特集 2023年4月15日

「その服どこで買ったの?」「道端で拾ったの」~ベルリンの暮らしとドイツのごはん

こんにちは、編集部 石川です。

毎月1回、当サイトのライターに専門分野や得意分野の話を聞いています。今回は、ベルリン在住のほりべのぞみさん。

ベルリンでの暮らしや、ドイツの食べ物について聞きました。「ご自由にお持ちください」がめちゃめちゃに充実しているそうです。

インターネットにラブとコメディを振りまく、たのしいよみものサイトです。

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ベルリン在住ほりべのぞみ
1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。

ポテトサラダはドイツ人のソウルフード

石川:ポテトサラダはドイツの文化遺産」という記事がありましたよね。

ほりべ:ほんとにドイツ人のソウルフードみたいな立ち位置なんですよ。国内でも地域によってマヨネーズ派とかビネガー派、お酢で作る派とかすごく分かれていて、本当に奥深くてびっくりしました。

石川:地域差あるのはお雑煮みたいですよね。

ほりべ:あ〜そうですね。みんなポテトサラダに主張を持ってますよ。絶対お酢が入らないとポテトサラダじゃないとか。

石川:日本人の感覚だと、そもそもマヨネーズじゃない味付けが存在するのが驚きですよね。お酢派!?って。

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南ドイツ風のお酢ベースのポテトサラダ(「マヨ派 or お酢派?ドイツ国内のポテトサラダのレシピ調査」より)

ほりべ:芋の形もいろいろですよ。潰さないでスライスして入れるとか。

石川:そこまでいくと、違う料理みたいですね。それも地域差ですか?

ほりべ:どうだろう。地域で言えるのは、北の方はマヨネーズが多くて、南の方はお酢系が多いかなぐらいでしたね。
もともと地域差で土地土地のポテトサラダがあったということかもしれないですけど、今は人がいろんなところに移動してごっちゃになってるから。

石川:シャッフルされちゃったんだ。

ほりべ:若者のポテトサラダ離れっていう話もありますよ。あんまり食べないとか、家で作らないとか。

石川:へー、おもしろい。でも作らないのはわかるな。買うと安いわりに作るとめんどくさくないですか。

ほりべ:めんどくさいです。だって、芋を全部茹でて、全部むいて切って…。

石川:同じおふくろの味でも、味噌汁は簡単じゃないですか。出汁とって味噌溶かすだ。それに比べるとドイツのおふくろの味は手間が多いなと思って。

ほりべ:芋の皮むくのはめんどくさいですよね。

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一方、冷遇されるサツマイモ

ほりべ:ジャガイモがスーパーで3つのカテゴリに分かれてるんです。型崩れしやすいのとか、しにくいのとか。芋にシビアな文化だなって。

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スーパーのジャガイモ売り場に立つほりべさん(「ポテトサラダは「ドイツの文化遺産」」より)

石川:芋にシビアな(笑)。変わった芋とかあるんですか?

ほりべ:切ると中身が青い芋を最近買いました。日本でもあります?青紫色の。

石川:聞いたことないです。ヨウ素液を垂らす実験みたい。

ほりべ:けっこう深い青でしたよ。今度それでポテトサラダ作ってみようかなと思っています。

石川:じゃがいも以外の芋はどうなんですか?さつま芋、里芋、山芋とか。

ほりべ:見かけないですね。アジア系のスーパーに行ったらあるかも。普通のスーパーでは芋の棚は何mもガーーっと並んでるのに、さつま芋は1種類です。

石川:じゃがいも一強なんですね。

ほりべ:数少ないさつま芋も、どっちかというとポテトフライにするような感じの、甘くないあっさりとしたさつま芋です。オレンジ色の。

石川:ジャガイモのバリエーションって感じの扱いですね。ほくほくの焼き芋を食べさせてあげたい…!

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