特集 2020年12月27日

働く大人のためのアドベントカレンダーをつくる

クリスマスほど世の子どもたちの気持ちをうわつかせるイベントもない。大きなケーキに輝くツリー、まばゆいごちそうに欲しかったプレゼント。ああ素晴らしきかなクリスマス。

夢のような一日は、ただでさえ待ち遠しいが、その日が近づいてくる期間さえも楽しく過ごしてしまおうというアイテムがある。

アドベントカレンダー。日付が書かれた小箱の中にお菓子が入っていて、毎日一つずつ開けることで近づいてくる12月25日に想いを馳せるのだ。この素晴らしき小道具、働く大人たちだって楽しんでもいいではないか。

※この記事は2020年12月の連載をまとめたものです

海外旅行とピクニック、あとビールが好き。なで肩が過ぎるので、サラリーマンのくせに側頭部と肩で受話器をホールドするやつができない。

前の記事:働く大人のアドベントカレンダー、完結する

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心おどる日めくり

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サンプルとしてAmazonで一番安いのを買ってみた

これがアドベントカレンダー。お店で売っているのはみかけたことがあったけど、実際に手に取るのは初めて。ご存じの方も多いかもしれないけど、1~24の数字が振られている部分にミシン目がついていて、小さな窓のようになっている。

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12月1日に「1」の窓を開けると、そこには小さなお菓子。1000円くらいの安物なのでなんてことはない小さなチョコレートだけど
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でも並べてみると、クリスマスにちなんだ日替わりのデザインがかわいい

なるほどこれがアドベントカレンダー…手に取ってみると子どもが喜ぶのもうなずける。パリリと音を立ててミシン目を破るのが気持ちいいし、今日の絵柄はなんだろうというささやかな楽しみもある。そして一日一回、日めくりというギミック。早く今日のぶんを開けよう!とせがむ子どもたちの姿が目に浮かぶ。

アドベントカレンダーはヨーロッパではそれなりに歴史のある習慣らしいのだけど、日本では気がついたら普及していたという感じがする。都内の保育園に勤める友人に聞けば、「結構前」から流行っていたらしい。5年前、いや10年前くらい?少なくともまだおれが純粋無垢な気持ちでクリスマスを心待ちにしていた20年前には、こんなハイカラなものはなかったよなあ。

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調査のためとはいえ、買ったそばから全部開けるという、世界のキッズに顔向けできない背徳的行為をしてしまった

 

つくってみよう「大人用」

さてアドベントカレンダーがどんなものかだいたいつかめたところで、「大人用」の構想を進めよう。「日めくり」という最大の特徴は生かしながら、箱の中身を大人が楽しめるものにアレンジするのだ。

しかし一歩立ち止まって考えると、12月というのは働く大人たちにとって手ごわいシーズンだ。月の稼働日が少ない年末進行を強いられるし、年始にむけた準備モノも多い。そのうえ挨拶回りだ年賀状だ(例年なら)取引先との忘年会だと、大人特有のコミュニケーションにも時間がとられてしまう。

それこそ「師走」と表現される慌ただしい日々の中で、毎日ちょこっと一つずつ。大人の暮らしにささやかな楽しみをもたらしてくれる箱の中身。

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まあ、やはりこいつだろうな

銘柄のバリエーションもあるし、クリスマス向けに醸造された特別ビールというものもある。日々変化が楽しめて毎日箱を開けるのが楽しみな、すてきな大人用アドベントカレンダーになりそうだ。

中身がすんなり決まる一方で、悩ましいのは「ガワ」のほう。ビールが24本入る箱となると、なかなかのサイズだ。重量もあるしそれなりに頑丈なほうがいい。かといって木材などで一から作り始めるには工作スキルが不安だ。

2、3日もやもやと考えているとき、街中で見つけた。

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なんだ。いいものがあるじゃない

 

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ちょうどクリスマスカラーでお星さまがついてるやつも手に入った

 

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見た目は子どもで中身は大人、的な

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いまは「ザ・業務用」な佇まいのビールケースだが、アドベントカレンダーを名乗らせるからにはそれらしい外観が必要だ。ファンシーでメリクリな装いのフタをとりつけて、日めくりができるように工作していこう。

まず東急ハンズとかで売っているスチレンボードをビールケースのサイズに合わせて切り揃え、格子状の仕切りをつくる。

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ビールが入る空間を圧迫しないよう、できるだけ厚みのないボードがよい
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よしよし、ぴったりおさまった

日めくりのフタには、市販の「手作りアドベントカレンダーキット」を利用する。

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24個の立方体の型紙と、数字シールがセット。これを使って、こんな非常識なやつじゃない普通のカレンダーを自作するのめっちゃ楽しそうだなと思った
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型紙の一部を切り出して、サイズを微調整。スチレンボードの格子に合わせていく
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外の暗さで時間の経過がよくわかる一枚

作業開始から6時間。測って切るという単純な作業ながら、部品点数が多いのでかなり時間を要してしまった。なんとなく形が見えてきたものの、これではまだちょっと浮かれた派手なビールケースといった感じ。しかしここに数字シールを貼ると、印象が一変する。

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うお、なかなかそれらしくなっているのでは
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菓子が入っているには不自然な奥行きだ
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しかし真っ正面から寄りで見ればまごうことなき、子ども用のアドベントカレンダーだなあ(多少のゆがみは目をつむってほしい)
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でも横倒しすると、やっぱり拭いきれない大人のにおい。角度によって見え方が変わるだまし絵だ

 

ビール・オブ・ザ・イヤー 2020

やあやあ。工作には不安があったけど、なんとか形になってよかった。おもてから見えないところで細かい作業は残っているが、今日はこのあたりで作業終了にしておこう。と思いきや実はこの記事を書いている今、まさに12月1日。アドベントカレンダーをスタートさせなければならない日。ガワが未完成でも、とりあえず「1」の箱にだけビールを入れて日めくりを始めることにした。図らずも大人的なその場しのぎが炸裂だ。

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12月1日の箱には何が入っているかなー

2分前に自分で箱に入れたので、言うまでもなく中身は知っている。しかしここは形式を重んじるのだ。

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あ、これは…!(しらじらしい)
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コロナ・エキストラ (モデーロ)

おそらく今年、世界でもっとも注目を浴びたビール。その名前から不必要に忌避されたり、逆に飲食店のキャンペーン(コロナを吹き飛ばせ!みたいな)に利用されたりと、毀誉褒貶の激しい1年だったはず。今年を振り返るうえでは欠かせない1本であることは間違いない。ある意味ビール・オブ・ザ・イヤーだ。

 

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生活に組み込まれたログインボーナス

普段、ビールの買い置きはせず、飲みたいときに都度コンビニやスーパーに買いに行くという生活スタイルをとっている。ネットでケース買いするのがお得で楽ちんだというのはわかっているが、結局飲み過ぎて家計と肝臓に負担をかけることになるし、置き場所も取ってしまう。トヨタ生産方式に則り、余剰在庫は悪だと教えられて育ってきたのだ。

ひるがえっていま。

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こんなにたくさんの素敵なビールが一挙、我が家に。どうしよう、心が躍る!
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12/2 エビス プレミアムブラック(サッポロ)

アドベントカレンダーの魅力は、一日の終わりに確実に褒美が待っているという手堅さだ。嫌なことがあってもまずまずな一日でも、最低限、ささやかな楽しみが残されているというのは精神衛生上、心強い仕組みだ。これは日常生活に組み込まれたログインボーナス。

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12/3 一番搾り 黒生(キリン)。一応クリスマスを意識して、前半は黒っぽいビールで固めている

ただひとつ残念なことがあるとすれば、現時点ではまだ、どんなビールをどこに入れたのか、割と記憶が残っているということだ。そういう意味でのワクワク感は、ない。射幸性という名の魔物が加わってきたら、さらに恐ろしい遊びになってしまう。

このへんは自分ひとりで企画している以上は限界があるので、もし来年この酔狂に付き合ってくれる人がいたら、交換で中身を贈りあうなどしましょう。

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12/4  アサヒスタウト(アサヒ)。大手各社がつくる黒っぽいビールのなかではこれがかなりうまいと思います
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12/6  オールフリー(サントリー)。さすがに一ヶ月、飲み続けるのもまずいので日曜日は休肝日ということに設定していたのだった

 

健全な食生活と引き換えに

ただ、この素晴らしいアドベントカレンダーに欠点があるとしたら、やはりこの図体のでかさだ。

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スチレンボードの増設部分を含め27×30×45cmという堂々たる体格。身近なもので例えれば、小型タイプのキャリーケース、あるいは電子レンジくらいの物体だと思ってほしい。

とにかく部屋の中で存在感がすごいのだ。高卒1年目ルーキーが2軍で.280打っているくらいの存在感。当然1軍の打撃コーチからの覚えもめでたい(プロ野球の話です)。となればもちろん狭小ワンルームの片隅に行儀よくおさまっていて許されるようなタマじゃないわけです。

ベランダに出すことも検討した。スペースなら十分にあるし、外気温でビールもいくらか冷える。しかし直射日光があたってビールが悪くなるのは嫌だし、そもそも食品を外に出しっぱなしというのも気になる。しばし悩んでいたが結局は、灯台下暗し。収まるべきところに収まった。

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我が家の136リットル小型冷蔵庫にシンデレラフィット

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いや、おれも最初は無理だと思ったんです。無造作にビールケースを突っ込んだときは惜しくも扉が閉まりきらなかったが、扉裏のサイドポケット(写真右側、よく調味料とか卵とかいれるあたり)を取り外すことでギリギリ収まった。世界一必要ないTipsの一つですが、もし来年ビールケースを丸ごと冷蔵庫に入れようという奇行をご検討中の方がいれば、覚えておいてください。

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もちろん代償として、健全でヘルシーな食生活は大いに圧迫されることになる

 

大人が待ちわびるもの

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12/10 イネディット(ダム)。スペインの有名レストランがつくらせたゴージャスなビール。「ビール界のドンペリ」との異名があるらしい

クリスマスが近づくのを指折り楽しみにするためのアドベントカレンダーだけど、働く大人が真に待ち焦がれる日は、クリスマスよりもすこし早くやってくる。冬の賞与支給日だ。

厚生労働省の調査では、民間企業における2020年冬のボーナス平均支給額が-10.7%、リーマンショック以来の下落率であることが報じられた。ほぼ全ての産業が、厳冬。極寒。大寒波である。でもみんな一年間よくがんばったんだ。おれもよくがんばったんだ。ちょっといいビールで、ささやかに自分をねぎらってやっていいじゃない。

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12/11 一番搾り(キリン)。浮かれた前日と帳尻合わせの135ml缶。でも墓参りのときにしか見たことのなかったコイツは一度買ってみたかったんだ

ここまででカレンダーもほぼ折り返し地点。次回。年末年始の準備は待ったなし、一年で最も気忙しい1週間をアドベントカレンダーとともに過ごした記録をお届けする予定です。

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かみ合わなさが露呈しはじめる日曜日

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12/13 ドライゼロ(アサヒ)。コンビニで買えるノンアルコールのなかではいちばん好き

一か月飲み続けるのは体によくないから、たまには休肝日も設定しておこう。カレンダーにビールを詰め込んでいくときにそう決めていた訳だけど、実際に休肝日に「そういう気分」になるかどうかは別の問題だ。今週も多忙を極めたが、今日は日曜日だし昼からビールでも飲むかあと、カレンダーをめくってこいつが出てきたときの悲哀。その場ではグッと気持ちを鎮めることができたが、結局夜は普通にビール飲んでしまった。

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カレンダーの小道具に使おうとして余っていた135ml缶。すいすい缶が空くのですごい酒豪になったみたいで面白いです
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12/14 ヒューガルデン・ホワイト(ヒューガルデン)、12/15 ハートランドビール(キリン)

14日はこの企画が始まって以来、初めてカレンダーを開けるのを忘れた。正確には遅い晩飯をすませたあとに思い出したのだけど、早く寝たくて翌日に2本飲むことにさせてもらった。年末の忙しさによって、次第にアドベントカレンダーの進行に狂いが生じてきた格好だ。

 

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しばらく冷蔵庫を実効支配していたカレンダーだが、次第に先住民たちと共存の道を歩み始めた。おれの食生活は豊かさを取り戻しつつある

 

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12/16 リポビタンfeel(大正製薬)。本当は12月の折り返し地点という意味合いでこの日に入れていたのだけど

この日。全国的にぐっと気温が下がり、本格的な冬到来。会社からの帰り道、しっかり着込んだつもりでもゾクゾクと寒さが感ぜられ、これはカゼをひきかねんと思いながら家に逃げ転がったらこいつが入っていて助かった。よし、ふたたびおれとカレンダーの歯車が噛み合ってきたぞ。

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12/17  セゾン(マルカ)。今年はこんな記事も書いたのだった。お世話になりました
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12/18 ウコンの力(ハウスウェルネスフーズ)。この日はオンラインの忘年会が予定されていたので。結局これ飲み会の前と後、どっちに飲むのがいいんだ

師走の日々は足早に過ぎ去っていくよ。年末年始を迎えるにあたってのタスクは山積みのまま。まだふるさと納税も済ませていないしカレンダーや手帳のたぐいも買っていない。もちろん大掃除や年賀状が済んでいるはずもない。来年初めはスーパーもやっていないと聞く。少しずつ買い置きを進めておかねば。

12/24を楽しみにするどころではないけど、それでも容赦なくフィナーレは近づいてくる。

クリスマスエールを楽しもう

ここまでお付き合いいただいたおれのアドベントカレンダーは、休肝日だ忘年会だ年末進行だと、クリスマスのお楽しみ成分が希薄でした。そこで最終週は、駆け込みでクリスマス感を出していきますのでよろしくお願いします。

ビールの世界には、クリスマスエールという種類のものがある。液色は真冬の夜のようにしっとりと暗く、アルコール度数も高い。そしてハーブやスパイスで華やかにアクセントをつけたリッチな味わい。これがクリスマスに向けて特別に醸造される、クリスマスエール。まさにこのアドベントカレンダーにふさわしいビールでしょう。

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12/21カントリーガールかぼちゃエール(ベアードビール)

といいつつ、これはクリスマスエールではないのですが。すみません、かぼちゃを使った珍しいビールを店頭で見つけて、これは12/21の冬至に飲まねばと心に決めていたのです。

 

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12/22  デリリウムクリスマス(ヒューグ)

仕切り直して、こちらが本物のクリスマスエール。サンタ帽をかぶったゾウさんがかわいいのだけど、ピンクのゾウは、酩酊時に現れるといわれる幻覚の象徴。また名前のデリリウムは「精神錯乱」の意味。ゾウさんの笑顔も狂気じみて見えてくる。

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アルコール度数10%がボディブローのように疲れた胃に染み入る
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12/23  トンゲルロークリスマス(ハーヒト)

同じクリスマスエールでも、こちらは少し主張控えめ。柑橘系の香りがふわりと効いて、おいしい。

 

そしていよいよ最終日。

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12/24 セント・ベルナルデュス・クリスマス(セント・ベルナルデュス)

これ以上ないくらいクリスマスらしい雰囲気のビールでフィニッシュ。こちらもアルコール度数10%で、しかもめちゃくちゃいろんな味がする。語彙が飛ぶタイプのうまさだ。なんだこれは。ドライフルーツのみっしりつまったパウンドケーキみたいな…?


 

これにてアドベントカレンダーは無事に完走。つまり子どもであれば、明日はいよいよ待ち望んだクリスマスを迎えることになる。ごちそうにケーキ、プレゼント。喜びは最高潮に達するところだろう。しかしおれにとっての12/25は、締め切りに会議、プレゼンテーションである。しかも忙しさは最高潮。無論、どれも待ち望んでなどいない。

ということでおれは。おれ自身のテンションが本当にブチ上がる日がやってくる日まで。密やかに延長戦を開催することにした。

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12/29が今年の仕事納め。早く来いこい12/29!

ビールが19本。清涼飲料水が4本。指定医薬部外品が1本。これが24日間にわたる働く大人のアドベントカレンダーの内訳。実は最終週あたりから生活ペースと飲酒欲求がだんだん噛み合わなくなってきて、「今日も飲まなきゃならんのか…」もいう気持ちがもたげる瞬間も。

 

どんなに好きなものでもノルマ化されると嫌気が差すという好例である。ビール好きなおれとしては、新たな自分の一面の発見であった。

 

だから来年やるときには、もう少しノンアルコールの比率を多めにしておこうかな。うん。

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