はい、以上いかがでしたでしょうか今週の「サッカーよりも犬が好き」。あらためてＷ杯盛り上げていきましょう。
と、街がW杯一色になってはいない昨今だが、
犬にＷ杯を制覇してもらうために、今回は我が愛犬ももに、サッカーを、つまりはドリブルを、ガンガンしてもらおうと思う。
ではまず形から、ってことで、ももを日本代表にしたいので、代表のユニフォームを作り出すべく、
材料を１００均でＧＥＴ！したので、早速作っていこう！ ちなみに今回は、腕を独特にしたこういう状態のものを作ってみたいわけだが
だいぶ難解でフエルトの展開図も縫い方もよくわからない。やばい。
いずれにせよ、各所の寸法が必要なので、また紐メジャーにて、ももの各所を測っておきたいが、
また嫌がられる。毎度の通過儀礼である。
まずは青いフエルトから
シャツの前面部分を切り出すわけだが、サイズ的によくわからなかった（測らせてくれなかった）ので、
えらい短い。いいのかこれ。とりあえず、ももに着せてみても
えらい短い。明らかによくはないが、犬的にはよいことにする。で、背中の面のは
別途、切り出していこう。もうだいたいでいい。
続いてズボン。今度は白いやつから
だいたいのサイズで作り出したいが、横から見るとこんな形状の犬。
事実上、肩が無く四足で立つことになる犬にて、手（足）が穴に通る形にして、かつ、シャツとズボンもつながる形にして……って、これどうしたらいいの？ マジむずい。犬、なんでこんな形なの。
謎すぎるので、以前作った「犬きつねダンス」の衣装を参考にして、勘で切り出す。この段階ので仮留めして、ももの体にあててみたら…
マジよくわからない。とりあえずシャツと縫い繋げ、前掛け状態で、手（足）をそのまま下に通せるよう、ズボン的に
穴っぽくする。ダサいけど。ちなみに裾を一点だけ留めることで
手（足）のための可動域を確保しとくのが、ズボンでは大切だぞ！って最近はズボンって言い方ヘボいらしいが、ズボンと言い続けたい。
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せっかくなので、クオリティーを少しでも上げるべくデザインを、ヘボく言うと、アップリケを施そう。
まず一応日の丸を。本家に付いてるのかは覚えてないが。一方、背中部分、どうせ写らないので別にいいのだが、サッカーには重要な
スペースがあるので、女子力高く施しておこう。かわいらしくね。
そして、背番号もサッカーっぽくしっかりと。
背番号は１０だが、偽９番的な２列目から飛び出しゴールを狙うプレースタイルを身上としたい。あと、ズボンにも一応
付けておこう。両面テープがボロいが、気にしないでほしい。
そして今回の衣装のとんちが、この「腕」である。腕を付けるのである、服のサイドに。
腕は犬色のフエルトで筒状に具現化していくが、実はこの腕付きタイプの着ぐるみが一時期、犬業界で流行っていた。腕によって、
こっちに向かってくる際に、サイドに付いた腕が揺れて振っているようになり、マジこっちに走ってきてるようなビジョンになるのであった。で今回の、サッカードリブル感を高めようっていうわけやッ！
Ｌ状に縫ったら裏返して袋状にしたら、その動きのためには重しが必要なので、そんな腕の中に、スーパーボールを仕込んでおこう。
これでバタバタ動いてくれることを願う。さらに、腕としての太さを表すために、何かワタ状のものを詰めたい。あ、そうや、丁度いいものが。ってことで、またレギュラーのように登場したのが
毛。ももの毛。換毛期に抜けたのを捨てずにとっといたヤツである。相変わらず本人（犬）もヒく異物感。皆はちゃんと捨てよう！これを詰め込むことで、ももの衣装だしもも自身で構成！ってわけである。
詰めまくって、腕っぽくなってきたら、
袖も付け、さらに、手の平部分は、ギュッと紐で結んでボンレスハム状に捻出したうえで、
肉球をね。犬的にお茶を濁しておこう。こうして腕ができた！わけだが、腕なので、もう一個作らねば。マジ面倒。ちなみに腕、バタバタ激しく動いてほしいので、
１点のみ集中的に縫い留めておこう。ちゃんといい感じで動いてくれることを願ってください。
あと、ただ走って来るのではなくドリブルっぽくなるように、サッカーボールを疑似的にセット！したく
首輪に着けた針金から、ボールがプラプラするようにしよう。そこでボールのために、白いフエルトを四角に切り出し
紐で周囲を縫ってギュッとする巾着的に、球状をめざしていこう。裁縫秘技を教えてくれる親に感謝。そして中に針金の先端をしこみつつ
また大活躍な毛を突っ込んで、巾着のようにギュっとしたら
できたが、このままだと肉まんなので、サッカーボールにすべく
露骨に具現化しておこう。これで針金の逆端を首輪に装着すれば、なんとかなるだろう！たぶん。
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そんな結構な苦労の末、ついに！
衣装が一通り、
できあがった！ところで、ではももに着せちゃおう！
「はい、もも、ごめんねぇ～、後でオヤツあげるからねぇ～」と、またインセンティブで釣りつつ、着せてみた末…ついに！ 実家に爆誕した、サッカー日本代表犬が、これだ！
おぉ、代表ッ！ とりあえず代表っぽくなったのではないだろうか！
まぁ立ちすくむと謎の異形ではあるが、背中から見てもそれっぽく、
みごとな１０番っぷり！ありがとうアップリケ！ ただちょっと角度をつけて見ると、
グダついてるので、あまり見てはならない。真正面のみに注目だ！ ではこれにて、走ってドリブルしてこそ本領発揮できるので、早速スタジアムへと飛び出そう！
ってことで、またプロ家族以外に誰もいない広場にて、
サッカーボールも首輪に付けたところで、
完全体にッ！！ ではもも、犬的に異様なことになってはいるが、
はたして走ったらちゃんとドリブルっぽくなってくれるのか、
さぁ、こっちに来てくださいませ！ その衝撃の一部始終を収めた、ワールドクラスの動画が、これだ！！
おぉ、まさに、ドリブル…！？、何か思ってたのと違う、けど、一応ドリブルだと言えるであろうっ！ やったぜ、もも！ あんたこそが、Ｗ杯ＧＥＴやでぇッ！！
その結果、ココで突然、現れたのが、
ホントのカップ！ 一応ＦＩＦＡって書いてあるしそう、ってことで、実はこれ
もものオヤツを、彫刻刀で慎重に削って作った代物なのであった！ ではこれを、言うこと聞いてくれたご褒美に、ももに捧げよう！ って、上記画像でも既に、驚異の大口を開けてたので
あっさりパックンチョ！！ これにて、文字通り見事カップをＧＥＴ（食った）したのであった！ もも、おめでとう＆ありがとう！！
と、みごと、Ｗ杯を制覇したと言えるので（言えるの？）みなさんも参考にしていただけたら幸いです。ではまた。
