んちゅたぐいランドにいたのかも
最初はなんだかんだとツッコんでいたのに、だんだんこういうのもありかもと思いはじめ、気づいたら自分もガイドをやっていた。
平凡な主人公が、知らぬ間にトラブルに巻き込まれていく映画みたいな2時間だったなと思う。
もちろん今回の体験はそんなダークなものではなく、すごく楽しい巻き込まれ。
もしかしたら、これも んちゅたぐいランドのアトラクションだったのかもしれない。
ガイドになる高揚感
交差点をわたりスタンバイすると、自分をたよりにしてくれているたくさんのツアー客を背中に感じた。
この人たちがはぐれることのないよう、安全に分かりやすく導くことが私の使命だ。
ガイドという役割と目印の棒が、このスクランブル交差点をまっすぐ堂々と歩かなければと思わせてくれる。
そして実際に歩いてみると、普段はせかせかしてしまいがちな人ごみの中、目印を高く掲げてゆったり歩くのは気分がよく、
渡り終えたときには謎の達成感があった。
ガイドさんたち、いつもこんな楽しいことをしてたのか。
そりゃ目印だっていろいろこだわりたいだろう。もうみんな、何でも好きなもの掲げちゃいなよ。
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