ラーメン作りは最終段階へ
麺ができたらスープを仕上げて、ラーメン作りもいよいよ最終段階である。
麺を茹でてからの展開は目にもとまらぬものがあった。
いままで平行して進行していた麺とスープの宇宙が交差して、器にラーメン世界が誕生した瞬間である。振り向いたらみんなの目が「おなかすいた!」と言っていた。
料理教室だと全員が出来上がるのを待っていただきます!となるのだろうけど、今回のメインはあくまで製麺である。
しかもラーメンは出来たてが一番美味いに決まっているので、麺宇宙とスープ宇宙からラーメン宇宙が完成した順にいただきます!である。
この段階までくると、そこら中から美味しそうな音が聞こえてくる。
僕も撮影しながら自分の分を作って食べてみたのだけれど、これお世辞抜きに美味かった。ラーメンって具とスープがメインなのかなと思っていたのだけれど、その認識を改めさせられることになる。
麺だ。
ラーメンの美味さを決める要素の半分くらいは麺である。今回、粉から製麺してみて、麺って自分で作れるんだという感動もさることながら、自分で作った麺の美味しさにもびっくりした。
というわけで製麺ワークショップは、ちゃんと時間内に全員がラーメンを完成させて食べることができた。
参加者の中にはすでに製麺機にめろめろになっていて、帰ったら絶対買うだろうな、という人が数人いた。玉置さんも最初はここから始まったんだと思う。
この中からいつか第二の玉置さんが生まれることを期待しつつ、製麺ワークショップのレポートとさせていただきます。またやりましょう!
はげます会ではたのしいイベントをいろいろ企画しています。この機会にぜひ!