フランスの寿司キット
フランスのスーパーで買った「KIT SUSHI」。パッケージの箸の置き方が雑なのが気になって買ってしまった。
米不足で全然米が買えず、家にある米びつも底を尽いた。そんなとき思い出したのがこの「KIT SUSHI」。
我が家にはまだ米がある!!今日の晩御飯はお寿司にしよう!!
ただフランス語なので、Google翻訳という文明の利器に頼って作っていこう。
中に入っているもの
中に入っているものはこちら。
魚、エビ、野菜は追加で買うようだ。具体的な種類は明記されてないので、パッケージを参考に買い出ししよう。
魚はサーモンとマグロだ。野菜しか巻いていないやつは何なのだろうか……? 寿司?
エビはパッケージになかったけど、追加で買うリストに書かれていたので一応購入した。
米を炊く
まず米を炊こう。
米を洗って、水を入れ、2〜3分加熱。その後、弱火で12分炊いて、10分放置すると書いてあった。
なぜ!? 火力の違い!? 水が違うから!?
お寿司を作ろうとしているのに、まさかのおこげ……!!
固い寿司になりそうだが、今更引き返せないのでレシピ通り進めることにした。おこげ寿司、意外と美味しい可能性もある。
巻いていく
巻き寿司の場合、米は大さじ4、海苔に乗せると書いてある。
スプーンの大きさがフランスと日本で違うのだろうか。全然足りない気がする。
あとは、具を乗せて巻くだけである。
大さじ6でも米が少なかったのだろうか。
このあとアボカド巻きも作った。
野菜巻きを作る
なんなんだろう。ベジタリアン用の巻き寿司? 生春巻きの海苔バージョンという感じだが、中は生野菜でいいのだろうか。
あまりみたことのないビジュアルに戸惑いつつ、とりあえず巻いてみる。
米じゃないので、海苔がくっつかない。水をつけて、無理やり巻く。
フランスではこれも寿司……?
寿司の延長と捉えると異質だが、かなりデザイン性のあるサラダになった。
寿司を握る
握り寿司も作ってみよう。
寿司に挟むためにわさびを出したら、想像以上に彩度が高い。
やや不安になる鮮やかさだが、食べるとちゃんとわさびで安心した。パッケージには「HOT&SPICY」と書かれており、確かに今まで思ったことがなかったが、言われてみれば「HOT&SPICY」だよな、と改めて思う。
何気に人生初寿司にぎりである。
ラップで握りたいと思ったが、一応レシピに素手と書いてあったのでそこは指示に従うことにした。
やっと米を使い切った!!寿司キット、完成だ!!
ちなみに完成するまでに1時間半かかっている。 箱には30分と書いてあったが3倍かかってしまった。翻訳しているという手間もあるが、それ抜きにしても30分は無理である。米を炊くだけで終わるだろう。
箱に「寿司の達人は大将と呼ばれています」と書いてあった。大将なら30分で作れるのかもしれない。