特集 2023年6月10日

ほぼない!元ファミっ子あるある

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ホームランをポコポコ打つ大谷選手。WBC時にも、軽々スタンドに運ぶ打ちっぷりに、ツイートでもたぶん共感されたが、

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この打ちっぷりを見ると、ファミっ子はとあるムーブを思い出すのであった。それが「燃えプロ」のホーナー。

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当時「燃えろ!プロ野球」という中途半端にリアルな野球ゲームがあり、当時活躍してる選手が、写実的に操作できるのが売りであった。で、当時ヤクルトに、デビュー4試合でホームラン6本打つような

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異常打力外国人助っ人・ホーナーという選手(いいメガネ男性)がおり、その選手も「燃えプロ」に登場。そして、中途半端にリアルゆえ、その打力が具現化された結果、

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バントでバットを出しただけで、ホームランになってしまったのであった。チートには敵わない、と人生の無情を学んだ瞬間でもあった。

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ファミコンには、当時は最先端の機能として

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マイクも付いていた。この2コントローラーの

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ボツボツっとしたところに、声を出すと、音声として入力されるのである。ファミっ子(プロ級)においては「バンゲリングベイ」というゲームにて

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その真髄を満喫したものであるが、その斬新なマイク体験にはさぞ興奮したものであった。ただ一方、ファミっ子にとって人生で初めて出会ったマイクがこれなため、その後の人生において、

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例えばWEB会議での「マイク」等においてマイクと接した際には、ついこのマイクがよぎってしまうのであった! 

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ファミコンのは独特だったことを知っておこう。

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ゲームを通して、人は様々なことを学べるが、ときとして、やや誤った先入観を身につけてしまうことも。それは歴史的事件においてもあてはまり、

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例えば日本史の授業で、農民たちが起こした反乱である「一揆」を学ぶことがあるが、ファミっ子が抱いてしまっている「一揆」のイメージがこれである。

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「いっき」。おもしろおかしいアクションゲームの名作だが、おかげで一揆というものはこんなコミカルな世界観で起きたものかと、思ってしまうのであった。先入観には縛られず真実を見据えていこう。

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最近ヒザが痛い。

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 歩く際にもサポーターや湿布をよく貼っている。そしていまや

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グルコサミンを飲んでいる。身体のこの弱り具合、スペランカーのそれだ。

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スペランカーとは、ちょっとした段差を降りただけで死を迎えるという、ゲーム史に残る弱さを誇る主人公のゲームである。

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その脆弱さで、ファミっ子を震撼させたアイツだが、ファミっ子たちも今や高齢化によって、体のどこかしらが痛く、自らがどんどんスペランカーに向かっていくのであった。そんな人生も愛しましょう。


 

はい、以上いかがでしたでしょうか、今週の「初心に返ろう」。みなさんも初心を忘れないようにしましょう。

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ファミっ子に憧れる犬。

 

 

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