電柱のウエストポーチ
押しボタン式信号って、ウエストポーチに良さそうじゃないですか。
高さ的にも、大きさ的にも、ウエストポーチだな……、と信号待ちのたびに思っていた。実際にあったらかなり可愛いだろう。
でもどこにも売ってないので、これは私が作るしかない。
電柱気分が味わえるウエストポーチの完成!!
作り方
実物大で作りたいので、まずは街に出て計測だ。
街にたくさん設置されているのですぐに計測できた。サイズ感が分からなかったらすぐ確認しに来れるし、公共物作るのいいな……と思った。
組み立てていったら、なぜか高さが1cmぐらい足りなくなった。しょうがないのでそこも付け足していく。
ちゃんと作りたい人は、設計図を描こう!!
布を巻く
ベースの形が出来たら布を巻いていく。
何用に買ったのかは思い出せないけど、まさしくな色の布が家に10mぐらいあった。多すぎる。
こちらの黄色い布を巻いていこう!
内側には袋状に縫った布を入れる。
フタはぐるっと周りを包むような感じにしたい。これなら防犯性もバッチリである。
フタが勝手に開かないように、念のためスナップボタンもつけておこう!
ボタンつけ
次は押しボタンを作っていこう。
布と合皮を合わせて縫い付けていく。
押しボタン式信号の顔っぽさに気づいてしまい、街で見かけるたび「顔だな……」と思うようになってしまった。ネジがいい目をしている。
「おまちください」「おしてください」表示の部分は、合皮に刺繍することにした。
ここにきてハッとしたのだが、「おまちください」と「おしてください」 が同時に表示されていることはない。両方ついていたら押しつつ待たなくてはいけないのだ。絶対どちらかは消えているはずだ。
両方は選べない、三角関係のような構図に……!
とりあえず仮でつけてみようか。
けっこう迷ったが、カバンとして使うなら、支払いなどでもたついているときに「 おまちください」の表記が出ていた方がいいのではと思い、こちらにすることにした。

