生放送「記事の森」やってます
この対談は、先日放送したトーク配信『樹液でも飲みながらライターに専門分野の話をきく「記事の森」』から抜粋したものです。番組ではこの2倍くらいしゃべってますので、対談をお楽しみいただけた方はぜひアーカイブをどうぞ。
次回は、5月前半に配信予定です!ぜひチャンネル登録をお願いします!
ほりべ:ベルリン周辺のエリアってドイツでもいちばん湖が多いんですね。小さいものから大きいものまで湖だらけなんです。夏の娯楽といえば湖一択って言っていいぐらい。
石川:公園みたいな感覚で湖がある?
ほりべ:そうですね。ほんとにそんな感じです。代々木公園に中くらいの湖があって、夏になるとそこがビーチになって、みんなが行く、みたいな。
石川:ベルリンって水辺の街なんですね。
ほりべ:川は汚いけど、湖はキレイ。
石川:いくつぐらいあるんですか?
ほりべ:50くらいかな、小さいものから大きいものまで数えるとけっこうな数です。ほとんど泳げる水質の湖だったと思います。
市内の湖だとそんなに大きいものがなくて、石神井公園の池くらい。ちょっと足伸ばして車で1時間ぐらい行くと、エメラルドグリーンのきれいな湖や、向こう岸が見えないような大きい湖もあります。
石川:市内のちっちゃい、「池かな?」みたいなところでも人は泳いでます?
ほりべ:泳いでます。自然が好きなのかな。プールより森、湖ですね。
石川:森っていうレジャーもある?
ほりべ:はい。秋のきのこ狩りとか夏のハーブ狩りとか、普通に若い人もやってますね。
石川:ドイツって平らなんですか?
ほりべ:地域によりますけど、ベルリン辺りは平らです。山がないので森があります。
石川:日本で森っていうとイコール山じゃないですか。高尾山に登りに行くようなイメージですけど、平らな森があるんですね。ベルリンは。
ほりべ:ベルリン郊外は本当に平らで、歩くのも自転車もすごくラクです。平たいところをずっと歩くのがハイキング。
石川:地形がレジャーに影響してるんですねー。
ほりべ:週末はフリーマーケットがすごく多くて、巡るのが趣味って人も多いです。骨董品からガラクタまでほんとに楽しめます。
石川:どういう場所であるんですか?
ほりべ:市庁前とか、公共の公園の中の一角にあったりとか。私もいらないもの増えてきたなと思うと売りに行きます。テーブルを借りるのに日本円で5000円くらい。たくさん持っていくと売れて2〜3万円になったりして。小金を稼いで、部屋もすっきりするし楽しいです。
石川:ヨーロッパのリサイクル精神の強さを感じますね。
ほりべ:たしかに。フリーマーケットに行かなくても、市内を歩いていると「ご自由にお持ちください」の箱がそこら中にあるんですね。家具も落ちてるので、週末に箱を転々とするだけでアパートひとつできちゃいそうみたいな。
石川:でかいものもあるんですね。
ほりべ:はい。私たちもいらないものがあると、とりあえず外に出しておくとだいたいなくなります。ただ逆に引っ越し中とかで家具を目を離して外に置いておくと誰かが持ってっちゃったりとか。
石川:あはは、それはいいのか悪いのかわからないですね。
ほりべ:引っ越し中の人が「待って!それ私の!」って言ってるところを見たことがあります。
石川:たいへんだ。今まで拾った良いものってあります?
ほりべ:カルバンクラインの靴です。お金持ちが住んでるエリアの「ご自由にお持ちください」は質が良くて、デザイナーのものが入ってたりして。
石川:それ、干してあっただけじゃないんですか?
ほりべ:違いますよ!あと服とかも箱に入ってボーンと。最初そういうのを見る勇気がなかったんですけど、友人にその服どこで買ったのって聞いたら「道端で拾ったの」って言われて、じゃあ私も見てみようって。気にしなければ、けっこういいものが見つかります。
石川:お金持ちの家を結んだ巡回ルートを作っておいて、毎週回ると良さそうですね。
ほりべ:いいかもしれませんね。
石川:ぜひツアーを組んでいただきたいです。
この対談は、先日放送したトーク配信『樹液でも飲みながらライターに専門分野の話をきく「記事の森」』から抜粋したものです。番組ではこの2倍くらいしゃべってますので、対談をお楽しみいただけた方はぜひアーカイブをどうぞ。
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