めちゃめちゃ役立った
当サイトで記事を書いて10年、これまでで一番有用な記事になった気がする。
仕事で話すときにも「一文を短く!」という意識をするようになった。まだ、意識だけだけど……。
まず自分でも思ったことは、「一文が長すぎる」ということだ。
自分でも終わりが見えないままにずっと喋っているな。冒頭の対談動画でモヤッと思っていたのはこれだったのか。
林:
「ですけど」が多いのかな。
石上:
「ですけど」で続けずに「です。」で文を止めたいですね。
私も一文を短くすることはすごく心掛けています。着地点を決めて、何を言いたいか明確にしましょう。
おれは「ですけど」が口癖だったのか……と気付かされた。まったく自覚していなかったぞ。
爲房:
あとは「えっと」が多いですね。
石上:
「えっと」や「あの」ってなぜ出てくるかってわかりますか。
爲房:
次に話すことがあまり固まってないのかなと思います。
石上:
そう、沈黙になってしまうから、何かで埋めなきゃと思ってしまうんです。
ただ、聞き手からするとその沈黙って大したことじゃないんです。
私も新人のころ「5秒以上沈黙してしまった」と思って、あとで録画を見返したら問題なく聞き流せる程度でした。
「えっと」や「まぁ」を言いそうになったら飲み込んで、"間"にする。そうすると聞き手にとっても「理解する時間」になります。
確かにアナウンサーが「えっと」と言っている様子はあまり見ない。
そういったところも意識しているのか。
石上:
あとは声のトーンが普段の話し方と変わらないので、もう少し高くてもいいですね。
人前で話すときは少しだけトーンを上げると聞きやすいと言われています。
ひとり言のときのトーンをドとすると、ソの高さが人前で話すのに向いたトーンになります。
実際にやってみると、確かに聞き取りやすそうに感じる。
これ、電気屋で接客のアルバイトをしていたときのトーンだ。
話し方の部分でいうと、抑揚や間も大事なポイントだそう。
石上:
日本語は文の最初が一番高くて、そこからだんだん下がっていきます。
なので、文の途中で強調したいポイントがあるときは高く発音したり、間を取ったり、ゆっくり伝えると良いですね。
ここまでアドバイスをいただき練習もしたので、最後にこれを踏まえて先ほどのスピーチをブラッシュアップして話すこととなった。
自分のスピーチで特に意識したいのはこの辺りだ。
どのようになったのか、結果を見てみよう。
最後に実際の動画を。アドバイス後のパートでわけがわからなくなり言い直すところが見どころ。
意識すると逆に「ですけど」で続けたくなってしまったが、どうにか我慢できた。本当に口癖だったのだな……!
「えっと」も飲み込むことができた。代わりに話すのが止まってしまったが、あとで見返すと確かにそこまで気にならない。沈黙に対しては、話しているときの感じとはだいぶ印象が違って驚いた。
ただ、話し方を意識しすぎて内容がぐにゃぐにゃになってしまった気がする。特に後半は何を話せばいいんだっけ……?となってしまった。
石上:
最初は大変ですが、話し方は身についてしまえばあとは話の内容に集中できるようになります。自転車に乗るときと同じですね。
伝え方と一口にいっても様々なポイントがある。とにかく実践あるのみだなぁ。
石上さんが話した通り、まだ自転車に乗り始めたばかりの腕前である。補助輪を外すくらいのところまでは練習して身につけたい。
最後に他の人のスピーチへのアドバイスについても紹介しよう。
余談だが、林さんはアドバイス前のスピーチがいまいちだったようで早めに切り上げていた。あきらめないで!
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仕事で話すときにも「一文を短く!」という意識をするようになった。まだ、意識だけだけど……。
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