特集 2023年9月6日

ファン付き作業服にシャボン玉発射機能を付けたい

作業服からシャボン玉が出たら、素敵だとは思いませんか?

今年の夏は猛烈な暑さだった。 そんな中、ファンで風を起こして体を冷やす作業服はどんどん知名度が上がって来たのではないか。

もはや人命に関わるほどの機能性を持つファン付き作業服だが、ここらで機能性とはまったく縁のない機能を搭載するのはどうか。 ファンが起こす風を利用してシャボン玉を出したら、気分がアガってこないか。アゲよう。

1987年兵庫生まれ。会社員のかたわら、むだなものを作る活動をしています。難しい名字のせいで、家族が偽名で飲食店の予約をするのが悩みです。(動画インタビュー

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ファン付きの作業服を着てみたかった

特に外仕事の人にはファン付き作業服は必須アイテムといっていいのではないか。
暑さが常軌を逸していて温風が出てくる、という話題もいっとき見た気がするが、そうはいってもファン付き作業服がないと作業するときにかなり大変なのではないだろうか。

一方で先日夏祭りに行ったらおじさんがこれを来て参加していて、仕事以外にも着るニーズが出ていると感じる。
ちょっと前から一度着てみたいと思っていたのだ。

ということで買ってみた。

Amazonで適当に買ってみたら、「無敵の風量」「今夏最大級!最高電圧20V」など勢いを感じるフレーズが並んでいた。
で、あまりに無知だったんですがファンと作業着は別々に買えるんですね。

作業着も買った。背中にファンを入れる穴が開いている。
外側のリングがネジになっていて、ファンとリングで作業着を押さえる仕組み。

ファンの大きさの規格が決まっていて、メーカーが違っても装着出来るようだ。

余談だがYouTubeに「ファン付き作業服最強ランキング2023!」みたいな動画があり、それを見て基本的なところから勉強した。
「ファンの羽が磁石式で簡単に外せるので水洗いが簡単で便利」など、現場仕事に役立つ工夫がたくさんあってめちゃくちゃ学びがあった。

閑話休題。さっそく着てみよう。

地味ハロウィンで色々な仮装をしているが、作業着は似合わない気がしている。
作業着が着られたら、バッテリーをつなげる。

このバッテリーが22000mAhもある。iPhoneなら4回くらい充電出来る容量だ。
Ankerのいいモバイルバッテリーくらいの性能である。

電源をオンにしてみよう。

風が来た!

ファンが勢いよく回る。20Vだとこのまま空へ飛ぶのかな、と思うくらいの音だ。さすが今夏最大級と謳うほどである。

空気が通り抜けるので、作業着がパンパンになる。スーファミの頃のマリオに風船マリオっていましたね。
背中の下の方にあるファンから、襟元へ風が抜けるのだ。こりゃ涼しい。

空気が抜けないようにウエストがすぼまっているので、首の方へ一気に風が来る。
これで体の色々な部分を冷やす設計になっているのだろう。

9月もまだまだ暑いので、日曜大工などをするときに重宝しそうだ。これはいいぞ。

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シャボン玉機能を搭載する

ファンによって作業着の中を風が通り抜けることがわかった。
この風を有効活用したい。

そこで、シャボン玉である。
ファンの風を使ってシャボン玉を飛ばしたら、体も涼しく見た目も楽しそうになり一石二鳥である。

装置を作ってみたので結果からいこう。

まず水道用のL字パイプを胸元に装着する。

これで下から上に吹いているを前向きにするのだ。

胸からビームを出せそうな人になった。良くないですかこれ。

そうしたら、手製のシャボン玉発生装置を設置する。そして装置の電源を入れると……。

出た!シャボン玉が!
ファン付き作業服から出た風でシャボン玉が生み出されております!

シャボン玉出た!楽しい!
作業着姿でひとり大盛り上がりだ。

誰かの役に立つ仕事です!という広告風のポーズを取りつつガンガン胸元からシャボン玉が出ているという図。
胸元からシャボン玉が出るので顔面に食らうこともある!
あまりに楽しかったので3歳の子どもを誘ってシャボン玉遊びをした。

⏩ シャボン玉生成装置の作り方へ

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