特集 2019年7月17日

カラメルいっぱいのプリンが食べたい!という夢を叶える

カラメル!カラメル!カラメルーーーーーー!!!!

私はプリンが好きです。特にカラメルを重視しています。
しかし、健康志向・糖質制限などの理由でカラメルなしの市販プリンが多くなってきたように感じます。最近、食べたプリンにカラメルが入っておらず半日不機嫌になるという事件が2日連続で起きました。2日ぶん足して丸1日不機嫌という計算です。それほどカラメルが大切なんです。私にもプリンにも。

大切なのでカラメルいっぱいの自分の理想のプリンを作りました。幸せになるに違いない。

1987年埼玉生まれの栃木育ち・群馬県在住。
週末は群馬の温泉を巡っています。
漫画やイラストを描いたり、それに付随した講師もたまにしております。(動画インタビュー)

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カラメルいっぱいプリンを見てほしい

「この店のプリンがカラメルいっぱいで最高!」と紹介できたらいいのですが、あいにく私を満足させてくれるカラメルいっぱいのプリンはありません。…作ります。

おかし作りを全くしない人生だったので、紆余曲折の末に出来たカラメルいっぱいプリンです。

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カラメルいっぱいのプリン。

私には嬉しい量のカラメルですが、もしかしたら『プリン部分が少ない!損した!』と思う人もいるかもしれません。
この見た目ではお店で売ってても買わないかもなぁ…。

お皿に出します。器のままでは『損した!』と言われていたプリンも、皿に移すことでカラメルがダイナミックに流れてわくわくするに違いありません!

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一瞬だったのでスローモーションにしました。
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プリンがカラメルどっぷり浸かっておいしそう!

どうでしょうか、カラメルいっぱいプリン。私は胸がときめきでいっぱいです。

お皿に出すときカラメルが波を打って、トップン!と音をだしたのが印象的でした。

作り方

読者のみなさんもカラメルの量に胸がときめきでいっぱいかと思います。作り方を説明するので最後までときめいていてください。

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1枚にまとめてみました。これで作れるはずです。

まずはカラメルを作ります。カラメルいっぱいプリンなので、いつもよりたくさんの砂糖と水を煮詰めてつくります。

割合としては水を多めにします。そうしないとカラメルが固まってしまうからです。

普通のプリンのカラメルは、全体がプリン液に接触しておりプリン液の水分を吸うから固まらないそうです。今回はプリン液に接触しない部分があるので、ここが固まらないようにはじめから水分が多いカラメルをつくります。

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図解。プリンに接触していない部分は水分を吸えずに固まってしまうそうです。
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水の量を普段のレシピより多くしてカラメルを作りました。

そして約20分煮詰めたのがこちら。

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完成です。これ全部カラメルですよ!
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水分多めなのでサラサラのカラメルができました。ときめきのゲージは2ですね。

完成したカラメルを見ながら「こんなにいっぱいのカラメル!いい匂いだし熊の気持ちがわかるなぁ〜」と、でかい独り言をいいました。「熊は、はちみつだろう!」とでかい声でツッコミを自分に入れました。ここまでの登場人物は私一人です。お菓子作りは楽しくて元気になります。

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カラメルを底に入れてプリン液をいれます。卵液は卵1個、砂糖大さじ1.5を混ぜ、牛乳130mlを投入。茶こしで漉して...
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鍋に熱湯を張って蒸して完成です!(あまり変わっていないように見えますが、蒸しあがっています)

いっぱいカラメルをいれたつもりですが、カラメルがサラサラ過ぎてプリン液と混ざってしまいました。
普通ならカラメルの方が重いので混ざっても分離するのですが、このプリンの場合はカラメルを吸い取って終わりました。生きているのでしょうか。

サラサラなカラメルなので、底が固定されずに器の中でプリンがブリンブリン動きます。こぼれないように注意が必要でした。
これではお店で売っても持ち帰るときに絶対こぼれます。クレームが来てしまいそうです。カラメルいっぱいプリンが売られないのはそういうことか…。

食べる前にちょい足し

味はどうでしょうか。少し食べてみると、普通のプリンです。想像通りの味でつまらなかったので…追いカラメルソースをします。
カラメルソースをたくさん作ったからいっぱい入れましょう。

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プリンが崩れて、蓮の葉の形になりました。
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この崩れたプリンの形より「沼プリン」とネーミングしました。ときめきのゲージは3です。

とにかく甘いプリンだ

私のときめきゲージはMAXの3です。いただきます!

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『救出』という言葉が似合うプリン
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「ん………」
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「甘いっ!!甘すぎる!!!!」あまりの甘さに驚いて足を立てたら机にぶつかり、机がカメラの三脚に当たりました。

甘過ぎてときめきゲージは一気に0に。そりゃそうだ。150gの砂糖を濃縮した液体だもの。
プリンの味は一切しません。なぜか喉が焼けるように熱いです。甘いものでも辛いものと同じ現象が起こるんですね。
なんかイライラします。甘すぎるものを食べると腹が立つことがわかりました。

結果

追いカラメルは余計でした。追いカラメルをせずに食べるのがちょうどいい甘さでした。追いカラメルをすると、見た目は幸せを感じられるのでいいのですが…甘すぎました。

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ところで、サラサラカラメル大さじ1を水大さじ5で薄めると、市販のプリンカラメルの甘さに近づきます。カラメルがないプリンにはこれで対応しましょう。
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カラメルがないプリンには薄めたカラメルをかけながら食べるのがベストです。

残ったカラメルは料理に使っています。味に深みが出る気がします。

失敗集

実はプリンを2回失敗しています。なんで失敗したか私にはわからなかったので、お菓子の先生をしている母に工程の写真を送ってみました。写真を見ただけで失敗の原因を教えてくれます。

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1回目は、流行りのマグカップと電子レンジで作れないか考えていました。電子レンジで作れたら手軽で最高だと思ったのです。
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失敗しました。カラメルはプリンが全部吸いました。見た目はアレですが、味はプリンでしたよ。うちの電子レンジは温度調整が苦手なのでマグカッププリンはあきらめました。
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このアドバイスで砂糖と水が同じ分量のカラメルにたどり着きました。
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レシピを読んでいたのですが、私は解釈違いをしていたようです。卵液は目を離した隙に沸騰していました。

全部当たっていたので、よく当たる占いみたいでした。プロってすごい!「とりあえず分量通りに、レシピ通りに一度作ってみなよ」とアドバイスされました。「分量通りだよ!」と返すと「お菓子は分量通りちゃんと計らないと失敗するよ」。

その言葉を聞いて私は自白します「ほぼ…分量通り、ほぼ…レシピ通りです…」私の失敗は抑えられなかったオリジナリティ(雑さ)が原因でした。


何事も適量がいい

「やる前からプリンのカラメルは市販のが適量ってわかってただろう」と夫に言われていました。
私はわかりませんでした。なぜなら私はこれまでの人生ずっと「よく考えればわかるだろう!」と言われて怒られ続けてきたクチで、今回も自分でやらなければわからなかったと思います。好奇心が旺盛なんです。

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お試しで作ったマグカッププリン。何を思ったか黒いマグカップで作ってカラメルの色は見えないし、毒っぽい。

告知です

8月3〜4日に行われるMaker Faire Tokyoに以前作った、腕の中で跳ねるはまちぐるみを持っていきます。

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何回キャッチ&リリースされるかわからないですが、最後までもってくれよ…!はまち!
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