特集 2015年11月14日

温泉、牛タン、うなぎに餃子に中華街、当たり前の旅のリアル 今週の人気記事

こんにちは。デイリーポータルZ編集部の古賀です。

このまとめは11/5~11にデイリーポータルZで公開された記事からのよりぬきまとめ…なのですが、今週は11/5~7に集中してお届けした「当たり前の旅」特集の記事全9本を振り返っていきますぞ。

ひごろ面白そうな物事を取材したり自分でやってみたり作ってみたりばかりの私たちですが、ガイドブックに出ているままに旅をするのもいいんじゃないか、当たり前に身を任せたゆたったとき人には何が起こるのかを伝えようじゃないかと実施した企画です。

全体的に食べてばっかの特集になりました。どうぞご堪能ください。
インターネットにラブとコメディを振りまく、たのしいよみものサイトです。

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とくべつ企画「当たり前の旅」


るるぶのおすすめどおり由比で桜えびのかき揚げを食べ歩く

2015年11月5日公開 ライター:北村真一

“これから行く店は、全部るるぶが勧めた店である。
ただただうまい店に行ってうまいものを食う。

“風味だ、と思った。
風味でご飯をかきこめる。

“「もう桜えびはしばらくいいや」ともならず、すぐにまた食べたくなっている。
ガイドブックのすすめる4軒で食べ歩く桜えびのかきあげ、魅力の正体は「風味」でした。家みたいな店が名店なのがいい。(古賀)
ガイドブックのすすめる4軒で食べ歩く桜えびのかきあげ、魅力の正体は「風味」でした。家みたいな店が名店なのがいい。(古賀)

こういう場所だったのか!日帰り温泉めぐりで熱海を知る

2015年11月5日公開 ライター:小堺丸子

“湯気がたつ所でなにかしてる。聞くと温泉卵を作れるらしい。いいよ、これが温泉地だよ!

“旅情にひたりたくて、自分で懐かしさをかき集めてるようである。

“最も言いたいことは、温泉卵を食べながらの熱海はさらに満足度が高かったということだ。
旅情あふれる日帰り温泉と、観光用の熱海城、このギャップが熱海です。温泉卵の自作スポットも。
旅情あふれる日帰り温泉と、観光用の熱海城、このギャップが熱海です。温泉卵の自作スポットも。

仙台の牛たんはうまいことがわかった

2015年11月5日公開 ライター:大北栄人

“(……価値! 牛たんの価値! わかる! おれ、わかる!)

“一歩間違ったら「たい焼きとラザニアと栗ごはんにカルピス」とかそんなでたらめな定食ができていたかもしれない。

“妻から牛たんへのラブレターとともに松島めぐりを紹介しようと思う。
なぜ人は牛タンを食べに仙台へ行くのか。食べたら一瞬で分かりました。まるで飽きない牛タン、陰の主役のテールスープ…今年一番のしずる到来。(古賀)
なぜ人は牛タンを食べに仙台へ行くのか。食べたら一瞬で分かりました。まるで飽きない牛タン、陰の主役のテールスープ…今年一番のしずる到来。(古賀)

5つの店の餃子を盛り合わせで食べられるフードコートが宇都宮に!

2015年11月6日公開 ライター:乙幡啓子

“1皿に5店舗分の餃子を2個づつ盛った、夢のような、オールスター戦のような、ワガママボディな(意味不明)メニューなのだ。

“さあ盛り上がって参りました。

“酔ってたので会計時、店員さんにそんな気持ちをざっくりと伝えた
名物堪能における永遠のテーマ、ひとつの店で満腹になってしまう問題が解消されました。夜分遅くに餃子の写真で失礼します。
名物堪能における永遠のテーマ、ひとつの店で満腹になってしまう問題が解消されました。夜分遅くに餃子の写真で失礼します。

浜松では関東風、関西風のうなぎが食べられる

2015年11月6日公開 ライター:べつやくれい

“うなぎにおける天下分け目の関が原は浜松だったのか!

“叶姉妹(ただし恭子でも美香でもない)

“今日、うなぎしか食ってない
蒸してから焼くのが関東風、蒸さないのが関西風。関東と関西のあいだの浜松にはどちらの店もありました!共通しているのは肝吸いがうまいこと
蒸してから焼くのが関東風、蒸さないのが関西風。関東と関西のあいだの浜松にはどちらの店もありました!共通しているのは肝吸いがうまいこと

おたのしみ……いただけておりますじゃろうかのう……。

仙台の牛タンの記事はうまさの説得力が異常なことに。なにしろ夫婦でうまいうまいと書いてます。

妻(ライターの高瀬克子さん)からの牛タンへのラブレター部分は実に1000字ちかくを使って牛タンのうまさの感動だけが綴られており必読です。

今週は続いてのページでも「当たり前の旅」からお届けしますよ。
まずは中華街と横浜の夜景から。テンションの高い場所にもかかわらず胸にせまるのは海の恐ろしさという記事です。
いったん広告です

中華街でうまい肉を食べ、横浜の夜景と一体化する

2015年11月6日公開 ライター:藤原浩一

“旅行のセンスがなさにもほどがある。それもこれも気持ちがついつい内向きになってしまうせいだ。

“一つ一つの波からジャッ!ジャッ!と音が出ていて、それが数万と群になることで「海の音」になっている

“はじめから横浜はカメラの中にいたのだ。
はじめは「中華街なんて…夜景なんて…」という気持ちで足を踏み入れた横浜でしたが、最終的に全てを受け入れ始めるまでのレポートです。
はじめは「中華街なんて…夜景なんて…」という気持ちで足を踏み入れた横浜でしたが、最終的に全てを受け入れ始めるまでのレポートです。

人間という人間が集う名古屋行列のひつまぶし

2015年11月7日公開 ライター:古賀及子

“「生半可な気持ちで行く場所ではない」

“さては……変態か?!

“ここでは誰もがひつまぶしというホールのケーキに入刃する。

2~3時間待つのは当たり前というひつまぶしの超有名店。1人客の多さとその祝祭性の高さに圧倒された。そしてもちろんうまい。(古賀)
2~3時間待つのは当たり前というひつまぶしの超有名店。1人客の多さとその祝祭性の高さに圧倒された。そしてもちろんうまい。(古賀)

寿司か…丼か…!?三崎のマグロは迷いの沼

2015年11月7日公開 ライター:さくらいみか

“バスに揺られること約15分。着いたらそこは、マグロパラダイスだった。

“良い時期に来たなぁーとしみじみしつつ、刺身を噛みしめる。

“必ずまた来よう。そして次こそは、寿司とわたを食べたい。
ほかにも刺身、そして「とろまん」(肉まん的な)という選択肢も。さらに持ち帰りなら臓物なんてのもあります。マグロの無限の可能性…!
ほかにも刺身、そして「とろまん」(肉まん的な)という選択肢も。さらに持ち帰りなら臓物なんてのもあります。マグロの無限の可能性…!

IoT三兄弟の「みかん狩り」

2015年11月7日公開 ライター:住正徳

“IoTを駆使してみかんを狩るようなことはしない。ジャスト「みかん狩り」である。

“あの木は甘いのだ! 長男は甘い木を独り占めしようとしているに違いない。

“「みかん狩りですからね。柿は料金の中に含まれないのでは」
木によってできるみかんの甘さが違うので、甘いみかんの木を見つけるのがみかん狩りのコツ。この木は甘いとか甘くないということで揉めると昔話のようです(林)
木によってできるみかんの甘さが違うので、甘いみかんの木を見つけるのがみかん狩りのコツ。この木は甘いとか甘くないということで揉めると昔話のようです(林)

おたのしみいただけましたじゃろうか……!


名古屋のひつまぶしは私が行ってまいりました。あんなに行列して何かを食べたのははじめてですが、なるほど行列とは儀式の一部なのだなあと思わされました。

いまや何かに並びたい気持ちが強まってます。行列、喜んで! です。ひつまぶしの魅力とともに行列というものへの理解も深まった名古屋旅行でした。

では、まとめはこのあたりで。来週も土曜16時におすすめ記事まとめをお送りします。どの記事を読んでいいか分からなくなった方はぜひおいでください!

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