特集 2020年9月30日

大きい会場でプレゼンするかっこよさを味わいたい

プレゼンターを矢印で指さないといけないほどの大会場!

先日とある会社の発表イベントを配信で見ていたら、なんだか違和感に気付いた。
なんだかプレゼンターよりもスライドを映し出すスクリーンが大きいのだ。
あとで分かったが、スクリーンをバーチャルに作って舞台と合成しているとのことだった。

なるほど、お客さんの前でプレゼンが出来ないなら、合成でうまい具合に演出することも出来るんだなぁ。
そう思うと同時に、自分の家でも出来るのではと気付いた。
大きい会場でプレゼンするの、一度やってみたかったんだよな。
バーチャルな方法を使えば気分だけ味わえてしまうな……。やるしかない。

『デイリーポータルZをはげます会』のサポートによってこの記事を制作させていただきました。

1987年兵庫生まれ。会社員のかたわら、むだなものを作る活動をしています。難しい名字のせいで、家族が偽名で飲食店の予約をするのが悩みです。(動画インタビュー

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グリーンバックのある生活

つまりこういうことをやりたいのだ。

グリーンバックを用意して、カメラで自分を映す。舞台とスクリーンをパソコンの中に用意したら、グリーンバックで撮影した自分の姿を合成してやればいいのだ。

自分の姿を小さくしたら、まるで大会場にいるような気分になれるのではないだろうか。

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これは以前デイリーのイベントでジャパネットたかたについてしゃべったときの様子。

普通の会議室やイベントスペースでは、スクリーンの大きさはこのくらいになるだろう。
でも、合成ならやりたい放題に出来るのではないか。

まずはグリーンバックから作っていこう。

とはいえ作ったことがない。どのくらいの緑色ならうまくいくのかがよくわからない。
不安なまま布と色画用紙を買った。

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この辺りの素材でうまくいくかな……?

グリーンバックを使ったクロマキー合成のプログラムは色々な人がやっているので、お借りして試してみよう。

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うーむ。影が気になる……。
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むちゃくちゃ首をかしげていて自分で笑ってしまった。
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布と色画用紙とでどちらが良いかを試す深夜2時。

布は緑が濃すぎたかもしれない。あと生地が薄くて光の加減に弱かった。
6畳の和室ではなかなか無理があるのかも、困ったな。

そこで「グリーンバック 自作」で検索したら、このリモートのご時世で自作している人がたくさん見つかった。
先に検索すべきである。

006.jpg
多くの人がおすすめしていたのが、ダイソーのフェルトだ。

大きさも60センチ×70センチで使いやすい。
フェルト同士の接着は、同じくダイソーで売っているグルーガンで簡単に出来て便利だ。

007.jpg
接着の様子。いま、この記事の中で一番「情報」を書いています。
008.jpg
和室にグリーンバックが誕生しました。床がカバー仕切れなかったので色画用紙が役に立っている。

これを使って良さそうな背景に合成すると、こうなった。


急に大きな会場に立ったように見える!
かなり面白い体験だ。夢中になってしまった。

画面を確かめながらやってみると、確かに部屋の中にいるのにまるで自分が小さくなったような感覚もする。

これにスライドを重ねたら、さらにどんな気分になるんだろう。
いよいよ試そう。

家の中でのプレゼン生活

まずはこのくらいの縮尺でどうだろう。

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大きめのセミナールームくらいのイメージ。

スライドはiPhoneの発表をイメージした。これで僕もスティーブジョブズである。

よく見ると足がガビガビになっているが、気にしないでおきたい。

もう少し自分を小さくして、会場を大きくしてみよう。

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こうだ。

セミナールームから、体育館の壇上くらいまで大きくなったように感じる。
体を斜めにして後ろにあるスクリーンを意識したポーズを取ることで、よりそれらしくなることも発見した。

このくらいの縮尺だと、本当にプレゼンをしているように見える。

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中身がなくてもそれっぽくなるのでは、ということで晩ご飯の紹介をしてみる。

これだけ堂々と伝えられれば、これはこれでアリなようにも感じる。
説得力が出てくるな。プレゼンの魔力である。

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そばをすするアクションも取り入れた。新製品発表会でやりたい。

さらに大きい会場にするとどうか。

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プレゼンターはどこ?どこ?

なにか画面の下の方でもぞもぞ動いているなと思ったら僕だった。

会場の大きさとしてはコンサートを開くほどのアリーナになったが、肝心のプレゼンターの姿が見えない。

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プレゼンターのアップを別枠で出すようにしてみた。

ライブ中継をしている感じが出てきた。
同じカメラの画像を使っているので当たり前ではあるのだけれど、小さな姿とアップの姿の動きが連動しているのに驚きがあって面白い。

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動きがあるとよりそれっぽい!

10万人に見られようかというプレゼンテーションになった。


大きい会場でプレゼンする気分の良さ

かなり「プレゼンテーションらしさ」が出せた。
これなら家にいながらにして大舞台に立った気分になれる。

何かすごい発表をしている気になり、いい気分である。画面の中限定だけれど。

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自分を大きくした場合は、グラフの一部を自分にするという技が使える。

 


Maker Faire Tokyo 2020に出展します

前回の記事で書いた、「なんでも鑑定団の鑑定額発表だけする装置」を展示します!

なんの根拠もない鑑定額を発表したい方がいたら、ぜひ東京ビッグサイトにオープンザ・プライスしに来てください。

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今回作ったプレゼン気分を味わえるプログラムも、うまくいけば展示します。ライブ感を感じてください。

2020/10/3(土)12:00~17:00
2020/10/4(日)10:00~16:00
@東京ビッグサイト 西4ホール

詳しくはこちら!

 

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