これがその「極」……!
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ちょっといいキッチングッズ
先日、当サイトの取材で担当編集の古賀さんにお会いした時、「パリッコさん、これいいらしいですよ。好きそうだと思って」と、おみやげにもらってしまったものがあるんです。
炊いたはいいけど残ってしまい、ごはんを冷凍保存しておく機会ってけっこうありますよね? もしくは、そのほうが便利だから、ごはんは多めに炊いてわーっと冷凍しておくって方もいるでしょう。そういうとき専用の容器「極(きわみ) 冷凍ごはん容器」という、ちょっといいキッチングッズ。
こいつがですね、なんとこのふたつセットで、約1000円くらいするらしいんですよ。100均だったら200円で買えますよね。僕がいつもやっている、単にサランラップで巻いておく方法ならば、1回数円。それに比べて、本気度が段違い。さすが古賀さん、たまらなく好きです、こういうの!
というわけで、さっそく使ってみたところ、いや、ぶっちゃけ本当にすごかったんす。極まってたんす。そのごはん冷凍性能。
使ってみよう
容器、フタ、底板の3つですね。すべてのパーツにいろいろと秘密があるらしく、パッケージ裏にわかりやすくまとめてあったので、そちらをご参照ください。
で、なにはともあれごはんを炊きましょう。
ちなみに我が家、僕が基本、晩酌をする日はお米を食べないので、3人家族で2合炊いても、たいていは翌日や翌々日に持ち越すことになってしまうんですよね。その間、炊飯器の保温機能を使って保存しておくと、どうしたって色も風味も悪くなる。そこで、できる範囲でなるべく早めに冷凍しておくようにしてるんです。いつもの方法は、適量をサランラップでくるんでおくというもの。
今回は、その方法と、極みを使った冷凍方法、同じ条件の炊きたてごはんで比較してみようと思います。
後日、まずはいつもの冷凍ごはんを、いつものように電子レンジのオート機能で解凍。
驚いたのは、炊きたてすぐを冷凍したので、これでも想像してた以上に美味しいんですよね。きちんと甘みや香りがあって、お米がつやつやしていて。
ただし、やっぱりすこしだけ、固まりっぽい感じは残ってしまう。
これはもう、ラップで包む際に若干圧縮される以上、しかたないことと思うしかないでしょう。
ところが! きっちりと強度のある容器なうえ、パッケージに書かれていた「フタをした際、ご飯がつぶれない量が適量です」という言いつけを守って冷凍した、極のほうのごはん。
解凍してみると、フタを開けた瞬間からもうぜんぜん違う!
実際、日常生活のなかにおいて、ちょっとしたことではあるけど、こんな感動もあるんだなと、思わずうなってしまう美味しさです。
というか、一度冷凍したごはんがこんなにも華麗に蘇るんだ! っていう驚きと、そもそも専用のツールを使っているというわくわく感から、もはや炊きたてよりもうまい気がするぞ……。
個人的な興奮ポイントも
はい。ここまでが、「極 冷凍ごはん容器」を実際に使ってみたレポート。正直言って、ちょっと高級品ではあるけれど、もう何個か買い足して、お米を炊いた瞬間に冷凍のストックを作るのを習慣にしたいくらい、気に入ってしまいました。なんたって、冷凍庫で1ヶ月くらいは持つらしいので。
で、ここからは個人的に良かった点。
そもそもこの極、上品な白いカラーや、丸みのあるフォルム、マッドかつすべすべの触り心地と、そもそも存在感がすごくいいんですよ。なんかこう、「ミニお弁当箱」っぽくもあるというか。
つまりですね、仕事の合間のお昼ごはんなんかは、例えばこんな3点セットを用意するじゃないですか。
缶詰は僕のもっとも愛する、さんまのかばやき。それと、きゅうりの漬物「パリッコ」。
で、これらを、お皿を別に用意するとかでもなく、
するとですね、もうそれだけで、なんかわりとていねいな生活をしてる気になれるんです。実際、簡単だし安上がりではあるけれど、ちゃんとした食事、いや、もはやごちそうですよね、これは。
あともうひとつだけ、予想外の嬉しい発見もありました。
僕、さんまのかばやきの缶詰って、汁ごとごはんにぶっかけてしまって食べるのが大好きなんです。けれどもそれを茶碗でやると、ラストのほうはちょっとべちゃっとした汁めし状態になる。ところがこの極、
ごはんに適度にたれが染み込んだ後、べちゃっとならない程度に汁気が切れて、ずっと美味しさのピーク状態がたもたれるんです! いや、もちろんそのためのすのこパーツじゃないんだけどさ。そもそも僕が喜んでいるポイントがニッチすぎるんだけどさ。でも、興奮せざるをえなかったですね。個人的に。
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