スイカバーみたいなスイカ
夏の風物詩、スイカバーはスイカのようなアイスである。一目見てスイカを模していると分かる。
しかし、実際にはスイカバーみたいなスイカって見ない。スイカは、スイカバーほど細く切らないし、棒も付けない。
スイカバーはスイカのようなのに、スイカはスイカバーのようではないのだ。
スイカバーっぽい模型
切って棒を挿せばスイカバーみたいなスイカだ。やろう。
そう、ここは当然スイカバーを用意するつもりだった。しかしどれだけコンビニとスーパーを回っても見つからなかった(見つからない様子は最後に紹介します)。
だから今回は、見つからないスイカバーをスイカで作ってやろう、という悲しい動機もある。
早くやろう
前置きがごちゃごちゃしているが、やることはスイカを切って棒を挿すだけである。やろうやろう。
そう、僕はこの瞬間まで気がつかなった。このサイズのスイカからきれいなスイカバーを取り出すのはちょっと難しい。
きれいなスイカバーの形にしようと思ったら、少なくとも半球のスイカが必要だ。それが分かった。
切れ込みだけでしっかり挿さって固定できたので、アイスの棒でもいけると思う。スイカバーの棒を使えば再現度が完璧になる。
食べ歩くならこの形がいい
スイカだ。スイカバーよりも更にスイカ感が強い。なぜならスイカそのものだからだ。
そしてこの形、すごく食べやすい。手が汚れないし口にも入れやすい。スイカを食べ歩くならこの形がいい。
スイカを切って棒を挿し食べる作業、5歳の子どもと一緒にやった。
簡単にできるし、できたものがかわいいし、食べたらおいしいしで子どもがとても楽しそうだった。スイカの切り方を変えるだけでキラキラした思い出ができた。
【余談】スイカバーがない
ここからは余談である。お手本にしたくてスイカバーを探したのだが、全然見つからなかった。時系列に沿って紹介します。
自宅周辺
近所のコンビニを2、3軒見たらあるだろう、と思っていた。しかし結局、コンビニ5軒、スーパー3軒を回って見つけられなかった。
一駅先から
遠くへ探しに行くとして、持ち帰る間にアイスが溶けたら困る。そこで、電車で一駅のところから、自宅方面へ戻りながら探すことにした。
しかし、ない。あるのはチョコモナカジャンボとスーパーカップばかりである。たまに珍しいアイスを見ると少しムッとした。これがあってなぜスイカバーはないのだ。
途中、「お金を貸してください」と言って回っている人に会った。スイカバーには会えないのに。
結局コンビニ6軒、スーパー2軒回った。