薄着が好きです
僕は以前から薄着が好きで、基本的に一年中Tシャツでいることが多い。
厚着をすると暖かいのはわかる。だけど重いし動きにくくなるだろう。それが嫌なのだ。重ね着は2枚(Tシャツ+ジャケット)が基本で、3枚(Tシャツ+セーター+ジャケット)重ねるともう限界である。
ダウンジャケットなんかも持ってはいるが、緊急時に着るくらいだ。
といったわけで、僕はまだヒートテックというものを体験したことがない。
体験しないままにどんどん性能が上がっているらしく、新しいヒートテックは良い、なんて話を聞くのだけれど、そもそも着たことがないので改良点がわからないのである。
断っておきたいのだが、僕が薄着でいるのは寒さを感じないからでも南国に住んでいるからでもない。薄着で外に出るとちゃんと寒いし、へたすると風邪もひく。でも動きにくい厚着をするくらいならギリギリまで寒さをこらえる方を選びたい、というだけのことなのである。
薄着でいるコツ
僕が実践している、冬でも薄着でいるためのコツをいくつか紹介したい。
まずは手袋である。手を温めるだけで体感的に冬至を半月ほど遅らせることができる。
それから体を動かすこと。
僕は外に出るときには基本的に走っているか速足で歩いているか自転車に乗っているかなので、だいたいいつも汗ばんでいる。立ち止まるから寒いのである。
それから帽子も大切だ。体温というのは頭から奪われる。ニット帽をかぶると、さっき手袋で半月遅らせた冬至をさらに半月、合計一ヶ月ほど遅らせることができる。
というわけで僕は今日も薄着である。
もうお前いいから帰れよ、とお思いだろう。しかしまだここからが本番なので勇気をもってその上着を脱いでほしい。
薄着で厚木に行く
われわれ薄着好きにとって宿命の地と言える場所がある。
厚木である。
神奈川県厚木市。いかにも地域ぐるみで厚着していそうではないか。確かめるため、いつものように薄着で自転車に乗ってやってきた。