広告企画 2018年12月20日

セイウチに背中押されて伊勢参り~投稿頼りの旅in三重~

こんな県、たぶん他にない。

 

みなさんからの投稿だけを頼りに旅をする企画、今回は三重県です。

たくさんの投稿をありがとうございました(こちらで募集していました)。

伊勢神宮、鈴鹿サーキット、四日市の工場夜景など。よく知っているけど行ったことはない、なんとなくそんな印象があった三重県ですが、投稿を頼りに行ってみたらイメージがひっくり返りました。ちょう面白いから、三重。

 

※これまでいろいろな場所で取材をした記事を読めば誰もが知ったかぶりできるはず。「知ったかぶり47」は、デイリーポータルZと地元のしごとに詳しいイーアイデムとのコラボ企画です。

※姉妹企画「地元の人頼りの旅」もよろしく。

1975年愛知県生まれ。行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。(動画インタビュー)

前の記事:君は青森のイギリストーストを食べたことがあるか

> 個人サイト むかない安藤 Twitter

みなさんからの投稿だけを頼りに旅をする企画。道を調べる以外はガイドブックもネットでの評判もまったく下調べなしでいきます。

まずはこちら

【投稿】地雷と思いきや普通に美味しい鞍馬サンドの納豆コーヒーゼリーを

納豆コーヒーゼリーとは

鞍馬サンドは鈴鹿サーキットへ向かう途中にあるおしゃれなサンドイッチ屋さん。おしゃれすぎてお店がわからず、何度も前を通り過ぎてしまった。

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控えめな外装からも自信のほどがうかがえる。

お店に着いたのは平日の10時ごろだったのだけれど、店内のイートインスペースはすでに半分以上が埋まっていた。しばらく東海地方を離れていたので忘れていたが、このあたりでは喫茶店が生活に根差しているのだ。

これはおしゃれカフェの流れをくむサードウェーブとかそういう方向とはまったく違う進化をたどった、東海地方独特の喫茶店文化である。

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ショーケースにはもはや選ぶことができないほどの種類のサンドイッチが並ぶ。
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でも投稿いただいていたので迷うことなく納豆コーヒーゼリー「醍醐」を選択。

たとえば家族で今日は外食しよう、となるとする。いつもよりちょっといい服を着て、父は週末なのにネクタイなんか締めてみたりして、みんなで車に乗り込んで目当てのレストランへ行く、その前に喫茶店に寄ってコーヒーを飲むのだ。

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大きな窓から光が入ってきもちのいい店内イートインスペース。
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広大な田んぼが見渡せる。

もしかしたらそれは愛知の僕の家(とその周辺)だけなのかもしれないけれど、東海地方でいうところの喫茶店というものは、完全に市民の日常の一部としてなじんでいる。週末の朝は喫茶店にモーニング食べに行くだろう。無料のゆで卵をむきながらコーヒーお替りするだろう。喫茶店がなくなったら、われわれはもうやることがないのだ。

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モーニングセットはサンドイッチにプラス180円でコーヒーとフルーツヨーグルトが付いてくる。

ここ鞍馬コーヒーも、おしゃれであるという点でいわゆる「町の喫茶店」とは一線を画して見えるが、コーヒーカップが巨大なわりにお替り自由だったり、サービスでヨーグルトつけてみたりと、東海地方の喫茶店の基本は押さえているように思う。だから地元の人たちも朝からこぞってやってくるのだろう。

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こちらが納豆コーヒーゼリーサンド。一見ふつうのデザートサンドに見えるが。
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納豆が入っているから持ち上げると糸を引く。

さて納豆コーヒーゼリーサンドである。断面を見るとクラッシュしたコーヒーゼリーと生クリームがふかふかのパンで挟まれているのがわかる。パンは角がピンと立っていていかにも美味しそうだ。

しかし持ち上げると糸を引くのである。なぜなら納豆が入っているから。

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コーヒーゼリーと生クリーム、それに納豆の割合はこのくらい。ちょうどいいバランスを研究しつくしたという。

こんな色物サンドイッチ、美味しいはずがあるだろうか。

興味本位で食べてみる。

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あら。

なんとこれが美味しいのだ。

またまたー、とお思いだろう。確かに恐る恐る食べた後だから驚きが2割増しということもあるかもしれないが、それをしょっぴいてもこれは美味しい。

恐れていた納豆の味と香りは皆無である。ほろ苦いコーヒーゼリーと生クリームがタッグを組んで、納豆の主張を押さえこんでいるのだ。集中して食べると遠くの方から納豆菌が呼んでいる声が聞こえなくもないが、まさかここに彼らがいるとも思わないだろう。後味にほのかに残る納豆の香ばしさと食感が、トータルとしてサンドに高級感をもたらしているようにすら思う。

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付け合わせのフルーツヨーグルトがまたよかった。

こうなってくると他のサンドイッチも食べたくなるが、なにしろあの種類の多さである。こればかりは近くに住んでいないと無理だ。引っ越すか。

鞍馬サンドは正直かなり気に入ったので翌日も来ようか迷ったのだけれど、まだたくさん投稿いただいているので先に進みたい。次は三重県の北部、四日市市に向かう。

国道23号線を北上していき、蒸気を上げる煙突がいくつも見えてくると四日市である。

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青い空に白い蒸気がまっすぐ上がっていました。

え!餃子に牛乳? 

【投稿】四日市に本店がある餃子の「新味覚」
牛乳と餃子を多くの人が頼むのはここだけだと思う。

投稿いただいた新味覚は、四日市市の中心部からほど近い場所にある「ザ・街の中華屋さん」といった見た目のお店だった。ただ、入店するとその名の通り一味違う。

 

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餃子の新味覚。いい名前、そしていいたたずまいのお店である。

開店の10分前くらいに着いたのだけれど、すでに行列ができていた。みんな今日が平日だってこと忘れていないか。

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開店前から並んで餃子屋に入るの初めてかもしれない。

開店と同時に入店。店内はカウンターのみで20席くらいだろうか、暗黙のうちに左から順に詰めて埋まっていく。BGMはサザンオールスターズが流れていた。

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店内はカウンターのみ。お客と店員が真っ向勝負できる配置である。

まず目を引くのはカウンターテーブルだろう。ガラスの下に本物のマージャン牌が埋め込まれている。僕はあまり詳しくないのだけれど、これっていわゆる役の順に並んでいるのだろうか。

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マージャン牌が埋め込まれたテーブル。もちろん麻雀屋さんではない。
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座るとさっとこのセットが出てくる。

メニューは餃子以外にない。席に着くとお水と餃子のたれがすっとカウンターに置かれる。これが合戦の始まりを告げる合図である。

まずは投稿でおすすめしてもらった牛乳を注文する。注文を聞きながらも店員さんは腹をすかせたお客たちに見守られながら無駄のない動きで餃子を焼いていく。

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見守られながら餃子を焼く。これはプレッシャーだろうなー。

餃子は着席した順、つまりカウンターの端から配膳されていく。いよいよ次は僕の番だ。

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餃子が来た。と同時に
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牛乳もきた。

このお店、なんとライスすら置いていないのだ。店員さんは入ってくるお客に「餃子しかないけどいいですか」と何度も聞いていたが、もちろんそれで帰ってしまうお客はいなかった。

餃子が冷めてしまう前にいただきたいと思います。

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見るからに美味い。

新味覚の餃子はもちもちの皮の味と香りがちゃんとする。餡がわりとあっさりしているのだ。そのまま食べてももちろんいいが、据え置き型のニンニクラー油を一滴入れるとうまみが飛び出してくる。おそらくこれを完成形として作られているのだろう。

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ニンニクが嫌いじゃなかったらぜったい入れた方がいいです。

しかしやはりニンニクである。食べると胃のあたりがぼうっと熱くなってくる、そしてなにより少しにおう。

そこで牛乳なのだ。あつあつの餃子にニンニクたれをたっぷりつけて口に放り込み、冷え冷えの牛乳を瓶でくっと流し込むと

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コングラチュレーション!

これが合うんだ。

餃子といえばビール!みたいに反射的に注文してしまう人がいるかもしれない。もちろん新味覚にもビールは置いてあるが、一回あつあつの餃子を牛乳で食べてみてほしい、合うから。もしかしたらこれは新味覚の餃子に限る話なのだろうか、答えは風に吹かれている。

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感動している間に一皿あいた。

システム発動

一皿目を食べ終えたところでこのお店ならではのシステムが発動する。空いたお皿をカウンターに乗せると、何も言わなくてもおかわりがやってくるのだ。

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餃子はマージャンの点棒を引き連れて。

このお店はメニューが餃子と飲み物だけなので、会計が非常に明朗である。たとえば今回の僕の注文の場合、餃子二皿と牛乳。となるとカウンターにはこのような状態が展開される。

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牛乳と餃子二皿ですね。わかりやすい。

店員さんはこれを見て電卓をたたく。今回は注文しなかったが、ウーロン茶(瓶)やコーヒー牛乳を頼んでも同じようにキャップと点棒で判定していくのだろう。潔いメニューに確かな美味さ。その迷いのなさが、心地よいお店だった。

餃子を食べたら次は山へ向かおうと思う。

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車で少し走るとすぐに山の雰囲気になってくる。
三重県を愛する伊勢うどん大使との対談はこちら

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ロープウェイで琵琶湖まで見える山頂へ 

【投稿】この時期だと御在所ロープウェイかな。

餃子の新味覚から車で30分ほどで御在所ロープウェイ乗り場に着く。餃子の新味覚はどちらかというと海に近い場所にあったのだけれど、三重は南北に長く東西には細いので、海側からでも少し行けば山にあたるのだ。

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餃子の余韻が残ったままロープウェイ乗り場に到着。

 

御在所岳には子供のころに親に連れてこられて来たのを覚えている。

うちの親は慎重なタイプで、一度行ってよかった観光地には次の年も行った。ここ御在所岳もその一つだったんだろうと思う。僕が小学生の頃には何度か来たような気がする。

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山頂はそんな気温が違うのか。

父は若いころに痛めたというひざを、雨のなんかには顔をしかめてひきずっていた。足を痛める前はよく地方の山に登りに行ったりもしていたらしい。足を痛めて好きな山に登ることができなくなって悔しかったのではないか。

そこで御在所岳である。ここならばロープウェイとリフトを乗り継いで山頂まで行くことができる。

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ロープウェイには空いている時間帯だと一人でも乗せてもらえます。混んでいるとたぶん相乗り。
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絶景を独り占めですわ。
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紅葉の中に突っ込んでいく感覚。

訪れたのがちょうど紅葉が始まった時期だったので、赤と緑のコントラストの中にゴンドラが突っ込んでいく感じがしてすごく気持ちよかった。

しかしこのロープウェイ、油断していると途中から急激に高度を上げているから注意だ。

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あれ、いつの間にこんなに高いところまで?と思った瞬間、自分がいる位置を認識して怖くなる。

前を見ている分には大丈夫なのだけれど、ふと後ろを振り返るとその高さにおののく。

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うっわ、たっか!

僕はいわゆる絶叫マシーンはなんともないのに、じわじわと登っていく観覧車とかこういうロープウェイみたいな乗り物はどうも苦手なのだ。最悪の事態を想像する時間が長いからかもしれない。もちろんロープウェイは安全だし、景色は絶景なのだけれど、それでも怖い。

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途中のこの鉄塔は日本一高いらしいです。

小学校の頃に来た時ももちろんロープウェイに乗ったんだろう。覚えていないが、あまり怖かった記憶もないので、もしかしたら大人になってからこういうところが苦手になってきたのかもしれない。

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下を見てはいけません。

ロープウェイは片道約15分。ガラス越しにも外の空気が冷たくなってきたことがわかるくらい上昇すると、もうすぐで終点である。

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到着。

ロープウェイを降りると売店と食堂がある。あれ、来たことあるぞここ。

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たぶん30年くらい前に、だけど。
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五平餅食べた記憶もある。まあ五平餅はこのへんの人はわりとよく食べるのでここじゃなかったのかもしれないけれど。

御在所岳の山頂まではさらにリフトを乗り継いでいくことができる。これは低くて遅くてそのため怖くなく、むしろ楽しい。

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最高の天気になりました(翌日は雨)。
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これは気持ちがいいですね!
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このくらいの高さだと怖くない。

リフトは約8分で山頂に到着。ふもとからまったく歩くことなく山頂まで来られました。

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山頂に到着。
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御在所岳山頂は滋賀県との県境でもあります。

ところでこの前インフルエンザの予防接種を受けた。問診でこれまでに予防接種を受けたことがあるかと聞かれたので、子どもの頃にあります、と答えたのだけれど、それじゃあ初めてと同じですね、と言われたのだ。

なにが言いたいかというと、ここ御在所岳も、子どもの頃に来たきりなのである。そうなるとこれはもう初めて来たのと同じ状態なのだ。

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なんとこの御在所岳の山頂から、天気がいいと琵琶湖が眺められるらしい。
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天気はいいけど遠くの方がかすんでいてどこが琵琶湖なのかちょっとわからなかったです。

こんな場所から富士山が見えます、みたいな場所が日本各地にあるように(なんとここからも見えるらしいです)、西日本では意外な場所から琵琶湖が見えるというのがアトラクションなのかもしれない。

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でも琵琶湖は富士山と違って低いからたいへんだと思う。

子どもの頃に御在所岳に来た記憶は、ロープウェイ駅の食堂以外まったくよみがえってこなかったのだけれど、帰りがけになにげなく拾った石を見て、当時母によく「石を持って帰っちゃだめ」と言われていたことを思い出した。僕はいろいろな場所の石を集めるのが好きだったのだが、母に言わせると石にはその場所の念みたいなものが入っているから勝手に動かしちゃだめらしいのだ。

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石を手に取ったらそんな細かい記憶がよみがえってきました。

山頂には平成元年に埋めたというタイムカプセルがあった。

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ここにはタイムカプセルが埋められている。

平成元年に埋められたタイムカプセルは、30年後に掘り起こされる予定だと書いてあった。なんと来年である。そうか、平成が始まってから30年も経ったのか。

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なんと来年の4月だ。

古い思い出のある場所に行くのはうれしさ以外に怖さみたいなもやもやした感情を伴うことがある。僕にとって御在所岳は少しそういう場所だった。忘れていたことを思い出しちゃうかもしれない、それがいい思い出でも、いやな思い出でも、それを受け入れるのがちょっとしんどいことはないだろうか。これがきっと怖さという感情につながっているんだろう。

でも今回、投稿にすすめられて御在所岳に来てみてよかったと思う。こんなに近いんだから父と母を連れてきたらよかったのかもしれない。タイムカプセルを開けるときにでも誘ってみようか。

 

次はオオサンショウウオと天むすの話
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ゾウの化石とオオサンショウウオに迎えられる 

【投稿】三重県総合博物館は無料エリアのマンモスがド迫力です。 

三重県総合博物館「MieMu」にやってきた。ミエム、いい名前だと思う。観光案内所でも「ミエム」という名前で通っていた。ちなみに津市のスポーツ施設は「サオリーナ」である。三重県はこういうかわいい名前を付けるのが得意なのかもしれない。

 

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三重のミュージアム、だからミエム。
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学校帰りの子供たちが遊びに来ていた。

ミエムは一部有料の展示もあるが、ほとんどの場所が無料で楽しめる。

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広くて気持ちのいいエントランスを2階に上がると。
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ミエゾウの化石(レプリカ)がお出迎え。
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呆然とするほどの迫力です。

投稿ですすめられた通り、巨大な象「ミエゾウ」の化石は圧倒的な迫力だった。このサイズの生き物がかつてこのへんに暮らしていたなんて信じられるだろうか。アメリカとかに行くと宗教的な観点から恐竜の存在を否定している人がたくさんいるというけれど、このサイズの骨を見ると、実感としてこれが動いて生きていたとは素直に想像できない。

化石だけでなく、博物館の展示はじっくり時間をかけて見たいものばかりだった。

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図書コーナーや
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展示コーナーも充実しています。
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土器もあるよ。

なかでも目を見張るのが三重県に生息する生き物の標本展示コーナーである。ここのクオリティがちょっとやばいぞ。

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ここの展示がすばらしかった。

生きものの標本ってちょっと不気味な印象がないだろうか。学校の理科室で黄ばんだガラス瓶にびっくりしたような苦しいような表情で閉じ込められている寂しげな生き物、そんなイメージ。

しかしここの標本たちからはそういうネガティブな感じが一切ない。むしろ堂々と、胸を張って展示されているようにすら見える。

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ビンに入っていないからかな。
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まるで生きているみたいなのだ。
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カニコーナーだけでもずっと見ていられる。
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そのへんを飛んでいてもまったく気にしないチョウだけど、こうやってじっくり見るとこんなにきれいなんだな。

中には触っていい骨格標本もある。

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骨の冷たさを感じられます。
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三重の県獣、カモシカ。ほかにも山形や栃木、富山、山梨、長野でも県獣はカモシカらしい。人気なのだ。
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キノコ類は四方から観察できるよう、透明のアクリルで固められていた。
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爬虫類コーナーはお祭りの縁日みたいだけど、全部ほんものだ。

こんなの子どもの頃に近所にあったら毎日来てると思う。実際この日も学校帰りの子どもたちが館内でふつうに宿題やったり遊びまわったりしていた。うらやましい環境だ。

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大人も釘付けですわ。

オオサンショウウオのさんちゃん

ミエムでは売店の横にある休憩スペースも見逃してはいけない。ここにはオオサンショウウオのさんちゃんがいる。

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休憩スペースの壁には水槽が設置されていて
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さんちゃん、というオオサンショウウオがいるという。こんなところに117センチもの巨大なオオサンショウウオがいるわけないと思うだろう。
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いるのだ。
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さんちゃん。すごい迫力。

オオサンショウウオのさんちゃんはこの巨大さにもかかわらずすごく活動的だった。広い(といってもさんちゃんにとっては狭いのかもしれないけれど)水槽の中を縦横無尽に動き回っている。

さんちゃんは最初こそでかすぎてちょっと引くが、休憩所でコーヒーでも飲みながら眺めていると徐々にかわいく見えてくる。なんだろう、動きがかわいいのかもしれない。

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ミュージアムショップに売られていた恐竜チョコ(買った)。最近、ティラノサウルスって羽が生えてて鳥みたいですよね。

こういう地元の博物館って住んでいるとわざわざ行かなかったりするけれど、行ってみると確実に面白いのでおすすめである。地元のことを好きになるきっかけになりますよ。

天むす発祥のお店へ

【投稿】天むす「元祖 天むすの千寿」にはぜひ!

 

はずかしながら天むすといえば名古屋の名物だと思っていた。投稿によるとここ三重が発祥らしい。そしてその元祖が津にある「千寿」というお店なのだとか。

営業時間ぎりぎりだったが行ってみた。

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ここが天むす発祥のお店といわれる「千寿」。
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ちょっと上品なお店だけど入ってしまって大丈夫だろうか。

見た目の上質さにビビっていたのだけれど、天むす食べたさに飛び込ませてもらった。閉店時間ぎりぎりだったこともあって店内はすでに落ち着いていたが、それでも僕を含め持ち帰りの天むす待ちのお客が3名待っていた。天むすは店内でいただくこともできる。

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もうすぐ閉店時間だったので持ち帰りでお願いしました。

千寿では注文を受けてから揚げたてのエビ天で天むすを握ってくれる。渡された天むすはパッケージの外からでもほんのりと温かさが伝わってきた。

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わーい。

ホテルに帰ってさっそくいただく。

木の皮風の包み紙を本物の木の皮で作った帯でとめてあった。ほどきやすいように結ばれた帯はお行儀よく横で束ねられていて、すでにほどよく伝統芸感がにじみ出ている。

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このいでたちだけでも価値があると思う。

中はアルミホイルで包まれていて、小ぶりの天むすが5つ入っていた。千寿の天むすの基本単位は5個のようだ。

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かわいいサイズです。

ちょうど二口で食べられるサイズの天むすは、薄っすらと塩をきかせたおにぎりに揚げたてのエビ天が絶妙に馴染んでいる。ばっちり手作り感が残っているんだけど、歴史が長くてそれが標準化されて普通名詞になっている、そんな感じ。

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うむ、これは元祖だわ。
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付け合わせのキャラブキもまた美味しかった。

夢中で5つ食べてしまった。正直食事としてはちょっと物足りないので、飲んだ帰りとかおやつくらいにちょうどいいと思います。ああまた食べたい。

 

次のページでセイウチ登場
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セイウチがでかくて、近い 

【投稿】伊勢シーパラダイスのセイウチお散歩タイムはあの迫力で無料。

三重というと鳥羽水族館が有名だけれど、今回は投稿を頼りにここ伊勢シーパラダイスにやってきた。

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いい雰囲気の水族館である。

 

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いきなりトドがお出迎えしてくれる。

伊勢シーパラダイスはちょっとひなびた地方の水族館、といった感じで、展示にも手作り感があって非常になごむ。

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いらっしゃーい。
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回遊する魚たちをこたつに入りながら眺めることもできる。
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こちらはカワウソ。
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たまに手を出してくれる。僕は触れなかったのだけれど、触った人によると感想は「うわ!」だそうです。
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僕はかわりにエイを触って「うわ!」って思いました。

プールではイルカがボールを使って自主練をしていた。

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もくもくと壁の的にボールを当てるイルカ。かなりの精度で当てていてすごい。

人が来るとボールを投げてくるので、取って投げ返すとそこからキャッチボールが始まる。

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イルカは遊びたくてしようがないのだ。

ここは天気の悪い日に子ども連れてどこに行こう、となった時なんかにちょうどいいと思う。大きな水族館みたいな派手さはないが、代わりにしっかりとした親密さがある。

そんな伊勢シーパラダイスの売りは、投稿にもあった通り、なんといってもセイウチのお散歩だろう。

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イラストとフォントはかわいいが言ってることは海獣。

時間になると海獣広場にはシートが広げられる。

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ここをセイウチが散歩するのだろうか。ちょっと狭くないか。

言われた通り白線の外で待つ。

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でもこの白線、セイウチには見えるんだろうか。

前にミスタータスクという映画を見たことがある。博士が人をセイウチに変えようとする話だ。何を言ってるのかわからないと思うので流してくれていいが、本当にそういう話なのだ。その映画のせいで僕の中ではちょっとセイウチには怖いイメージがある。

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セイウチ。

イメージはともかくとして、セイウチって気軽に散歩しているような生き物ではないと思うのだ。だってでかいし、牙生えてるし、まずいだろう。

それがいまからここにやってくるのだ。やはり逃げるべきか!

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しかしMCのお姉さんはハイテンションで言う「では出てきてもらいましょう!」ダメだって!
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「どうぞー!」

お姉さんの掛け声とともに扉が開き、それに合わせて暗闇でセイウチが一声いななく。

「ぶっふぉーーーん!!」

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まじか。

本当に出てきた。すごい迫力である。質量、雰囲気、声、どこをとっても規格外だ。

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お姉さんは「目以外だったらどこを触ってもオッケーでーす!」と言っていたけど触る前にやられる。

この子は「ひまわりちゃん」、体重680キロの女の子だ。何度も言うが近づいてくると圧がすごい。

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バケツにかかれた「ヒマ」はひまわりちゃん専用のエサが入っているから。ひまわりちゃんは魚のぶつ切りとかを吸い込むように食べていました。

このひまわりちゃん、見た目によらず(失礼)ものすごく芸達者なのだ。起き上がったり手をたたいたりと、離れてみている分にはうっかり(かわいい)と思ってしまう。しかしなにしろ近いので、その迫力がかわいさを凌駕する。ひまわりちゃんが手をたたくと、それによって生じた衝撃波が場の空気を切り裂く。

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単純に「かないっこないな」と思う。

さらにもう一頭でてきた。こちらも女の子、タンポポちゃんは630キロである。

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ぶっふぉぶっふぉ。

ひまわりちゃんとタンポポちゃんがそろい踏みすると迫力は倍ではなく2乗になる。

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近くで見るとほんとすごいんですから。

このあと2頭はお客のすぐ近くを歩いて回ってくれた。なるほど、これは散歩だ。

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タンポポちゃんには牙がないので、どちらかというと威圧感がない。それを自分でもわかっているのか、ものすごく人懐っこいのだ。
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触ってくれとばかりに体を横たえるタンポポちゃん。

動作はいちいちかわいい、ただ、でかい。

僕の近くにも来てくれたので触らせてもらうと、表面は意外と毛だった。

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白線の外にいたら安全だって言ったじゃんか。

600キロというと軽トラ一台分くらいの重さである。そんな生き物が猫みたいにごろごろ転がりながらなでてなでてと近寄ってくるのだ。一方には立派な牙も生えている。これは子どもにとってはちょっとした恐怖体験ではないのか。

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やはり子どもによっては阿鼻叫喚である。気持ちはわからんでもない。

お客の目が2頭のセイウチに慣れてきたところで、MCのお姉さんが次なる提案をする。

「それではここで、ひまわりちゃんが厄払いをしてくれまーす。どなたか、厄を落としたい方はいませんかー!」

お客さんの中から一人の男性が中心へと連れてこられた。彼女と東京から来たらしい。

そんなシティボーイに、背後からひまわりちゃんが鼻息荒くひた迫る。

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お兄さん、後ろ!後ろ!

ではいきますよ!

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そー
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れ!

やっていることはいわゆる闘魂注入である。セイウチのひまわりちゃんが厄払いと称してお客の背中を叩く。

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そのパワーに、東京から来た男性は吹き飛んでいきました。

すごいものを見た。猪木とたたかうべくはアリではなくセイウチだったのではないか。

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ぶっふぉーーー。

このあとひまわりちゃんとツーショット写真が撮れるというので並んだ。よくアイドルと握手会、みたいなイベントがあると思うが、正直女の子目当てで並ぶのは初めての経験である。

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並んだかいがありました。年賀状作るならこの写真にしよう。

勧められていないけど、夫婦岩

海獣を十分に堪能したあとは、近くの海に夫婦岩があるのでこちらも見ておくといいです。

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これはいいものですね。
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その横にある地層もかっこいい。

 

次はいよいよ伊勢神宮へ
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この時期の赤福はぜんざいで 

【投稿】この時期、赤福はぜんざいがおすすめです。

言わずと知れた伊勢の名物赤福もち。三重県内の観光地をまわっていると、いたるところに赤福の販売店があるのだけれど、冬場は限定で「赤福ぜんざい」なるものが食べられるという(夏はかき氷)。

赤福は名古屋駅なんかでもばんばん売られていて、正直伊勢というよりも東海地方の有名お菓子、というくらいの認識だった。もちろん子供の頃から大好きでよく食べた。でもぜんざいは食べたことがない。

 

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伊勢に向かうとある地点からすべての電柱に赤福の看板が設置されはじめる。
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三重の観光地に行くといたるところにある赤福のお茶屋さん。

ここはさっき訪れた夫婦岩近くの赤福売り場に併設されたお茶屋さん。注文を受けてから餅を焼くのでしばらく時間がかかります、とのことだった。そういう時間ならば歓迎である。

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しばらくして出てきたのがこちら「赤福ぜんざい」。

見た目でノックダウンである。

あつあつのぜんざいにちょっと苦めのお茶、そして口直しの「かり梅」と「塩昆布」が付く。パーフェクトな布陣である。これだけで冬を越したい。

いただきます。

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うわーこれは美味しいやつだー。

赤福ぜんざいは小豆のつぶがぷりぷりしていて、その歯ごたえだけで体中の力が抜けていく。僕は甘いものがあまり得意ではないのだけれど、こういう優しい甘さは好き嫌い関係ないんだなと思った。

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たまりませんわな。

餅は餅屋で 

【投稿】お餅街道と呼ばれるくらい餅屋さんが多いです。

赤福餅を筆頭に、三重にはお伊勢参りに行く人向けに、お餅を売っているお店が多いのだとか。昔は長い距離を歩いて参拝したので、途中でエネルギー補給できる餅は重要だったのだ。

赤福餅なんかもその中から生まれたスターだと思うのだけれど、この辺りでは「へんば餅」というのも有名らしい。

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伊勢神宮へと続く参道の途中にありました。

 

じっさい今回募集した投稿の中でもお餅に関する投稿が群を抜いて多く、全部回ると三重県の餅マップができそうだった。それはそれで価値がありそうだけれど、今回は他も行きたかったので我慢した。いつか個人的にやります。

たくさんある餅を代表して、今回は投稿ですすめてもらったへんば餅を食べてみることにした。

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なんと安政4年(18世紀)創業である。

伊勢神宮へと向かう道の入口あたりにあるこのお店で、昔の人もここまでの疲れを癒したのかもしれない。この日もこれから参拝に向かうと思われるグループが何組か店内で餅を食べながら休んでいた。

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こちらがへんば餅。
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もっちもちです。材料的にはだんごだと思う。

へんば餅はやわらかい餅の中にあっさりとした甘さの餡がたっぷりと包まれていて何個でも食べられそうだった。でも実際は2個食べたらおなか一杯になった。餅ってそんなもんですよね。

おかげ横丁で伊勢うどん

【投稿】「おかげ横丁」は全力でおススメせざるを得ない。

 投稿にある通り、伊勢神宮へと続く参道の途中にある「おかげ横丁」と呼ばれるストリートが素晴らしいので、伊勢神宮に行く人は必ず寄った方がいい。

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ここから先がおかげ横丁。素通りして伊勢神宮に急ぐこともできるけれど、寄った方がいいです。

僕はこのおかげ横丁でカキの佃煮とあとで書くけど伊勢うどんを食べました。もうおなかいっぱい。

【投稿】わざわざ言うまでもないけど伊勢うどん。

全国の伊勢うどんファンのみなさん、お待たせしました。おかげ横丁で食べた本場の伊勢うどんを紹介したいと思います。

 

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満員だ。

伊勢うどんは前に都内で食べたことがあるのだけれど、僕はどちらかというと角がピンと立ったこしの強いうどんが好きなので、あのふわふわした伊勢うどんはちょっとどうなのかなと思っていたのだ。

本場伊勢で食べるとまた違うのかもしれない。

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このいでたちだけで風格がにじむ。シンプルイズベスト、これぞ伊勢うどん。
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つゆの黒さも王者の証。

結論からすると、伊勢うどんは本場で食べてもやはりふわふわでどうかなと思った。

でもこれは結局餅から続くやさしい食べ物のひとつなんだろうなと思う。コシの強いうどんって美味しいけど思った以上に消化にパワーを使うだろう。伊勢神宮に参拝に行く人が手軽に食べられてすぐに力になる食べ物となると、コシが強くてあごが疲れるうどんではなく、ふわふわで甘いしょうゆのかかった伊勢うどんがたぶん正解なのだ。

いずれにせよ、伊勢うどんを伊勢で食べているな!という感動はあった。名物というのは買って帰るんじゃなく、その場で食べてこそなんだと思う。

ひげ天かまる天か、それが問題だ

【投稿】ひげ天のエビマヨ棒をぜひ!

 これも伊勢神宮へと続く参道に面したお店、ひげ天。

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ひげ天。

ひげ天は乱暴に説明すると練り物を揚げて串に刺した食べ物である。そんなの絶対美味いし、串に刺さっているので食べ歩きだってできる。栄養もあるぞ。これもきっと伊勢神宮へ向かう途中で食べる用にチューニングされた結果生まれた名物なんだろう。

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こんなの見ただけで美味しいってわかるじゃんか。

投稿でこのお店をおすすめされたとお店の人に伝えると「あらー、まる店さんの方じゃなくて?うち?うれしいわねー」と。ライバル店があるんですか。

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揚げたてあつあつをいただきました。
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うっは、うっま。

ライバル店があると聞いたからには食べ比べねばならないだろう。この企画は公平公正がモットーである、今決めたけど。

「ひげ天」で聞いた「まる天」。お店構えからしておそらくはこちらの方が歴史が長そうである。投稿にだけ頼っているので細かいことは知らない。食べてみて判断したい。

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まる天。ひげ天からもわりと近い。
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まる天はその名の通りまるい天ぷらが多いようだった。
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ひげ天と比較するため同じ形状のやつを注文。こちらも揚げたてをくれました。

こちらでも同じように練り物をあつあつに揚げて串にさしている。形はひげ天が直方体、まる天がその名の通り円柱形なのだけれど、手にしたときに熱々でずしっとくる感じとかは一緒である。

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うっは、こっちもうっま!

結論としてはどちらも美味しいのでどっちで買ってもいいと思います。

ぜんぜん参考にならないレポートで申し訳ないが、どっちも同じく美味いから仕方がない。気になる人は両方で買ってもらいたいけれど、これ2本食べると正直おなかが一杯になるから注意。さっきのおかげ横丁含め、伊勢神宮へと続く参道には美味しいものを売っているお店がひしめき合っているので、どこで何を食べるのか、計画的に食べ進めないと神宮へ着くまでに動けなくなるだろう。

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このあとちゃんと伊勢神宮も参拝しましたよ。
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伊勢神宮の脇を流れる川には錦鯉が泳いでいました。

 

【投稿】回転焼肉一升びんは体験してもらいたい。

 

 

回転寿司みたいに肉が回っているという焼肉「一升びん」。

回転焼肉ってどこか他でも見たような気がしていたんだけど、どうも三重のなかでもこの宮町店だけなのだとか。なんだろうこの既視感は、前世の記憶だろうか。

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きっと生まれ変わる前にこの店に来たんだと思う。

入り口ではハイテンションの顔ハメが出迎えてくれる。

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右は牛だろうか。

お店に入るとなるほど、流れているのが肉であること以外は回転寿司屋である。回るのが不要な人は通常のテーブル席もあるので安心してください。

僕はもちろん回る方を選択。

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見た感じ回転寿司と変わらない。
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回転寿司で見慣れた風景。

ブースには焼き網とIHヒーターが設置されているが、それ以外はやはり回転寿司と同じだった。

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目の前を寿司が流れてきても不思議ではない光景。

回転焼肉のルールはこうだ。

食べたい肉が流れてきたら目の前にある赤いボタンを押す。すると5秒間だけレーンと座席とを隔てたアクリルの扉が開くので、その隙に肉を取る。

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食べたいものが流れてきたらボタンを押します。
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すると目の前のアクリル板が上がるのでその隙に肉を取ることができます。

アクリル板は5秒経つと容赦なく閉まるので躊躇している余裕はない。

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これは緊張感があって面白い。

寿司のようにダイレクトに皿を取れるわけではないので初めは少し戸惑う。アクリルの扉があるのはきっと衛生面を考えてのことだろう。なにせ回っているのは生肉なのだから。

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三重なので松阪牛も流れてくる。
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肉は待たなくてもいいくらいの頻度でばんばん流れてきます。

チェーン展開しているなかで、ここ宮町店だけなぜ回転しているのだろう。理由は謎だが、開店と同時に回るブースはほぼ満席になっていたところを見ると、地元の人からも受け入れられているのだろう。これを見ている回転寿司屋さんは、次のビジネスとして焼肉を考えてもいいかもしれないですよ。

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得々セットがずっと売り切れていたのは悔しかった。上流の人が取っちゃったのかな。
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いやあ、ほんとすみません。

そうそう、焼肉なので肉の話もちょっとだけ。

流れてきた肉を焼いて食べるときは、シンプルに塩コショウか、甘めのみそだれを選ぶことができる。どちらでもいいが、個人的にみそだれをおすすめしたい。このたれ自体のうまみがすごいので、いい肉にはもったいないって言われるかもしれないが、美味しいものは美味しいんだからしようがない。

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みそだれをたっぷりつけていただきます。
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かー。

しかしこの方式、面白いんだけど、美味そうな肉が流れてくるとついボタンを押すのを忘れて手を伸ばしてしまう。で、「ゴン」とアクリルに当たって思い出す。それから慌ててボタンを押してももう肉は流れて行ってしまっているのだ。

これはある程度の反射神経がないとリズムよく食べたいものを食べるのが難しいと思う。楽しいには違いないけど。

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通り過ぎる肉を取るか見逃すか、あなたの選球眼が試される。

 もちろん回転寿司と同じで、なかなか回ってこない肉や取り損ねた皿は直接注文することもできる。松阪牛の高級な部位なんかはやはり回ってはこなかったので注文すべきなのだろう。

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会計は回転寿司と同じ方式である。

 

一人で焼肉食べに来ること自体初めてだったのだけれど、これはアリだなと思った。もちろん回転焼肉だとブースで仕切られているので一人で行くハードルが下がるし、たとえ回転でなくても焼肉って一人で食べると自由に好きな肉を自分のペースで食べられて最高である。

かなり普通のことを発見したところで終わりにしたいと思います。以上三重からお届けしました。

 

 

やってみてください

みなさん今回もたくさんの投稿をありがとうございました。

この企画、集まった投稿をひとつずつ地図にプロットして、どうやって効率的に回るのかを考える時間がすごく面白い。

投稿頼りの旅は取材じゃなくてもぜひやってみてもらいたいです。本当に意外な発見があって面白いですから。

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鈴鹿サーキットの最寄り駅「鈴鹿サーキット稲生駅」。名前も看板も面白いなと思って撮影。

 

 

伊勢うどん大使との対談で伊勢うどんの秘密が明らかに
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