特集 2023年4月29日

シャウエッセンと新生姜の串焼きは最高の組み合わせだ

シャウエッセンと岩下の新生姜というゴールデンコンビを知ってしまいました。

練馬にある「ホワイトはうす」という最高の焼き鳥屋があるのだが、そこの日替わりが書かれたホワイトボードに「シャウ生姜串」という謎メニューが書かれていた。

気になって注文してみると、「シャウエッセンと岩下の新生姜」の串焼きで、これが最高だったのだ。

趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー)

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これが練馬のホワイトはうすだ

残念なことにホワイトはうすは、私の家からだと片道一時間半と遠いのだが、気の置けない同年代の友人と四人くらいで飲むというシチュエーションであれば、個人的には日本で一番の店だと思っている。

ボリュームがあるのに値段が安く、何を食べてもおいしい。練馬はちょっと遠いので、うちの近所に支店が欲しい。

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練馬の名店、ホワイトはうす。
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こういう人達と飲むのに最適。
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知らないで頼むと混乱するシーザーサラダ。
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串焼きの概念を超えた存在の豚バラおろしポン酢。
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ピーマンの歯ごたえが嬉しい生Pつくねチ~ズ。ファミレスのハンバーグよりもボリューミー。
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シャウ生姜串が気になる

そんな素敵な店のホワイトボードで見つけたのが、「シャウ生姜串」という謎のメニューである。

シャウって何?

シャウトする生姜?

よし、気になったなら注文だ。

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シャウ生姜串を2本ください!

しばらくしてやってきたのは、シャウエッセンと新生姜の酢漬けの半切りが一対一の割合で刺さった豪快な串だった。かっこいい。

店員さんに確認すると、新生姜は岩下のやつとのこと。さすがにわかってらっしゃる。ところで「串」っていう漢字、改めてちゃんとみるとまさに串の形をしてる。

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ちょっと指っぽいとか言ってはいけない。

これが最高にうまいのだ。食べなくてもうまいとわかるけど、その想像を超えてくる。

噛むと溢れてくるシャウエッセンの旨味と新生姜だけが持つ爽やかな酸味が素晴らしく合う。パリっとザクっの歯ごたえのツープラトン。令和のベストカップル。もちろん酒との相性もバッチリ。

シャウエッセンと岩下の新生姜と言えば、スーパーで買えるちょっと良い食材の代表格。そのおいしさはどちらも折り紙付きだが、ここまで息の合うタッグパートナーだったとは。

これを食べた友人が「1+1は2じゃないぞ。シャウ生姜は1+1で200だ。10倍だぞ10倍!」と、テンコジの定理(プロレスの話なので気になる人は調べよう)をシャウトした。

これはただ事ではないとお店のTwitterを確認すると、シャウ生姜串が丁寧に炭火で焼かれていた。だからこそのおいしさなのだろう。やっぱりホワイトはうすは最高だ。


 

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締めの炭水化物は炭火トーストとペヤングに単品カレー。
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ペヤングを喉詰まらせぎみに食べながら飲むアイスコーヒーハイバニラフロートのうまさよ。
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わかりにくいけどホワイトはうすの公式シャツを着用している。

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