エンディング
胴体があればマンになることがわかりましたが、乗せるものによってさん・くん・ちゃんになることも発見でした。
今度からアンパンマン見るのが楽しみです。何がどの敬称か、ワクワクする。
私は毎週金曜日、それいけ!アンパンマンを視聴しています。
アンパンマンは、顔があんぱんのヒーローです。食べ物ではない顔のキャラクターもいますが、登場キャラの大半は顔が食べ物でできています。
それなら、胴体だけ作って色々乗せたら、何でもマンになるのではないでしょうか。
文字だけだとわかりにくかったと思います。わかりやすく絵で説明しますね♪
こんな夢のような話が現実になるのでしょうか。しましょう。自分の手で。
立体物は作ったことがありません。はじめてです。ノウハウなどありません。
不安半分、パンをマンにすることへの期待半分で「何かいいものはないか?」と、考えながら東急ハンズをウロウロしていると、あったあった。
石塑は『せきそ』と読み、石の粉からできている粘土です。出来上がりが陶器のようになる。と説明が書いてあったので「これだ!」と買ってきました。
胴体を作ります。
胴体が形になったら乾かします。3日間。このあとの工程を書きますと…
大体1週間で胴体が完成します。
大1体、小2体!
マントの結び目やベルトの色塗りが細かくて大変でした。
かわいいかな。と思ってロンパースにしました。思惑通り、かわいいです。
大きいほうは陶器っぽさを残したかったのでツヤなしニスを、小さい方は、ぷっくり感が出たほうがかわいいと思ったのでツヤだしニスで塗りました。
胴体ができたので頭を乗せます。
思った以上にパンがマンになりました。
この調子で色々乗せていきましょう。
頭が食材のマンには、おかずカップをおいて食材と接触しないようにしています。
大体の食材はマンになることがわかりました。
そして、アンパンマンを見ていていつも疑問だったしょくぱんまん。しょくぱんまんは何枚切り?横顔は実際どうなるの?食パンを乗せてみます。
胴体の大きさと私の好物の関係で小さいレーズンくるみ食パンを乗せてみました。
しょくぱんまんは体が薄いか、食パンが分厚い(厚切り)ということがわかりました。食パン、バランスをとるのが少し難しかったです。しょくぱんまん、風の強い日は大変なのでは…。
しょくぱんまんの謎を解明できて満足したので食材以外を乗せていきます。
冒頭で『食べ物ではない顔のキャラクターもいます。』と紹介しましたが、その子たちはマンではなく、くん・さん・ちゃんになりがちです。(てっかのマキちゃん(鉄火巻き)・チェロヒキーさん(チェロ)など)
敬称を考えながら部屋にあるものを乗せました。
敬称を考えながら身近にあるものを乗せていきます。フェイスパウダーなら、使用者は大人なので『さん』。PSPはゲームでわんぱくなイメージなので『くん』。世の中の人がそのものに抱いているであろうイメージを敬称に込めました。
去年一昨年あたりに流行ったタピオカの敬称は多分『ちゃん』でしょう。
そして敬称がつかないキャラもいるのです。それは、巨大キャラ。
アンパンマンに出てくる巨大キャラクターは、アンコラ・だだんだんなど基本的に呼び捨てです。キャラメルコーンはそのままキャラメルコーンではないだろうか。
胴体があればマンになることがわかりましたが、乗せるものによってさん・くん・ちゃんになることも発見でした。
今度からアンパンマン見るのが楽しみです。何がどの敬称か、ワクワクする。
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