れんさい企画「小出し記事」 2020年7月30日

ショウリョウバッタの醤油入れを作る その4

生け花用のオアシスで作ったショウリョウバッタが予想外によくできたせいでつい寄り道をしてしまった。さっさと先に進むことにしよう。連載は残り2回しかないのだ。

編集部よりあらすじ
「ショウリョウバッタは捕まえると黒い液体を出す」その思い出をもとに、バッタ型の醤油入れ製作に乗り出したライターこーだい。かたどりのための芯を作ったところで案外「もうできちゃったかも」感が得られてしまった。いやいや、これで終わりじゃない…!

変わった生き物や珍妙な風習など、気がついたら絶えてなくなってしまっていそうなものたちを愛す。アルコールより糖分が好き。

前の記事:ショウリョウバッタの醤油入れを作る その3

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連載企画:小出し記事「ショウリョウバッタの醤油入れを作る」
ライター:こーだい

第一回:ショウリョウバッタは口から黒っぽい汁を出す
第二回:シリコンか粘土でいく
第三回:かたどり用の原型が良い感じすぎる
第四回:石粉粘土のショウリョウバッタ

石粉粘土で形を作る

前回作った芯に粘土を盛りつけて、ショウリョウバッタの形を作っていく。
おそらく一連の作業の最大の難所なので「ふん!」と気合を入れて作業にとりかかった。

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前回作った芯。粘土を盛りつけると二度とこの姿は見られなくなってしまう。切ない。
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石粉粘土。使う前にほんの少し水を足してねっておくと使いやすい。

ショウリョウバッタはかっこいい。
形を作るために写真をあらためて見返してつくづくそう思った。
もしショウリョウバッタを作ったのが人間のデザイナーだったら、その人はグッドデザイン賞かなにかを受賞して作品は著作権でガチガチに保護されただろう。私なんかがマネしたら、一生かかっても払いきれないようなデザイン使用料を請求されるに違いないのだ。
自然物でよかった。

003.jpg
神デザイナーの作品。著作権フリー。
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粘土を盛って、削ってしたところ。最初、前足と中足を再現してみたらごちゃごちゃで収集がつかなくなったので、いろいろ悩んだ挙句に後足以外は省略した。
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本物の顔。よく見ると黒目がある。
006.jpg
そしてこちらの顔。香川照之のカマキリ先生に助手がいたらこんなお面をかぶるだろう。

不安でいっぱいの型取り

粘土が乾いたら、型取りだ。
滅多にやったことがないから、失敗しないか心配なのだが......。
枠の中に固定したバッタの上にシリコンを流し込んで固める。固まったシリコンからバッタをとり出すときに、バッタもシリコンも壊れなければ成功だ。

007.jpg
フルーチェを作ってるみたい。が、型取り用のシリコンとその凝固剤だ。
008.jpg
型枠はレゴブロックで作った。シリコンがもったいないので、できるだけ余白を小さく。

型取りの結果はまた次回。
泣いても笑っても次でおしまい。いよいよ佳境に入りますよ!

連載企画:小出し記事「ショウリョウバッタの醤油入れを作る」
ライター:こーだい

第一回:ショウリョウバッタは口から黒っぽい汁を出す
第二回:シリコンか粘土でいく
第三回:かたどり用の原型が良い感じすぎる
第四回:石粉粘土のショウリョウバッタ
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