時折感じてた罪悪感
たまに何かのタイミングでダンボールを開くとお目見えするお面たち。その度に、飾ることなくしまっていることへ若干の罪悪感を感じていた。
他の思い出の品には感じないこの罪悪感。なぜ感じるのだろうかと思っていたのだが、きっとそこに表情があるからだろう。
そしてその度、彼らはこう言っている気がしたのだ。
「お面って壁に飾るとか、ましてやダンボールに入れるもんじゃないですよね、本来つけるもんですよね」と。
確かにそう言われるとそうかもしれない・・・
私はこれまでの罪悪感を吹っ切るため、今回彼らの声に真剣に耳を傾けることにした。
よし、お面をつけて街へ出よう!
お面たちを紹介します
という訳で今回のメインとなる、私の持っているお面たちを紹介したいと思う。名前と性別は今適当につけました。
以上総勢12名(9セット)が私の持っているお面だ。
半分くらいは旅先で買ったもの、もう半分は貰ったものや日本の雑貨屋で買ったものだ。
唯一、日本出身のえびすさんは売り物ではなく、中学校の林間学校の時に1イベントとして色付けをしたもの。(これでも美術部の部長だった)
お面としてかぶれるようにしなくては
上の写真でお察しの方もいるかもしれないが、お面といっても大小様々。そして商品としては「かぶる」ものではなく「飾る」ものとして作られているので紐とか後ろについていない。
なので自分でゴム紐をつけて、かぶる事ができるようにした。
多少強引にお面化を試みて成功したものもあれば、どうしてもゴムを引っ掛けるところが無かったり、重すぎて顔に固定できないもの、顔が3つ並んで板に固定されちゃってるものなんかもある。さてどうするか・・・
ゴム紐が通せなかったお面たちをどうしたものかと鏡の前であれやこれや悪戦苦闘しながらも、まあこれで何とかいけるかなという所でその日は就寝。翌日、街へ繰り出すことにした。