デジタルリマスター 2024年7月6日

餃子の新しい具を考える(デジタルリマスター)

テレビで誰かが、「餃子作るとき、プチトマト入れるとうまいんすよ!」と言っていた。えー、と思った次の瞬間、結構それはそれでいける気がしてきた。いちご大福の発想だ。重くなりがちな餃子が一気にさわやかになるやもしれぬ。

今日はそれを試してみつつ、いろいろなものをセットして、新たな味の発見ができるかどうかやってみたいと思う。「2004年 日本人女性が餃子の改革を行う」と教科書に載らないかなーと思っている。

2004年9月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。

1970年群馬県生まれ。工作をしがちなため、各種素材や工具や作品で家が手狭になってきた。一生手狭なんだろう。出したものを片付けないからでもある。性格も雑だ。もう一生こうなんだろう。(動画インタビュー)

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思いつくままに

さっそく食材の買い出しにゆく。思いつくまま、でも今まで試したことのないような具を求めて売り場をさまようこと1時間弱。

いつの間にかいっぱいになったカゴの中は一見、何のつながりもないが、「餃子」という名のもとに集められし材料たちだ。まさかこれ全てを今夜餃子に使おうとは、レジのお姉さんにもわかるまい。

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甘いのも辛いのもすっぱいのも。

上の写真を見たまえ。おふざけで選んだものなど、ひとつもないと断言できる。全て「餃子の具」界の改革を担ってくれそうな者を選りすぐったつもりだ。

基本的に、ノーマルな餃子の具、すなわち「豚挽き肉+キャベツ+にんにく少々+ゴマ油」をベースにしていく。何でもありという状態を避けるためでもあり、単に「ふつうの餃子もちょっとは食べたい」という本心からでもある。

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頼みの綱。

具材を袋から出すうち、だんだん楽しくなってきた。

学生のころ、部活で餃子パーティをしたのを思い出す。案の定、「ロシアンギョーザ」をやるものが出てきて、運悪く食べ当てた部員は両目からぽろぽろ涙をこぼしていた。

砂糖50%入り餃子を当ててしまったのだ。そんな甘いメモリーを思い出しつつ、ちまちま作っていこう。

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臨戦態勢整う。

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