パーフェクトなデザート、「パフェ」
パフェ、それはおいしい。「パーフェクト」が語源と聞いたことがある。おいしいし完璧だもんな。
一日のいつに食べるべきという定めはないが、なんとなく日中にカフェやファミレスで食べるもの、といったイメージがある。
ところが札幌は飲み会の締めにパフェを食らう。
沖縄では締めにステーキを食べると聞いたこともある。日本の端っこに位置する地域は飲み会の締めに特徴を持たないといけない決まりでもあるのか。
夜パフェその1 完全にバーの雰囲気~Parfaiteria PaL~
すすきのの夜パフェ屋さんを調べてみると、深夜の1~2時まで営業しているところが結構ある。本当に締めに食べる前提だ。
その中でも「夜パフェ専門店 Parfaiteria PaL(パフェテリア パル)」というお店にきた。かなり有名店らしい。
口コミで夜が深まるにつれて結構並ぶとあったので、今回は飲みに行く前に食べに行くことにした。0次会パフェだ。
エレベーターでお店のあるフロアまで上がると、特に誰も並んでいる様子はない。
でもこの表示をわざわざ用意しているということは時間帯が違ったらそれなりに待つということだ。すごい。
店員さんがすぐに出てきてくれて、席に通される。店内にはジャズが流れており、薄暗くて完全にバーの雰囲気だ。
わたしは苺のパフェ、友人はピスタチオのパフェをそれぞれ頼んだ。
そこまで待つことなく、パフェが到着。
こんなにおしゃれなことあります????
かわいいしきれい。広末涼子じゃんそんなの。興奮しながら食べる。
モンブランのように巻かれている甘酸っぱい苺のクリームめちゃめちゃにおいしい。やっぱりいちごは裏切らないな、と思う。
上に乗っかっているチョコレートはビターめで、大人向けのお店であることを認識する。お酒にも合いそう。
おしゃれすぎると空洞が現れる
気になったのが友人が頼んだこのパフェだ。
パフェって下の方はクリームとコーンフレークでぎっしりなものじゃないのか。ドーナツの穴みたいにわざと空間を作ることで抜け感を演出しているのか。
食いしん坊の筆者からすると、この空間にぎちぎちにコーンフレークを詰めてくれよと思ってしまうが、それは野暮な要求なのかもしれない。
おしゃれであるということは、空洞を食べるってことなのか。