作り終わっていうのもなんだが、「すごいカメラ」に見えるかどうかというのはレンズによるような気がする。
本体の大きさはそれほど変わらないのに、レンズをトイペ芯で作ったらそれっぽくなったし。
次買うときは、本体はともかくレンズが立派なものをそろえたい。まあ奇しくも、カメラはレンズが命なので、それが正しい道なのだ。
軽量化にはとにかく成功
ボタンとかいろいろ体裁を整え、白マーカーで数字など書いて、グリップには皮っぽいシートを張った。
ペンタ部（上に乗っかってるでっぱり）には本来「Nikon」と書いてあるのだが、さすがにそのとおり書くのははばかられ、ｋを伏字にしといた。
レンズ部の位置を合わせることをすっかり忘れていて、カメラ知ってる人にはありえない位置にレンズ口が開いているが、気にしないでもらいたいと思う。
よく古い商店街で、前面だけハイカラな外装だが裏にまわると古い民家だったりするお店を見かける。「看板建築」という名前がついているが、それを思い出させる。
でも張子のいいところは、とにかく軽いということだ。途中で壊れそうなのが気になるが、持ち運びにはいい。
しかし強風のもとでの撮影には難ありだ。外側が飛んでってしまい、コントみたいになってしまう。また、撮影時、被写体から3m以上距離をとるのが必須なカメラとなった。でないと安普請がばれる。
次回はなんとかもっと本物らしくしたいが、その前に新しい、すごいカメラが買えるようになることを祈ろう。
