デジタルリマスター 2024年7月10日

手持ちのカメラを外側だけグレードアップ(デジタルリマスター)

取材では当然カメラを使う。Webでの記事なら使うのはデジタルカメラ、というわけで私も、遊びに使うのよりはちょっと上の、300万画素以上のデジカメを持っている。だが・・・。

普通に風景や物を撮るならいいのだが、人物を撮ったり、由緒あるもの・いわれのあるようなものを撮るとき、「もっと大きい、高級感のあるカメラが欲しい」と思う。片手で撮れるようなカメラだと、お手軽感がどうしてもただよい、「こいつ本当にやる気あるのか?」とも思われかねない。そこで、高級機を買うにはお金もないことだし、手っ取り早く手持ちのカメラをグレードアップする方法を考えてみたのだ。

2004年10月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。

1970年群馬県生まれ。工作をしがちなため、各種素材や工具や作品で家が手狭になってきた。一生手狭なんだろう。出したものを片付けないからでもある。性格も雑だ。もう一生こうなんだろう。(動画インタビュー)

前の記事:餃子の新しい具を考える(デジタルリマスター)

> 個人サイト 妄想工作所

リコーにニコンをかぶせる

つまり、ありていに言えば「ガワを高級にする」ということだ。

高級機に10万も20万も使えない以上、今あるカメラを利用して、外側だけでも一眼レフみたいにすれば、取材を受けるほうも「こいつは取材のプロだ」と思ってくれるだろう。

さて、まずはどのカメラをモデルにするか。

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手持ちのカメラ。

Webマスター林さんは、たしかニコンのカメラだった。会議の折など、机上にそれを置いただけで周囲の眼が集中、林さんは満足げだった気がする。

それと同じか、それ以上のものを!というわけで、ニコンのD100という、15万近いカメラをリスペクトだ。

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ああ・・・上位機種。カメラ店では売り場も別格だ。
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方法は・・・張子

ヨドバシカメラでパンフレットをもらい、さっそく検討だ。

この流線型、ボタン類などをどうやって表現するか。考えた当初は、プラスチック成型、いやシリコンか・・・など夢は大きかった。

夢は大きいほうがいい。ただ、「大人とは、裏切られ続けた子供の姿である」といわれるように、この年になると現実を直視して計画をたてないとならない。

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なぜかまず紙粘土を買う。

軽いのが一番!失敗もしたくない。というわけで、

「はりこ」の方法で作ることに決定。

なんだか、文化祭の様相を呈してきた。季節柄ぴったりな感じもするし、懐かしいし、形の自由度もありそうだし、いいのではないだろうか。

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なぜかカメラとあう手ごろな物体(ミニティッシュケース)を用意。

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