はげます会 先行公開記事(途中から有料) 2021年10月19日

あたたかいチョコパイ、つめたいチョコパイ

「うまいに決まっている」枠と分類される食べ物がある。

食べなくてもわかる、そんなん絶対にうまい、人を逆ギレぎみにするくらいその美味しさに間違いがないたぐいのものだ。

ロッテの「チョコパイ」は、まさにそれだろう。

チョコでパイである。いい加減にしろよと言いたくもなる、チート的食べ物だ。

まず絶対にうまい。安心感があるのだから、さらなるうまいを感じに旅立つのはどうかと考えた。

冷やして温めて、様々な温度でチョコパイを食べる記事です。

※この記事は「デイリーポータルZをはげます会」限定公開記事です。途中まで公開いたします。

1979年東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。Web制作をしたり小さなバーで主に生ビールを出したりしていたが、流れ流れてデイリーポータルZの編集部員に。趣味はEDMとFX。(動画インタビュー)

前の記事:食パンは片面だけトーストすると外はカリっ、中はフワっ

> 個人サイト まばたきをする体 Twitter @eatmorecakes

その前に、プチチョコパイを知っていますか

温度について語りだす前に、今回食べるチョコパイが、いわゆるチョコパイではなく、プチチョコパイであることについてお知らせしておきたい。

プチチョコパイ、みなさんご存知だろうか。

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これです! チョコパイが箱入りなのに対し、プチチョコパイはビニール包装

通常のチョコパイは手のひらサイズの31g。それに対し、プチチョコパイは14.5gと半分以下のサイズだ。

原材料を見ると内容は概ね同じ。チョコパイをそのまま小さくしたのがプチチョコパイと考えて差し支えないと思う。

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様相はチョコパイと同じ

前もって重厚に断りを入れたのには訳がある。

チョコパイが1983年発売のロングセラーなのに対し、プチチョコパイは2019年登場の新商品。もしかして、プチチョコパイをご存じない方もいるかなと思ったのだ。

はじめてプチチョコパイを見た方で、従来のチョコパイを愛する方は、その小ささに、もしかしたら泣いてしまうかもしれない。

ご覧ください。

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手のひらに乗せただけではその小ささが伝わりにくいですかな

 

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お皿に乗せたのでも、皿の大きさがわからないから伝わらないですよね

 

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でも持つと、ほら! 私の手が大きすぎるんじゃないんですよ、プチチョコパイが小さいのです

小ささにショックを感じさせないように前置きした。

私などは少食で、実は以前からチョコパイは少し多いなと思っていた。まったく、不甲斐ないことだが、このプチチョコパイの登場は朗報でもあった。

特に今回は様々な温度で食べ比べてみたいことからプチチョコパイをチョイスいたしましたというご挨拶でした。

さて! ではここから先は、さまざまな温度で(ミニ)チョコパイを食べます。食べ方はこちら。

・常温

・冷蔵庫で冷やす
・冷凍庫で冷やす

・レンジ500Wで10秒弱温める
・全体が溶けるまで焼く
・5分蒸す

あらたなチョコパイとの出会いの旅へいざいざいざ。 

チョコパイは味が濃い:常温

まずは常温のものを。

秋口だがこの日は良い天気で外の気温は高かった。室内の温度計は27℃を差していて、半袖半ズボンでちょうどよいくらい。

チョコパイも出しておくと溶けるかなという気候だった。

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写真では伝わりませんが、確かな常温のチョコパイ

常温、いわゆるいつものチョコパイであるが、こうして正座で対面しじっくり食べるとものすごく味の濃い食べ物であることがわかる。

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ナイフで割るとほろっとする

舌の先と両脇から甘さとチョコレートの苦味のツンとするくらい強い味が入ってくる。

甘いものってめちゃくちゃ甘いと塩分が入っていなくてもちょっとしょっぱさみたいなものを感じませんか。それもある。

食感としてはチョコの層の固さが残っていて歯がしっかり入る。スポンジはほろっと崩れる。

感想としてとにかく改めて「味が濃いなあ!」というのがあった。

常温のチョコパイ:味が濃い

味が減る:冷蔵

続いて冷蔵庫に入れたチョコパイ。5℃の冷蔵庫内に20時間入れた。

持つと冷たい。ただ、冬場のチョコパイだったらこうだろうし、チョコパイはチョコが溶けないように冷蔵庫で保存することもあるからあまり珍妙な感じはしない。

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結構写真でも冷たさ伝わりませんか、伝われ、固い感じ

 食べてみると、最初の舌触りが冷たくて、それが気持ち良い。チョコが固く、噛んで食べる手応えがある。

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固いから切ったときにエッジが出る

そして何より、常温に比べて圧倒的に味が減る。常温は味わわずともあちらから爆音で味がやってきた。が、冷たいとこちらから味を探しに行く、迎えに行く必要がある。

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しっかりとした姿

ただし口内でじんわり溶けると味がみつかって、迎え入れ完了! という達成感があった。

全体として、誕生日にホールのケーキを食べて、食べきれず翌日まで冷蔵する、あの味だ。

冷蔵のチョコパイ:味が減る

味がさらに減る、とても固い:冷凍庫保管

私の家の冷凍庫は-15℃くらいまでしか冷えない。凝固点まで冷やしきれず、20時間入れたがチョコパイは凍らなかった。みなさまのお宅におかれましても同様かなと思われ、これ以上冷たさの追求はしない。

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冷たいチョコパイは静かだ

冷蔵するより冷えはした。チョコが一層固くなり、歯で噛むときに「バリーン!」と割るような感覚がある。中は食感も味わいもおおむね冷蔵バージョンと同じだった。

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冷蔵以上にチョコの層のエッジが立っているように見える

冷凍庫に入れたチョコパイ:固てえ

チョコパイを冷やす良さは、手に持ったときのなにしろチョコの溶けなさだなというのは感じた。味がどうというよりもものとしての取り扱いが楽になる。

なお、スイーツ凍らせ道についてはこちらの記事もどうぞ!

柔らかさという味:レンジ10秒弱

かつて私は、なんでもレンジでチンする会という組織の一員であった。

その名の通りなんでもレンジで温め、食べ物の変容と味わいを探る会だ。チョコパイもそこで温めたことがあった。その動画がこちらです。

 

動画では500W15秒あたためた結果を「この世のものとは思えないほど柔らかくなる」としている。

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でろん

プチチョコパイで再現するにあたり、時間を15秒から10秒弱にしてみた。で、これがやっぱりほんっとうに柔らかい。口のなかで、「溶ける」のではなく、良い意味で「崩壊」する。

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煮物感が出た

柔らかさという、これは味わいの一種だなと思わされる。

常温時に爆音でやってきた味がさらにその物量を増してこちらに向かってくる。風量も風速も常温よりぐっと強い。

特に洋酒の味わいにおいて増した感覚があった。

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スポンジもクリームもやわらかい

レンジ15秒のチョコパイ:崩れる柔らかさ、洋酒際立つ迫力の味

 

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