特集 2026年3月17日

ヨシダプロの実家にラーメンを作りに行ってきた

なぜかヨシダプロの実家にラーメンを作りに行きました。

当サイトの先輩ライターである、あのヨシダプロのあの実家に、ウェブマスターの林さんとラーメンを作りに行くことになった。

数年後にふと振り返って、「あれは一体なんだったんじゃ……」と思うであろう、人生における妙に印象的な道草みたいな一日だった。

趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー)

前の記事:石垣島で八重山そば(沖縄そば)を小麦粉と豚骨から作るワークショップ

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ヨシダプロの実家へラーメンを作りに行く

ヨシダプロと私の付き合いは長いけど浅い。接点と呼べるものは当サイトを運営していた会社(ニフティ)が所有していた「カルチャーカルチャー」というトークライブハウスがお台場にあった頃(現在は渋谷に移転して別企業が運営している)、その頃よくあったライターが用意したスライドを発表するタイプのイベントで何度かご挨拶した程度だった。

それからまったくつながりはなかったのだが、去年の夏になぜか私が作るラーメンを食べてもらう機会があり(こちらの記事)、そして昨年末には二人で八幡宿駅に置き去りにされた(こちらの記事)。どっちもウェブマスターである林さんの発案である。

そして今度は千葉県にあるヨシダプロの実家を訪ねて、またラーメンを作ることになったのだ。

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ヨシダ家に飾られていた、一つ一つ由来を聞きたくなるお面の数々。
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額に入れられた味わい深い刺しゅう。

今となっては何でこういう話になったのかはっきりと覚えていないが、たぶん前にラーメンを作ったときに、私が「製麺ワークショップならどこでもやりますよ」という話を林さんにして(前にデイリーの友の会向けにもやった)、年末に再会したときに「じゃあ次はぜひヨシダさんの実家で」という話が出て、ヨシダさんが「それはぜひ!」と応じたのだと思う。

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そして当日、昼過ぎにヨシダプロの実家の最寄り駅で林さんと待ち合わせて、本当に二人でお伺いしたのである。

約半世紀に渡るヨシダ家の思い出が隅々まで詰まった実家で、ヨシダプロ、とてもにこやかなご両親、冬毛がフサフサのもも(柴犬)が出迎えてくれた。

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具沢山のサンドイッチを用意していただいた。林さんと私の間に入り込んで食べ物を気にするももと、まったく室内犬の扱いに慣れていない二人。
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ももはテーブルの上のものを勝手に食べたりはしないが、まっすぐな目線で情に訴えてくる。ヨシダプロから「無視してください」と言われたがそうもいかない。

もちろんラーメンを作りにいくということはお伝えしてあるはずだが、それでもおそらく向かい入れる側と向かい入れられる側の全員がうっすら「今日は一体なんの会なんだろう?」と思っていたような気がする。

豪華なサンドイッチをいただいていたら、お父さんはコーヒーを淹れてくれて、お母さんは大量のペットボトルを並べてくれた。長らく忘れていた「親が在宅時の友達の家に遊びに行く」という感覚を久しぶりに思い出す。

鶏ガラと豚骨を煮る

事前にどんなラーメンがいいかヨシダプロ経由で聞いたところ、「醤油ラーメン」という返事が来ていた。ご両親の世代が期待する醤油ラーメンは一体どんなものだろう。聞かれても困ると思ってそれ以上は聞いていない。果たしてうまく作れるだろうか。

ご挨拶や世間話などを軽くしつつ、最近IHコンロに入れ替えたという台所をお借りして、持参した鍋で鶏ガラと豚骨を煮る。

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とりあえず鶏ガラと豚骨を水から煮て心を落ち着かせる。
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ふと窓を見れば、ダイコンとニンジンのヘタが育てられていた。実家だ。

スープのアクを取る

鶏ガラと豚骨を煮ていた鍋が沸いてくると、ももがソワソワした様子でその前から離れなくなった。

これまで犬の前でラーメンを作ったことはなかったが、この鍋から立ち上る香りは犬としては堪らないのだろう。そりゃそうだ。

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ももがスープの匂いに興奮している。
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アクがたくさん浮いてきたので掬う。

ちょっと脅すように強めに吠えたり、甘えるようにキャンと小さく鳴いたり、こちらをうまく揺さぶってくる。

私としても骨の一本でもあげて恩を売りたいところだが、勝手に食べ物を与える訳にもいかないので、黙って水を入れたボウルにアクを掬っていたら、お母さんがそのボウルからアクを除いた水をあげた。うっすらした骨エキスだ。

夢中になって飲んでいるももを眺めながら、犬に人間の食べ物を与える上でのちょうどいい落としどころだなと思った。

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ヨシダプロ、お父さん、お母さん、もも。
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よかったね。
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ももっぽいフックに犬愛を感じる。

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