方向音痴を助けてほしい
本当に道に迷いやすくてなんとかしたい。
地下鉄の駅から地上に出ると自分がどこにいるのかわからないし、自信満々に逆方向の道へ進む。
特にここ数年でひどくなった。
デカいイオンの屋上駐車場に車を止めて買い物から戻ったらどこに止めたかわからなくなり本当にさまよったし、妻には将来的に徘徊中年になるのでよろしくと伝えている。
しかし外を出歩くのは好きなのだ。
そうなると、冒頭で書いたように困るのはサイクリングだ。
自転車にはスマホを載せられるようにしているが、走行中に地図アプリをまじまじ見るわけにもいかないし、ナビモードにしていても走っている間に曲がるところを逃したりしている。
そんななか、編集部石川さんから紹介されたのがこれだ。
Beeline Velo2というサイクリング用ナビだ。
前回の光るペダルといい、こんなドンピシャな商品紹介依頼があるのか。
ニーズを満たしまくりなので早速送ってもらうことに。
思いの外すっきりとした見た目だ。
センサーの反応とレスポンスがいい。ハンドルを切ったことがすぐにわかるようになっている。
今回はステムに取り付けたが、ハンドルにも付けられそう。
本体が小さいので、見た目がゴツくならないのが良い。
これで早速ナビをしてもらおう!
行こう、知らない町へ
サイクリングにちょうどいいくらいの範囲で行ったことのない場所を探した結果、新京成線の高根公団駅を目指すことにした。
どこなんだそれは、と思う方が多いかと思うが僕も同じ思いである。
新京成線は松戸から京成津田沼を結ぶ路線だが、その間の駅は住宅地が多く都内へ通勤する人がほとんどという勝手なイメージを持っている。
今後の人生でこれらの駅を目的地とすることが何回あるだろうか。現時点でもまったく知らない駅だし、今後も知らないままだろう。
そこまで距離は離れていないが、身近な冒険だ。
面白いのが、とにかく短い距離で早く着ける「高速ルート」、距離は遠いが自転車で走りやすい「静かなルート」、その中間の「バランスの取れたルート」から選べるということだ。
この辺りはカーナビと違った、自転車用ナビに特化した機能と言えるだろう。
そこは成田街道で交通量も多く、自転車で走るには狭い。なるべく通りたくない道だ。
今回は「バランスの取れたルート」で行くことにした。
白い実線が通るべき道、そして何メートル先で曲がるかが矢印で示されている。
非常にシンプルな画面だ。
シンプルだが、進路ではない道も表示されるのでわかりやすい。削ぎ落としの妙!
走っていて本当に便利だと感じた機能がある。
曲がるポイントを音で教えてくれるのだ。
100メートル手前まで来るとピッと1回鳴り、曲がる直前にピッピッと2回鳴る。
これがまた静かすぎずうるさすぎずちょうどいい音量で鳴るのだ。
なので、音が鳴るまではずっと道なりに走っていればいいのである。
ルート確認のためによそ見をしなくていいし、運転に集中出来る。
方向音痴王国の民としては、今走っている道が合っているのかが本当に不安になるので、そこをBeeline Velo2に任せられるのは安心だ。
などと感動しながら走っているうちに、
あっという間に着いた。ナビで向かう記事なのに道中の様子がほとんどなかったが、正直ナビが快適で運転に集中してしまったのだ。
Beeline Velo2のおかげで精神的にもまったく迷わずに来られた。せっかく来たのでこの町を探検しよう。
記事は次ページもまだ続きますがいったん商品紹介です。