5月14日に開店するお店を調べる
思い立ったのが5月13日のお昼ごろ。翌日14日に開店するお店をインターネットで探した。
スケジュールの都合でたまたま14日になったが、この日は六曜で言うと仏滅だった。縁起が悪い。
しかし14日に開店するお店はいくつか見つかった。仏滅など気にしない会社なのかもしれないし、やむを得ない事情があるのかもしれない。個人的にはとても助かった。
とにかく開店する店がある。こちらも祝う気持ちで向かおう!
串カツ田中の開店
ここで串カツ田中が開店するらしい。僕は街に馴染みきった串カツ田中しか知らないので、新しいそれが想像できない。「新品の練り消し」ぐらい想像できない。
お花が出ているきれいな店舗の周りにそわそわする人がたくさんいる。お客さんかなと思ったが、遠巻きに眺める人がほとんどで、オープンのための仕事をしに来た会社の方々なのだと分かった。
お店はオープン直後で、快活な店員さんの声が離れていてもはっきり聞こえた。
入ろう。オープンのおめでとうの気持ちで。
入ると、球場の外野スタンドのような活気。オープン初日ってこんなにすごいのか。店員さん一人一人が常に声を出し、注文が入ると「ありがとうございまーす!」と声をそろえる。そういうアトラクションだ、これは。ある店員さんのTシャツには、黒地に白で「楽しむセンス」と書かれていた。
そもそも祝おうとしていた勢いに店内の勢いが乗り、ビールとさいぼしという馬肉の乾物を頼んでいた。昼前にいいのか。いや、これが俺の楽しむセンスだ。開店のキャンペーンでビール半額だった。嬉しい。
カウンターから見えるキッチンは全部が新品でピカピカだった。
ビールを一口飲んだら時間帯などどうでも良くなり串カツも頼んだ。外からチンドン屋さんの鉄腕アトムのテーマが聞こえた。
ぼーっと飲んでいる間も店内の活気は途切れず、お酒もたくさん出ていた。ランチメニューとかやらずに、こんな風に昼から居酒屋として営業してくれるのも良いものですね。お客さんもたくさん入って、みんなお酒を飲んでいる。仲間だ。
減ってきた僕のグラスを見て店員さんが代わる代わる「次どうします?」と聞いてくれたが、さすがに昼前から何杯も飲めないので残りのビールを飲んで席を立った。
レジを使うのが初めてだったっぽい店員さんに丁寧に見送ってもらって外に出た。外ではスーツの人たちがニコニコしながら遠巻きにお店を眺めていた。
開店初日の居酒屋、すごい。そういうコンセプト居酒屋として楽しめる。開店おめでとうございます!
パッケージプラザの開店
文房具や紙袋、ダンボールを買う時はシモジマにお世話になっている。そのシモジマの系列のパッケージプラザというお店が川崎で開店するらしい。
近くの大きな交差点で、真っ赤な法被を着た人が何かを配っていた。
配るものがポケットティッシュじゃなく、チャックの付いたポリエチレンの袋だった。これがパッケージプラザだ。
CGで作ったようなピカピカの看板。どう見ても今日開店している。先ほどと同じく、お店の前にスーツを着た方がいて呼び込みをしていた。
きれいな店内には色んな紙袋やOPP袋。店頭に飾るような「のぼり」も売っていた。
専門的すぎると思われるかもしれないが、ちょうどいいサイズの箱や袋を探す機会が年に数回あるのだ。そういう時このお店に大変お世話になる。
外ではまだスーツを着た方がお店を見守っていて、他のお客さんに「頑張ってね」と声をかけられていた。僕も深く会釈をして駅に戻った。