花蓮に来たはいいけれど
2月に台湾一周の旅(通称「環島(フアンタオ)」)を決行しました。7日目は台湾の東南のまち「花蓮」です。
海のまちなので海鮮も名物で、飛魚の卵の炊き込みご飯などのグルメがあります。
ただ、鉄道の旅で時間がカツカツだったこともあり、シーフードを十分に堪能する時間がありませんでした。
苦肉の策で選んだのが
台湾は日本に近い駅弁文化があり、大きな駅では工夫をこらしたお弁当が販売されています。
花蓮駅には寿司専門のお店が。この「爭鮮(チェンシエン)」は台湾で人気のチェーン店、回転寿司やテイクアウトでもお寿司を販売しています。
並ぶ寿司を見てみると、
ネタの種類といい、パックの模様といい、日本でよく見る寿司とほとんど同じです。このクオリティの寿司がレストランではなく、駅で売られているのにまず驚きました。
ここの寿司の値段は100〜150NTD。台湾フードとしてはちょっと高いのですが、ゴリゴリの円安の今でも日本円換算で450円から680円くらい。
タイ風セットはイカにスイートチリソースが、イタリア風セットはエビにトマトソースがかかってるっぽいです。たぎる熱きアレンジ魂。
お味はいかがかな
グローバルアレンジ寿司もそそられるものがありましたが、ここは普通の寿司を買って日本のものと比較してみたいと思います。
これを見た時、
多分、日本の店が寿司4ネタを選んでパックにつめるとき、無意識のうちにカラフルにしてしまうんじゃないかなと思います。
しかし、この「人氣四品」は赤大集合です。
これが人気4ネタと言われても特に異論のないメンバーです。人気のネタってもしかしたら大体赤いのかも。
あと、海外の寿司はサーモン率が高めです。万人受けするし手に入りやすいのでしょうか。
「爭鮮」など台湾の回転寿司チェーンのメニューを見てみると、サバやイワシなどの光物が極端に少なかったです。青系の色味が不足するわけですね。