ちょっと聞いてよ 2023年2月4日

社長が右腕の婚礼に贈る用?高級ご祝儀袋のある世界

よのなかのものはおおむね「ピンキリ」だ。こだわりがあって日常的に上等なものを買う考え方もあろうとは思うけど、私はどちらかというと様々をできるだけ安く買いたいと思っている。

それで思えばあまり、高級の側の景色を知らないのだ。

5千円近くするご祝儀袋があるらしい。えっ、5千円入れるんじゃなくて、袋が5千円なの……!?(編集:古賀及子)

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日本橋の名店「榛原」で見つけた!

高級なご祝儀袋は、ライターの小堺さんが日本橋で見つけてきてくれた。

和紙や和紙製品を日本橋で200年商っているというお店「榛原」にあったという。

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店構えのスタイリッシュとクラシックと静謐よ
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迫力!!!

撮影の申し出にも快く応じていただけたそうで、名店の余裕がすごい。

いったいいくらするのか……そしていくらくらい包むものなのか……今回はぜひ読みながら驚いてください。

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おもな登場人物はライター小堺さん(左)と編集部の古賀、撮影はいつもの西垣ディレクターです。
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個人じゃ買えないご祝儀袋

小堺:
ご祝儀袋、こういう企画とはいえ高級品としてちょっとガチすぎましたかね……。

古賀:
確かになかなか買わないものだよね。普通に生きていたら一生買わないかも。

小堺:
うん。個人じゃ買えないよね。業務の恩人に贈るとか。

古賀:
いや、ほんと。背筋を正して拝見しましょう、

小堺:
とりあえず、いつものやつから。これがいつものご祝儀袋だよね。

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一般的なやつ

古賀:
ですね。というか、小堺さんこれ拾ったらしいじゃない。

西垣:
え? 拾った?いらない情報だ(笑)。

小堺:
まちなかに「ご自由にお持ちください」っていろいろ出てることがあるじゃないですか。そこにあって。使えるかな~と思って。

古賀:
誰かの快気祝いでもあったらね、あると助かるよね。

小堺:
ただよく考えたら拾った袋にお祝い包むのも失礼かなとは思ったんだけど。

古賀:
とはいえ封筒ですから。普通に封筒として使うのもおしゃれかもしれない。

小堺:
こういう普通のご祝儀袋だったら100均で売ってますよね。

古賀:
だよね、100円ショップでもちょっとは豪華なやつとか売ってるよ。そこを高級に、というんだから奮えるなあ。

ナポレオンの時代に創業

小堺:
はい、じゃあ出しちゃいますよ、今回のは日本橋の和紙「榛原(はいばら)」さんで見つけました。

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包装紙がかっこいい!

古賀:
おおっ。包み紙がもうかっこいいなあ。何屋さん?

小堺:
和紙とか和紙製品の店だって。創業1806年。

古賀:
1806年……。どういう時代だろうと思ってwikipediaみたらナポレオンがいろんなことをしてるっぽかった。

小堺:
日本は将軍が11代の徳川家斉のころだって。15代将軍のなかで一番ながかった人ですね。……では出しますよ。

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スッ

 

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おおお!?

古賀:
すごい、これは……高級品の胸を借りて言わせてもらうとまあまあツッコミどころあるよ。だってこれ、何???

小堺:
モチーフは「桐の花」らしいんですよ。

ご祝儀袋が4950円だったときの顔

古賀:
桐……! 植物としての桐を考えたことがまずなかったな!

小堺:
松、竹、梅、桐、菊ってあって。値段の違いじゃなくって、同価格で5種類ある。水引がそれぞれの形に編んであるの。

古賀:
へ~! あっ、いま値段が見えてしまった!!!! よ、4950円?

西垣:
「ご祝儀袋が高額だったときの顔」になってますね

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独特の顔

小堺:
はは!

古賀:
えっ、本当にこれ4950円するの? 中に4950円入れる専用のご祝儀袋ですよというんじゃなくて?

小堺:
ちがうよちがうよ(笑)。ご祝儀袋が4950円。檀紙っていうコウゾって植物を使って作った良い紙を使っているそうだよ。

古賀:
身に余るな……。茶目っ気で恐縮ながら言わせてもらうとさ……どっちかって言うと4950円が欲しいよね。

小堺:
わかる!

古賀:
このご祝儀袋に5万円入れるんだったら、普通のご祝儀袋に54950円入れてほしい……とそう思ってしまう。

小堺:
そう思っちゃうね。

古賀:
思っちゃうけど……でもそういうことじゃないんだろうよね。心意気だよね

ご祝儀袋を飾ろうという発想 

古賀:
これさ、飾ったらいいんじゃないかね? 家に。

小堺:
そうだよね、ご祝儀としてもらったあとに捨てられないよ。

古賀:
ちょっと触っていい? 軽い!思いのほか軽い。やはり良い和紙は軽いんだな。あと感想としては……ここが……絶妙にチータラっぽいね

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何を言い出すかの時間

小堺:
ぽい!

古賀:
こんなにチータラっぽくできるものなんだなあ。

小堺:
チータラっぽくしよう! と思ってしてるわけじゃないと思うけどね……。

いくら入れるためのご祝儀袋なのか 

古賀:
知らない世界だよね、よほどのことだよね。このレベルのご祝儀袋を使うなんて。

小堺:
ちなみにさ、このご祝儀袋、いくらいれると思う?

古賀:
そうだね……3千円ってわけにいかないよね。

小堺:
いきませんよ! ちょっとじゃあ当ててください。お店の方に聞いてきたから。

古賀:
「皆さんいくらくらいお入れになるんですか?」って聞いたんだ。さすが。

小堺:
いくらでしょうか?

古賀:
ちょっと待って、20万じゃ少ない? でも20万円以上入ってたらびっくりしちゃうよね? えっ50万円ももらっちゃった! って。

小堺:
どうでしょうかね、どうでしょうかね。

古賀:
婚礼のご祝儀ですよね。主賓も主賓で、会社の社長なのよね私が。で部下っていうより、右腕的な人が結婚するとして……。

小堺:
なるほど

古賀:
会社の事業もうまくいっている。それもひとえにこの右腕の方のおかげに他ならない。

小堺:
いいね。

古賀:
いま乗りにのっている古賀株式会社……

小堺:
株式会社古賀じゃなくて古賀株式会社にしたんだ、後株だ。

古賀:
古賀株式会社社長が出すご祝儀……その金額は……

小堺:
さあさあ。

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う~~~~~~~~~ん

古賀:
……ぜんぜん想像つかない!

小堺:
あはは!

西垣:
古賀株式会社まで調子よく想像してたのに(笑)。

古賀:
うーんじゃあもうあてずっぽう。25万!

小堺:
ファイナルアンサー?

古賀:
27万は多い気がすんのよ。25万! ファイナルアンサー!

小堺:
私が店員さんに聞いたところでは、2~30万と言ってました。当たってるよ!

古賀:
おおお。

小堺:
でもあとでネットショップ見たら、50~200万円とも書いてあった。最大200万円入るって。

古賀:
通貨単位が違う国なの話なのかな。

小堺:
給料をこれで渡すのはどうだろうね。

西垣:
古賀株式会社の給料袋はこれですね。

古賀:
毎月使いまわそう。3年は使おう。

小堺:
月謝袋みたいにね!

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そういう福利厚生です

動画でもどうぞ! 

 

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