本職に伝え方を学ぶ
当サイトのYouTubeでライターのよざひかるさんと対談する動画を以前撮った。
僕の生い立ちをよざさんが聞く回。他にも7本くらいある。
この動画を自分で見たときに「だらだらモゴモゴと喋っているな……!」とイヤになった。
あらかじめ話す内容が決まっているプレゼンなどはある程度できるのだが(練習するから)、その場で内容を考えて話すとグズグズになるのだ。
でも、何をどうしたら良くなるのか。悩んでいたら、冒頭に書いた通り伝え方講座を受けることになったのである。
編集部の林さん・石川さんと、ライターのべつやくさんと共に参加したのだが、想像以上に"講座"な会場にみな焦っていた。もちろん自分もである。
石上さんは以前から伝え方講座を開催していたとのこと。なぜお天気キャスターがこういった講座をしていたのだろうか。
石上:
ニュースを読むアナウンサーとの一番の違いは、「台本がない」こと。
特にラジオでは天気図などが見せられないので、会話の形で天気を伝える必要があります。天気予報は誰が聞いてもわかりやすい話し方が必要なんです。
また、生放送がほとんどで、他のコーナーが伸びると天気の枠を縮めて時間を調整することがよくあります。なので、アドリブ力も鍛えられました。
なるほど。確かに我々のような一般人に伝え方を伝授するにはぴったりな気がする。
それにしても直前に話す持ち時間が変わるのは大変だ。石上さんが体験したところでは、過去には10秒以下に短くなったこともあるとのこと。どうするんだそれ。
さて、この講座を聞いて伝授してもらったポイントがいくつもある。ここからはこれらを1つ1つ見ていこう。
まずは自分を知る
まずは自分がどう話しているのかを知ることが大事ということで、スピーチの様子を録画して自分で見てみることになった。うひー。
石上:
15年やっていますが、未だに自分の話す姿を見るのはイヤですね。それでも見ることによって気づくことって本当にたくさんあります。
書き言葉と話し言葉は違うので、事前に一字一句決めずにメモをもとにその場で話していくようにしましょう。
いやー、これはぜひ試してもらいたい。様々な発見がある。
自分が話している様子はこのようになった。
文字でも話し方のイメージが伝わるように、一コマに一文ずつ掲載します。見返したときの苦笑いの顔になってください。
※記事の最後に動画もあります。気になる人がうっかりいたらどうぞ。
これをもとに石上さんから色々とツッコミをいただいたので、講座の内容と合わせて紹介していきたい。

