最後は空振りです
冒頭の思い出もあり、コンビニの開店日に立ち会いたいという思いが強くあった。
ここから30分ほど歩いたところでファミリーマートが開店したらしい。
ここに向かう電車の中吊り広告で「埼玉スタジアム2002」という表記があり「昔の広告か?」と立ち上がって見に行ったのだが、そういう名前のスタジアムだった。
まだ酔っているのかもしれない。変な時間にお酒を飲むとなかなか抜けないのだ。良いことを知った。
人とすれ違わない。ファミリーマートがある感じがしないのだ。日差しが強い。帽子持って来ればよかった。
モデルルームが並んだ通りと高速道路を越えて、畑の間を歩く。地図アプリによるとこの近くにファミリーマートがある。
ない。もう一度ファミリーマートの新店舗リストのページを見る。店舗の名前は『浦和学院高等学校店』とある。
ここで気が付いた。これ、学校の中にあるのだ。
当然僕は入れない。「コンビニが開店した」という情報が嬉しくてネガティブな要素を無意識に遮断していたようだ。なんてダメなポジティブ。
そう言えば近くのグラウンドから学生の声が聞こえてくる。突然、情報をちゃんと確かめずにはるばる来てしまった自分、しかも酔っ払って学校の前に来た自分が恥ずかしくなり、すぐに駅に引き返した。
開店したファミリーマートでは何か催しをやったのだろうか。学生の方達はきっと喜んだだろう。校内にコンビニがあるなんて。開店おめでとうございます!
仏滅のラッキー
開店日に立ち会うのは難しい。通勤通学の道でも、いつの間にか新しいコンビニやドラッグストアができていたりする。
そんな中、狙って2店舗の開店日に立ち会えたのだからラッキーである。仏滅がもたらしてくれたラッキー。
特に串カツ田中はすごかった。クセになりそうだ。
昼前に飲んだお酒は、その日の夕ご飯後にやっと抜けた感じがした。