憧れのチョウザメ!
世界三大珍味というものがある。トリュフ、フォアグラ、キャビアだ。普通に生活していたら、なかなか食べるものではない。今日の夕食はフォアグラよ、明日の朝食はトリュフよ、と言われた記憶はないし、言った記憶もない。
私はトリュフとフォアグラを食べたことがある。どのタイミングで食べたかは思い出せないのだけれど、食べたことは記憶している。ただ一つ、食べたことがないのがキャビアなのだ。いつか食べたいと思っていた。
キャビアを食べたいと思っていたけれど、やがてチョウザメも食べたいと思うようになった。ユニクロに買い物に来たけれど、無印良品も見てみるか、のような感じだ。キャビアも食べたいけれど、チョウザメ自体も食べたいのだ。
チョウザメへの憧れなのか、いつだったか、北海道の「標津サーモン科学館」に行ったこともある。サーモンと名前がついている施設だけれど、チョウザメの展示もあり、さらにチョウザメに指パクしてもらう、というものまであった。
噛まれる感覚は赤ちゃんと一緒、と説明にあった。その通りで痛いということは全くない。なぜならチョウザメには歯がないからだ。サメには歯があるけれど、チョウザメとサメはもう全く違うので歯もないのだ。ちなみに指パクしてもらうと達成感があった。
指パクの機会は得たけれど、食べるという機会には恵まれなかった。チョウザメを食べに北海道の「美深町」に行ったこともある。「びふか温泉」のレストランで食べることができるのだけれど、私が訪れた時は休業中で宿泊客以外は食べることができなかった。
チョウザメを食べたい願望は日に日に大きくなった。しばらく会わなかった知人の子供に会った時くらい大きくなっていた。知人の子供は久しぶりに会うと、本当に大きくなっていて驚く。



