まったく何もわからなくてもなんか作れるのすげえな
西村:1年くらいまえ、三土さんに「AIでアプリ作れるんですよ」って教えてもらったことがあって。ブロック崩しだったかな? 三土さんがノートパソコンで、AIに命令したら、ものの数分でできましたって、見せてくれたことがあって。
三土:はい、ありましたね。
西村:すごいなぁって思ってたんですけど、今年に入ってClaudeってやつがすごいぞって聞いて、なんか適当に言ったら色々作れるので、それでどんどん作ってるうちに、30種類ぐらい、作っちゃったんですよ。
三土:多産してますね。
西村:調子にのっていろいろ作ってたら見境なくなってきて……。プログラミングといえば三土さんですし、そもそも、そういうことできるって教えてくれたのも三土さんなんで、ちょっといろいろみてもらおうと思って……。
三土:はい。
西村:まずはなんですけど。まえ、ほりくんとか、べつやくさんが記事で「地名がついた建物の名前を地図上にマッピングする」っていうのやってたと思うんですけど。そういうの作れる? って、軽い気持ちでAIに頼んだらあっちゅうまに作ってくれて。で、作ったんですよ。
建物名に含まれる地名を地図上に表示するアプリ。たとえば「田園調布」とその地名が名前に入っている建物がどのあたりに分布しているかが分かる。
三土:ああなるほど。
西村:これ、使い方どうだったっけな?
三土:作った本人が、使い方がわからなくなっちゃった?
林:思い入れがないアプリ?
西村:いやいやいや、そんなことないですって! 思い入れありますよ!(笑) えーと、最初に中心になる場所を決めて、エリアデータを取得するんですよ。まずは六本木駅を中心に半径10キロぐらいのエリアデータをサーバーから呼び出します。ちょっとこれ時間かかります。
三土:なるほどかわいいですね。
林:これ、データはどこからとってるんですか?
西村:OpenStreetMapのデータですね。
林:あ、地物データ。(建物やスポットの名称などのデータ)
西村:あ、データでました。で、地名をそれぞれ入れて検索すると、パッとこうやって出ると……。
三土:めちゃくちゃいいじゃないですかこれ。
西村:で、地図上の点をクリックすると、それがなにかがわかる。たとえば、郵便局のとかがわかる。
西村:ただこれ、OpenStreetMapのデータなので、あんまり正確でないというのと、あと、数がそんなに多くないというのがあって。
三土:いやでも、めちゃくちゃおもしろいじゃないですか!
林:田園調布、見たいです。どこまで田園調布か。
西村:田園調布ですか。ちょっとまってください。だた、田園調布って試したことあるんですけどOpenStreetMapだと地物データがあまり多くなくて……。
三土:あ、そうなんだ。個人のおうちが多いのかな?
林:でもマンションとかありますよね。
西村:確かにその通りで、集合住宅だったら地名がつくんですけど……。多摩川とかちょっと遠いですけど、洗足とかいれると、こんな感じになるんです。
林:あー、でもソロってますね。田園調布、すごい遠くまでありますね。
西村:これは何だろう。警察署とか消防署ですね。
林:あー、駐在所か。地図好きのツボを心得てますね。
三土:なるほど! これ、民間のマンションとかの場合はその建物の場所にちなんだ地名を使うルールがあるんですけど、公的な警察署とかは、管轄してる警察署が名乗ってる地名がついちゃうから遠くに存在できるという。
西村:へー、そうなんですね。
石川:これ、注意書きのところが、ところどころカタカナになってんのなんでですか?
西村:これ……あのですね。Claudeの応答を全部「有能なインド人が喋ってる風にしてくれ」って設定してあるので、日本語が堪能なインド人風なんですよ……もうしわけないです!
林:指定した言葉遣いが、アプリにまで染み出してしまう(笑)おれも、ChatGPTはもう使わないから、ゴリラって設定にしちゃいましたよ。ChatGPTはゴリラとして答えなさいって。
一同:(笑)
西村:北側は束の千束ですね。多摩川だと川沿いに広がるのがわかる。飛地みたいにある洗足ってなんだろう? ……あー、学校か。(洗足学園)
西村:これ、背景の地図も変えられるんですよ。今昔マップ(明治時代ぐらいからの地図が閲覧できるウェブサイト)とか呼び出して背景に入れられる。
三土:めちゃくちゃ高機能じゃないですか?
林:今昔マップって呼び出せるんだ。地物データは今の?
西村:そうです。地物データは今のまま、背景の地図は昔のやつにできる。ただ、地物データはやっぱりGoogleとかああいうのが一番いいんですけど。お金がかかるんですよね……。センゾクって2つあるから、見比べてみますか。後ろの地図の色をすこし薄くして……。
林:すごくわかりますね、池の周りは洗う足の洗足ですね。
これだけの仕事、プロに頼んだら……
西村:三土さん、もしこういうウェブアプリ作るってなったら、どのぐらい時間かかりそうですか?
三土:2年ぐらいかかるんじゃないですか?
西村:え、そんなにかかります?
三土:AIを使わずにですよね? それ誰かにお金払って作ってくださいって言ったら、数百万とかはかかりそうですね。
西村:そんなになります?
三土:それぐらい覚悟しないといけないだろうし、自分でポチポチ作ろうとおもったら、まあ、1年ぐらいとかかかるんじゃないかなあ。他になにも仕事しなくてこれだけでいいってなっても1ヶ月くらいはかかるんじゃないですかね。
石川:西村さん何日で作ったんですか?
西村:3日とかですかね。なんか、最初に「こういうの作って」っていったらパッとプロトタイプみたいのが出てくるまでだともうほんとすぐですね。10分ぐらいで。 そこから、ここ直して、あそこ直してみたいなのやり取りを3日ぐらい続けるっていう感じで。
三土:幾らのプランなんですか?
西村:いちばん安いやつですよ。月三千円ぐらいのやつだったと思います。


