特集 2025年7月5日

難しい迷路を作りたいので麺を描き写した

意外とお手軽にできます

うちで迷路を描くのが流行っている。たまたま麺を描き写したいと思っていたのでそれも迷路にした。

1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー

前の記事:顔をパンにして回したい、アンパンマンのように
>ライターwiki

ルール説明のある迷路

子どもがよく迷路を描くようになった。

ルールを説明する台本もある

懐かしいな。僕も落書きで迷路を描いていた。あれは脳を描いているみたいで楽しい。頭を空っぽにして淡々とできる、写経のような良さがあった。 

懐かしくなって僕も書いた

子どもが前のめりで待っているので、紙面を使い切れず途中で道を伸ばしてゴールにした。

こんな風に、お互いメモ紙に迷路を描いて交換して解いた。楽しい。ちょっと変わった難しいものも作りたくなった。 

いったん広告です

正直でいたいから

ここで「そんなある日、袋麺を見ていたら…」と続けられたら自然なのだが、そうではなく、迷路がうちで流行る前から「袋麺を描き写したい」という欲求があった。

メモしてある

多分楽しそう、と思ったのだろう。でもそれでは説明として成立していない。もう一つ、人に話した時に胸を張っていられる動機が欲しかった。

そういうことってあるだろう。河原で焼きそばなんていつだって食べたいが「花火大会」という動機づけがあると俄然やる気が出る。だから絶対に食べる。

僕の場合は「袋麺を描き写したい」と思っていたところにたまたま「迷路が流行っている」という動機づけが加わったので、やるしかない、というところまで気持ちが高まった。やろう。 

いったん広告です

まず冷凍うどんから

まずは簡単そうな冷凍うどんからやってみることにした。

冷凍うどんの写真を撮って、絵を描くアプリでなぞる
本当は実物を置いて紙とペンでなぞる方が趣があっていいのだが、時間の関係で諦めた
20分でできた

無心で淡々とできる。やっぱり楽しい。迷路を描く楽しみと似ていた。

そして、このうどんが迷路になるように道をあけていく。 

10分でできた

あ、いいな。良い迷路ができた。自分で一から迷路を描くと、正解の道かどうか、という意図を持って描くので見た目にあざとさが出てしまう。パッと見て正解っぽい道が分かるのだ。しかし冷凍うどんにはそれがない。冷凍うどんは「楽しい迷路になるぞ〜」と思って塊になっているわけではないから。

自信がついた。袋麺もいけそうだ。 

⏩ 次ページに続きます

▽デイリーポータルZトップへ つぎへ>

katteyokatta_20250314.jpg

> デイリーポータルZのTwitterをフォローすると、あなたのタイムラインに「役には立たないけどなんかいい情報」が届きます!

→→→  ←←←

 

デイリーポータルZは、Amazonアソシエイト・プログラムに参加しています。

デイリーポータルZを

 

バックナンバー

バックナンバー

▲デイリーポータルZトップへ バックナンバーいちらんへ