が見つからない。なんか意図的に六本木を避けてない?僕が庭のデザイナーだったら絶対に六本木にするのに。
東洋英和女学院の六本木
しかし、ついに見つけた。
数えてみる。
場所は東洋英和女学院の中学部・高等部。1884年設立の名門校だ。180年以上の歴史があるということは、ひょっとしてこの場所こそが六本木の由来だったりする?

