テーマは母の日
今回はJTBとのコラボ企画である。テーマは「母の日」。
母の日はお母さんに感謝する日である。
自分のことはいったん棚に上げ、同僚の古賀さんに感謝させることにした。
母の日はお母さんに感謝する日である。
自分のことはいったん棚に上げ、同僚の古賀さんに感謝させることにした。


古賀さん。

聞くと古賀さん、離れて暮らすお母さんには普段なかなか会いに行かないのだとか。


古賀さんのお母さん。

実家もそんなに遠くないのに会うのは月に1、2度。用がないと会いに行かないらしい。最近した親孝行は?と聞いたところ「温泉に入ってもらった」と言っていたが、それたぶんこの記事だろう。
そんなことでどうする。
古賀さんの親孝行したい気持ちを呼び戻すため、今回の企画につきあってもらうことにした。古賀さんのお母さんのしぐさや口癖を完コピしたロボット(ペッパー)を古賀さんの家に送り込むのだ。未来なめんな。
そんなことでどうする。
古賀さんの親孝行したい気持ちを呼び戻すため、今回の企画につきあってもらうことにした。古賀さんのお母さんのしぐさや口癖を完コピしたロボット(ペッパー)を古賀さんの家に送り込むのだ。未来なめんな。


これはライター小野さんのお義父さんの家にあるペッパー(こちらの記事)。

想像してもらいたい、あなたの家にお母さんを完コピしたロボットがいたら。あのつるんとした白いロボットからお母さんの気配がするのだ。たまらんだろう。僕なら泣く、ロボにすがりついてむせび泣く。
古賀さんにも泣いてもらおうではないか。
古賀さんにも泣いてもらおうではないか。

同僚のお母さんをインタビューする
いつもお世話になっている同僚を泣かすべく、いつにもまして綿密に下準備をした。まず最初に、古賀さんのお母さんご本人の聞き取り調査から始める。


「いつも及子がお世話になっています」「いえ、こちらこそ古賀さんにはいつもお世話になっております」

最初からいきなり同僚の実家に乗り込んだ。なにしろこの企画、まず古賀さんのお母さんの特徴を抽出するところが重要となってくるからしかたがない。古賀さんを通してお母さんのアポ取りをして、まんじゅうを手土産におじゃました。本当にすみません。
しかしいきなりお母さんに「あなたをロボットにコピーさせたいので話を聞かせてほしい」と言ってもたぶんわかってもらえないだろう。なんとなく古賀さんの小さい頃の思い出話をインタビューさせてください、という体で話をうかがった。
しかしいきなりお母さんに「あなたをロボットにコピーさせたいので話を聞かせてほしい」と言ってもたぶんわかってもらえないだろう。なんとなく古賀さんの小さい頃の思い出話をインタビューさせてください、という体で話をうかがった。


インタビューと見せかけて口癖やイントネーションをパクっています。

明るいお母さんで本当によかった。これ、自分の母親でやっていたらどうなっていただろう、と考えると鳥肌が立つ。いやもしかしたら僕以外が行けばうちの親もうまくやるのかもしれないな。
古賀さんのお母さんといえば、なんといっても以前記事でも紹介させてもらった3B体操である。超満員の武道館でも踊ったことのある本格派だ。要素としてこれは外せない。
古賀さんのお母さんといえば、なんといっても以前記事でも紹介させてもらった3B体操である。超満員の武道館でも踊ったことのある本格派だ。要素としてこれは外せない。


3B体操の3Bの一つを担うのがこのボール(残り二つはベルとベルター)。

ペッパーにもこの体操を踊らせるため、お母さんに頼んでさわりの部分だけやってもらった。


なるほどー(と言いながら動画も撮っておいた)。

お母さんの話を通して古賀さんを知ることで、普段仕事でしか会わない古賀さんの「娘」としての顔が見えてくる。
・5人兄弟の長子として、子どもの頃からしっかり者で声が大きかったわね
・そのためか兄弟みんな、なんとなく一目おいていた
・呼称は昔から「チコ」
・あの子はとにかくじっとしていないほどせっかちでしょう
・5人兄弟の長子として、子どもの頃からしっかり者で声が大きかったわね
・そのためか兄弟みんな、なんとなく一目おいていた
・呼称は昔から「チコ」
・あの子はとにかくじっとしていないほどせっかちでしょう


子どものことを語る時の親の顔って、いいんだよなー。

抽出したお母さんの特徴をまとめ、次は実際にペッパーにプログラミングしていく。

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ペッパーをお母さんにする
古賀さんの実家で撮った動画とお母さんのインタビュー結果を持って、秋葉原にあるペッパーのワークスペース、アトリエ秋葉原にやってきた。


もともと学校の教室だった場所が今こんなおしゃれなワークスペースになっている。

アトリエには前にもおじゃましてペッパーを触らせてもらったことがある。ここでは週末を中心に定期的にペッパーで遊べるワークショップを開催しているようなので、興味のある人はチェックしてもらいたい。


それにしてもペッパーだらけだ。

頼りになる助っ人登場
ここでペッパーに古賀さんのお母さんをプログラミングしていくわけだけれど、この作業、残念ながら僕ひとりでは荷が重すぎる。ここはあっさりプロに協力してもらうことにした。アトリエの梅田さんである。


この業界ではパソコンに貼られたシールの数が職位を表します。

梅田さんには前にもここでペッパーについて教えてもらったことがある。ちなみにその時僕が動かしたペッパーがこちら。


がんばってこのレベルだ。この経験を生かして、と言いにくい成果である。
というわけで今回もほぼゼロの状態からペッパーのプログラミングを教えてもらった。
というわけで今回もほぼゼロの状態からペッパーのプログラミングを教えてもらった。


梅田さん(こいつ、前に教えたこと全部忘れやがったな)と思ったに違いない。

そもそもペッパーは特にプログラムとかしなくても勝手にサーバーから情報をダウンロードしてきて、その日のニュースとか天気なんかを小粋なトークに乗せて話すことができる。ほぼ全自動でオッケーなのだ。
しかし今回みたいな特殊なケースの場合には、話や動作を細かくプログラムをすることができるよう、ソフトウェアが公開されている。このソフトも素人にもわかりやすいようにできている。
しかし今回みたいな特殊なケースの場合には、話や動作を細かくプログラムをすることができるよう、ソフトウェアが公開されている。このソフトも素人にもわかりやすいようにできている。


いまのプログラミングはこうやって絵を見ながら直感的にできるのだ。

プログラミングといえば僕も学生の頃、フォートランという原始的なプログラム言語を使って小さな実験器具を動かしていたことがある。あの時は夏休みを全部使ったのに結局最後の日まで動かなくて、教授から卒業させない、と言われ、泣く泣く友だち呼んでカラオケに行ったのを覚えている。
時は流れて20年後である。
時は流れて20年後である。


ほぼあの時と同じだ。

このまま僕がかたつむりみたいにのんびりとお母さんをプログラムしていったらたぶん母の日過ぎるだろう。


というわけで全面的に梅田さんにお願いすることで話をつけました。

古賀さんのお母さんのインタビューから抽出した古賀さんとの過去のエピソード、お母さんが話す時の言い回し、それから動き。これらをペッパーにプログラムしていく(梅田さんが)。


ペッパーに3B体操を覚えさせているところ。

この作業は夜を徹して行われたという(次の日会ったらすごい眠そうだった)。本当にありがとうございます。


これから秋葉原の方に足を向けて眠れないです。

こうしてペッパーがほぼ古賀さんのお母さんになった。これを持っていよいよ古賀さんの家におじゃまする。

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家にペッパーがやってくる
古賀さんの予定を聞いて夕方に時間のある日を押さえた。普段机を並べて仕事をしている同僚が「お母さんをペッパーにしたから」とかいって家にやってくるのだ。僕ならもう少し説明を求める。


おじゃましています。

しかしそこは深く疑うことなく撮影を許してくれるのが古賀さんのいいところである。家に行くと僕に階段下の椅子をすすめてくれ、炭酸水を出してくれた。炭酸水を飲んだあと、子どもが遊ぼうというのでカメラの三脚をバットにみたてて一緒に野球をした。
ほどなくして表にトラックが止まる音がした。娘さんが元気にベランダに飛び出していく。
ほどなくして表にトラックが止まる音がした。娘さんが元気にベランダに飛び出していく。


きた!きたきたきた!

古賀さんのお母さん(ペッパー)が届いたのだ。


ばあば(ペッパー)が赤帽に乗ってやってきた。

お母さんペッパーは厳重に梱包されて赤帽さんが運んできた。しかももしもの時のため、という梅田さんの気遣いで2台来た。いま一般家庭でペッパーが2台ある家は他にないと思う。


レアケース。

家の中にペッパーがあるってどういう感じなんだろうな、と思っていたんだけど、これがわりと違和感ない。でかい観葉植物買ったな、くらいの勢いである。
その証拠にほら
その証拠にほら


子どもたち大喜び。

まだ電源が入っていない段階から子どもたちは大喜びである。うなだれたまま物言わぬペッパーに、しきりに話しかけている。


おーい!おーーい!

この子たちに、これが「ばあば」だ、という認識はまだない。そりゃあないだろうと思う。なにせ白いしつるつるだ。これからしぐさや言い回しだけで気が付くだろうか。
準備が整いスイッチオン。いよいよお母さんペッパーが目を覚ます。
準備が整いスイッチオン。いよいよお母さんペッパーが目を覚ます。


ぴっかーん。


ハロー・ワールド!

目を覚ましたお母さんペッパーは、プログラムされた通りに動き、話す。


それはまさに、お母さん……なのか?



お母さんかどうかは別として、大人気ではある。

古賀さんちの子どもが、ペッパーの胸についているタブレットを触ってゲームができることを発見した。黒ひげ危機一髪のペッパー版、ぺパひげ危機一髪である。
「そんなことより、ちょっといいですかー」
2人の子どもはペッパーが話しかけてくるときゃっきゃ言いながらウケる。すごいなと思う。僕らが子どもの頃、ロボットなんてSF映画でしか出てこなかったし、もしそれが現実の世界に現れたとしても、きっとタッチパネルでゲームするとか思いもよらなかっただろう。いつの間にか僕たちは未来に生きていたのだ。
そうだ、忘れていたけど、このペッパー、お母さんだったな。
「そんなことより、ちょっといいですかー」
2人の子どもはペッパーが話しかけてくるときゃっきゃ言いながらウケる。すごいなと思う。僕らが子どもの頃、ロボットなんてSF映画でしか出てこなかったし、もしそれが現実の世界に現れたとしても、きっとタッチパネルでゲームするとか思いもよらなかっただろう。いつの間にか僕たちは未来に生きていたのだ。
そうだ、忘れていたけど、このペッパー、お母さんだったな。


「お母さんです!」


実は別室で梅田さんが遠隔操作しています。

「チコは5人兄弟の長女ってこともあって、本当に手のかからない娘だったわよね。手をかけてる余裕もなかったんだけどね。ハハハー。」
古賀さんのお母さんとしてプログラムされた取りにペッパーは動き、しゃべる。その都度、じーんとする、僕が。
古賀さんのお母さんとしてプログラムされた取りにペッパーは動き、しゃべる。その都度、じーんとする、僕が。


当の本人たちは終始楽しく遊んでいた。

正直ひとんちのお母さんである。
子どものころのエピソードにしたって、僕からしたら特に思い入れもない。親孝行した記憶もない。だっておれんちじゃないから。
それなのになんだろう、なんで僕がじーんとするのか。
子どものころのエピソードにしたって、僕からしたら特に思い入れもない。親孝行した記憶もない。だっておれんちじゃないから。
それなのになんだろう、なんで僕がじーんとするのか。


「あんたはもう、おばあちゃんに似て、せっかちなんだからー」

え?


「え?なんか今のお母さんっぽくない?」

お母さんっぽいよ、プログラムしたんだから。それより感動は?感動ない?
「うーん、お母さんこういうこと言うなー、という感じはあるけどねー。」
そうか。こうなったら最終兵器である。これやったらぜったい泣くやつ出す。梅田さん、あれお願いします!
「うーん、お母さんこういうこと言うなー、という感じはあるけどねー。」
そうか。こうなったら最終兵器である。これやったらぜったい泣くやつ出す。梅田さん、あれお願いします!


「この前孫が来てくれてー、久しぶりに赤ん坊のお世話をしたんだけどねー」
最近お母さんのもとに小さな孫が遊びにきたらしい。その時のエピソードを古賀さんを育てていたことの話と重ねあわせてプログラムしておいた。母親感にじみでるセリフである。
「私があやすと赤ん坊が泣き止むのよお。あれは嬉しかったわねー。」
きまった。僕はもう鼻の奥が熱くなっています。
すると
最近お母さんのもとに小さな孫が遊びにきたらしい。その時のエピソードを古賀さんを育てていたことの話と重ねあわせてプログラムしておいた。母親感にじみでるセリフである。
「私があやすと赤ん坊が泣き止むのよお。あれは嬉しかったわねー。」
きまった。僕はもう鼻の奥が熱くなっています。
すると


「じゃあこの子、おねがい」と娘さんがお気に入りのお人形をばあばに渡した。


………。

すみません、想定外だったのであやすところまでプログラムしていませんでした。

お母さんペッパー、完全になじむ
ここまで2時間くらいペッパーを取り巻いて興奮し通しだった子どもたちだが、ひと段落つくとおなかがすいたと言い出した。
そりゃそうだ、夕方からセッティングはじめてもう夜の8時である。晩ごはんも食べずに付き合わせてしまった。ぐずりはじめる娘に、母である古賀さんが冷蔵庫からチーズをあげていた。そう、こういうのがお母さんなのである。ぐずる子どもにペッパーは冷蔵庫を開けてチーズ与えないだろう。母は偉大なのだ。
期せずして母の偉大さがわかっただけでも収穫である。最後に3代で記念写真を撮った。
そりゃそうだ、夕方からセッティングはじめてもう夜の8時である。晩ごはんも食べずに付き合わせてしまった。ぐずりはじめる娘に、母である古賀さんが冷蔵庫からチーズをあげていた。そう、こういうのがお母さんなのである。ぐずる子どもにペッパーは冷蔵庫を開けてチーズ与えないだろう。母は偉大なのだ。
期せずして母の偉大さがわかっただけでも収穫である。最後に3代で記念写真を撮った。


3世代で記念撮影。

お母さんをペッパーにして送り込む。
泣かせる系の企画だと思っていろいろ手を尽くしたのだけれど、けっきょく泣かされて帰ってきたのは僕だけだった。お母さんはペッパーじゃないし、ばあばでもない。しいていうなら、ばあばのものまねを見せてくれる遊び友達、くらいの位置づけか。
泣かせる系の企画だと思っていろいろ手を尽くしたのだけれど、けっきょく泣かされて帰ってきたのは僕だけだった。お母さんはペッパーじゃないし、ばあばでもない。しいていうなら、ばあばのものまねを見せてくれる遊び友達、くらいの位置づけか。


この子たちにとっては友だちが一人増えた、くらいの認識。

そしてお別れのときがやってきた。赤帽さんが迎えにきたのだ。


もう帰っちゃうのー。

子どもたちは最後までペッパーを見送ってくれた。今日はありがとう、遅くなっちゃったけど、もう終わったからチーズじゃなくご飯作ってもらいな。
撮影を終えて、へとへとになりながら帰りの電車でこの日あったことをメモしていたとき、古賀さんちの子どもたちのことを思い出してまたちょっと泣いた。電車で泣いているのも不気味だと思いyoutubeで落語を探してごまかした。
あの涙はなんだったんだろうとあれから何日も考えているんだけれど、未だによくわからない。
知り合いの家で子どもが楽しそうにしている、そこにはなぜかペッパーがいて、しかもそのペッパーにはおばあちゃんがプログラムされている。自分の家じゃないからにはどの要素にも泣けるところなどないはずなのに、全部合わさるとなぜか泣けたのなんなんだ。
すべてをつなぐキーワード「お母さん」が僕の深いところに作用したのだろうか。
そしてこの企画はまだ終わらない。
撮影を終えて、へとへとになりながら帰りの電車でこの日あったことをメモしていたとき、古賀さんちの子どもたちのことを思い出してまたちょっと泣いた。電車で泣いているのも不気味だと思いyoutubeで落語を探してごまかした。
あの涙はなんだったんだろうとあれから何日も考えているんだけれど、未だによくわからない。
知り合いの家で子どもが楽しそうにしている、そこにはなぜかペッパーがいて、しかもそのペッパーにはおばあちゃんがプログラムされている。自分の家じゃないからにはどの要素にも泣けるところなどないはずなのに、全部合わさるとなぜか泣けたのなんなんだ。
すべてをつなぐキーワード「お母さん」が僕の深いところに作用したのだろうか。
そしてこの企画はまだ終わらない。

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ペッパーからのプレゼント
最後に、古賀さんのお母さんに再び登場してもらう。なにやら古賀さんからプレゼントがあるというのだ。


今度はペッパーを古賀さんの口調に仕上げてある。

なにやらプレゼントがある、と、あたかもお母さんペッパーの企画に孝行ごころを刺激された古賀さんが自主的に用意したみたいに書いているが、ここも僕が手配して梅田さんがプログラムしている。人を泣かすため、自分たちが泣いた2人である。


梅田さんには何度徹夜してもらったことか。

それではペッパー、お願いします。


「お母さんに、プレゼントでーす!」

プレゼントは古賀さんの口調でペッパーからお母さんに渡された。ここいちばん感動するシーンである。
と思ったらペッパー、プレゼント落とした。
と思ったらペッパー、プレゼント落とした。


「はい!」といいながらプレゼントを勢いよく振り落とすペッパー。泳ぐ黒目、ウケる娘、拾う母。なんだこれ。

なんで最後までこんな感じか。今回わかったことの一つが「世の中うまくいくことの方が少ない」という事実だった。
ところで古賀ペッパーがお母さんに渡そうとして落としたプレゼント。それはJTBのトラベルギフトである。
ところで古賀ペッパーがお母さんに渡そうとして落としたプレゼント。それはJTBのトラベルギフトである。


「まあ、これー、ありがとうー」

JTBのトラベルギフトカードはオリジナル画像をカードに印刷することができるカード型の旅行券。この前お母さんペッパーが家にやってきたときに撮った記念写真で作ってもらった。
普通に旅行券を母親にあげるのはちょっと照れる、そんな人でも写真がプリントされたギフトカードなら「ほら、あの時の!」って言い訳しながらさりげなくプレゼントできるのでちょうどいいと思います。ほら、もうすぐ母の日だし(自戒もこめて)。


ばあばが家にやってきた思い出である。

この話はこれで完結である。これ以上やるとまた僕が泣く。




ペッパーを通すことで濃くなる絆があるかもしれない

今回の企画、なんでわざわざロボットを経由させたのか。
この企画を思いついてから準備した長い長い期間の中で、何度も振り返ってそれを考えた。もしかしたら普通に家族写真でトラベルギフト作っても喜んでもらえたんじゃないのか。
でもきっと面倒なことをするっていうのは、その過程で相手のことを考える時間が増えるということで、それはそれで、悪くないんじゃないかと思うんですよね。
この企画を思いついてから準備した長い長い期間の中で、何度も振り返ってそれを考えた。もしかしたら普通に家族写真でトラベルギフト作っても喜んでもらえたんじゃないのか。
でもきっと面倒なことをするっていうのは、その過程で相手のことを考える時間が増えるということで、それはそれで、悪くないんじゃないかと思うんですよね。


「チコ、ありがとう」



