特集 2026年10月22日

不思議な動きをする赤ちゃんのおもちゃを分解し仕組みを調べる

100円ショップで買った赤ちゃんのおもちゃがシンプルながら複雑な動きをする。いったい中身はどうなっているんだろう。予想を立ててから分解してみた。

1992年三重生まれ、会社員。ゆるくまじめに過ごしています。ものすごく暇なときにへんな曲とへんなゲームを作ります。

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無限もぐらたたき

気になっているのは100円ショップで買った無限もぐらたたき。5匹のうち1匹のもぐらが飛び出しており、そのもぐらを押し込むと別のもぐらが飛び出す。

なんてことない100円のおもちゃである。しかしよく考えるとこれはすごいことだ。次に飛び出すもぐらが想像つかないのである。

何回も押してみたが特に周期があるような気がしない。次に飛び出すもぐらはランダムに決まるようにみえる。こんな小さな機械でランダムを表現できるのってすごくない?

もぐらが飛び出した順に記録したが、20回以上記録しても法則は見つからなかった。
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ランダムを表現するのは難しい

ランダムとは、規則性や法則がなく予測ができない状態である。シンプルな装置でランダムを表現するのは意外と難しい。なぜなら、シンプルな装置でよく使われる歯車は回し続けるとやがて元の状態にもどり、パターンが発生してしまうからだ。それでは「規則性や法則がなく予測ができない状態」とは言えない。

なのに、目の前のもぐらはランダムに飛び出しているように見える。かわいい顔してどうなってるんだ。もぐら。
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ギミックを予想してみる

この中にすごいギミックがあるに違いない。さっそく分解して確かめたいところだが、まずは落ち着いて予想してみようではないか。何でもすぐ答えに飛びつくのではなく、自分の頭でじっくり考えたほうが面白い。

予想① ボール方式

まず思いついた予想はボールを使ったギミックだ。 

装置の中に1個だけボールがあり、もぐらの下に入り込むとそのもぐらが飛び出したように見える。そしてもぐらを押すとボールが円環状の溝にそって勢いよく回り、また別のもぐらの下に入り込む。
実際にはもぐらの下に浅い穴があってそこにボールがハマっており、斜めになった底が球を横方向に押し出すんじゃないですかね?

しかし、もしこのギミックが採用されているとしたら、装置を縦にしてもぐらを押すと重力で常にボールが下に行くので、常に下のもぐらが飛び出すはずである。

しかし、実際には装置の向きを変えてももぐらはランダムに飛び出す。はずれだ。

予想② ちくわ方式

ボールではなく、ちくわのようなものがリングに刺さっていたらどうだろう。

摩擦が大きいので、重力の影響を受けないことの説明がつく。
斜めになった底がちくわを横に押し出すはず!わかんないけど!
予想③ シーソー方式

5匹のもぐらがシーソーのようにつながっていて、もぐらを押すと別のもぐらが持ち上がる。

赤を押すと黄色が上がる。シーソーによって。

でもこの方式だとランダム性を表現できないし、ずっと同じペアで交互に飛び出すことになっちゃうな。苦しいなぁ。そこはなんかいい感じの仕掛けがあるのか?知らんけど。

予想④ バネ方式

実は、押すときにバネっぽい反動を感じる。バネが使われているかも。

飛び出しているもぐらを押し込むと中央の部品にかかる張力のパワーバランスが変わり、微妙な力加減の差によって別のもぐらのバネに力が伝播して飛び出す。

正直に言って、自分でも何を言っているのかよくわからない。苦手科目のテストでてきとうに穴埋め問題を埋めていた学生時代を思い出した。理解が至っていない自覚はある。勘弁してくれ!

小難しい話を続けてしまったので、先日浜離宮で撮影したおだやかな写真を載せておきます。

⏩ いよいよ分解する

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