洗いもの道とはスポンジ道
シンクにたまった食器を、水切り棚に効率よく収まる順番を考えながら黙々と洗い、水ですすいで汚れを落としてゆく。その快感と、なんだか無心になれる感じが妙に良くて、僕は昔から、家事のなかでも特に洗いものが好きです。
そんな洗いものに欠かせない道具といえば、洗剤とスポンジ。
今回は本題でないので理由は省きますが、洗剤は長く「Magica 速乾+」を愛用しています。
で、スポンジ。かつては、100均で5個入りくらいで売られているものを、特にこだわりもなく使っていました。が、ああいうのってかなりお手頃なぶん、ヘタりも早かったりするんですよね。もちろんものにもよるんでしょうが、普通に使っていても、数週間であちこちちぎれてぼろぼろになってしまったり。
そこで評判などを頼りに、「スコッチブライト」「キクロン」といった、しかるべきメーカーもののスポンジを試し、あ、こりゃあ確かに違うわと、それぞれそれなりの期間愛用してきたりしました。
そんな僕が近年出会い、感動すらしているスポンジがあるので、ちょっと聞いてやってください。そのスポンジというのが、こちら。
泡立ち、使い心地、もちろん良し
ご覧のとおり、一見そっけないにもほどがあるスポンジですよね。今回僕が買ったスーパーで、お値段はひとつ200円ほど。
ちなみに「パックスナチュロン」とは、太陽油脂株式会社による、石けんや化粧品がメインのブランドで、このスポンジはそのラインナップのひとつ。
公式サイトの説明によれば、「骨格構造の目の粗いスポンジです。泡立ち・水切れが良く衛生的です。研摩剤などを使用していないので食器を傷つけません」とのこと。
僕がなぜその存在を知ったかというと、実は妻経由。妻が以前、メルカリでなんらかの商品を買った際に、出品者の方が「すごくいいのでもしよかったら使ってください!」と、ぜんぜん関係のないこのスポンジをひとつ、荷物のなかにサービスで入れてくれていたそうなんです。もうそのエピソードだけで、パックスナチュロンが熱狂的ファンを生み出していることがわかる。
で、何気なく使ってみると、確かにいい!
僕の所感としましては、まず、手に持ったり握ったりした際の適度なコシが気持ち良すぎる。また、おろしたてのスポンジにありがちな硬さがまったくない。つまり、使い心地がものすごく快適で、しゅわしゅわキュッキュッと、次々に食器を洗っていく洗いものの快感を最大限に高めてくれる。
もちろん、泡立ちも申し分ありません。
ごく一般的な量の洗剤をちゅっとスポンジにたらし、ごしごしっと対象物をこすっただけで、豊かに泡立ちます。洗剤の量に対する洗える食器の量は、かなり多いと思われ。
ちなみに上の写真は、当記事の素材用に、汚れていないフライパンをひと洗いした時のもの。それを水で洗い流すと、
重ね重ね、頼もしい力量ですよね。
最大の魅力
加えて、僕が感じるパックスナチュロン最大の魅力は、「ヘタらなさ」と「水切れの良さ」。
そう、僕には詳細まではわからないのですが、「骨格構造」なるもののおかげか、一般的なスポンジに比べ、長く使ってもぜんぜんヘタってこないんです。
まぁ、我が家は数年前に食洗機を導入した関係で、日々手洗いする洗いものの量自体はそんなに多くないんですよね。それでも毎日、食洗機未対応の食器など、なにかしらは洗っている。それでも使いはじめて早数ヶ月、例の、ご好意でもらったパックスナチュロンを使い続け、それがまだ新品同様かってくらいの状態。これは長年洗いもの好きをやってきた者としては、かなりの衝撃と言わざるをえません。
で、最後にぜひ見て帰ってほしいのが、水切れ! こちらに関しては、ぜひ動画でごらんください。
上の動画をやや興奮気味に解説しますと、
この、5〜7秒のところが特に見どころなんで、スローで視聴されるのもおすすめです。
で、このままスポンジホルダーにでも置いておけば数分後にはすっかり乾いてしまうと思うんですが、
してやったりしたらもう、スポンジはすでにカラッカラ。この水切れの良さと泡立ちの両立が、パックスナチュロンの驚異だと思うんですよね〜。
洗いもの道とはスポンジ道。こいつが使えている限り、しばらくは他のスポンジの導入が必要ないくらいではあるんですが、引き続きこの茨の道を歩み続けていきたいと思います。
こちらです!
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