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とりあえず10倍の値段を思い浮かべて比較する
私は今年の7月頭に台湾旅行に行きました。
たのしみまくっていた矢先、土曜日の帰りの航空便が台風によってキャンセルになりました。
航空会社に尋ねたところ、水曜日の便が最短と言われました。4日後。4日後⁉
私はサラリーマン。急に平日休むのがかなり厳しく・・・。
しかたなく、月曜日の朝発の12万円の片道航空券を買うことになりました。
その時、私の頭には以下の言葉が生み出されていました。
(とりあえず10倍の値段を思い浮かべて比較する。払った金額より必ず大きくなるから。)
(奇抜なifを思い込む。ありえないことの方が癒される)
12万円稼ぐための労働の計算や、12万円が一ヶ月の家賃を優に超えていることからは必至で目を背けたのです。
(でも、やっぱり高すぎて搭乗中に涙がじわっとあふれましたね・・・。)
ライターのみなさんにも聞いてみました
おくすりのように心に沁み込む言葉の連続です。

私も、前に1万円のJR切符を失くしたことがあり、それ以降、数千円台の損はなんとか心の整理ができていた記憶があります。
たとえ、過去の損失を上回ったとしても「前よりもっと強くなれる」という構図がいいですね...!
今回、私は12万円の片道航空券で装備をアップグレードをした、そう胸に刻みます。(正直、もうアップグレードはしたくないですが)

こういう宙に浮いたチケット代、「こういう用途で使われます」ってのがわかれば、それは損ではなくて「支援」になりますよね...。運営側にはそこを公開してほしい…。涙がはやく乾くかもしれないから…。
今後、ライブや試合のチケットの返金忘れは、「応援」と呼んでいこうと思います
あと地味に「同行者の分を含め」に汗がにじみました。これ、自分は買ってあげてる側なのに、返金手続きをし忘れたせいで、相手の分も払わざるを得ない窮地になり、ウ~ってなりそうです。

かつて、友人が手違いで38万円を完全に無駄にしてしまった、という事件がありました。
その時の友人の狼狽ぶりはものすごく、非常に印象に残っています。感情がジェットコースターになっている様をまざまざと見せつけられました。
それ以降、38万円以内であれば「あの時の友人ほどのダメージではない」と考えられるようになりました。
具体的には以下のような状況で私の心が救われました。
①解約した携帯キャリアに謎の月額サービス料を払いつづけていたことに5年くらい経って気づいた。合計15万円くらいの損失。
②出発前にホテルを変更したら元々の予約をキャンセルし忘れてて無駄な支払いが発生。2万円の損失。
(②なんかハナクソみたいなもんです。)
どんな時でも、38万円が損失ショックのリミットとして固定されました。いつかこれを超える損失が発生したら、発狂して野山に突入し獣として生きるでしょう。
38万円は本当にきついですね....。感情の位置エネルギーやばそうです。「手違い」でこんなことになってしまうことあるんですね。「手違い」怖すぎ。
解約しわすれの損失って、のほほんと過ごしてた過去の自分を呪いがちです。文園さんの場合、5年分呪う訳になりますが…。しかし38万円損失の狼狽を思い起こせば厳かな気持ちになれそうです。
石川さんのアップグレード理論でいうと、損失が38万円超えたら勇者から魔王に豹変してしまう感じですね。
まだまだ沁みるおくすり
損してもしっかり気持ちを立て直している方、まだまだいました。
この身代わり理論、いいですね…。高くなればなるほど、「生命が救われた」と思えそうです。(まいしろさんの「立て続けにやばい不幸が襲いかかり散々な目にあう」の昔話のような連続感が好きでした。)
さらにこの理論、お金の損失以外にも、遅刻、失恋、落第、オールマイティなのが強みです。「ドラえもんドンジャラ」でいうどら焼きの牌。
あと、(確信)が、めっちゃ嬉しい括弧でしたね。
知人の被害額ほど勇気づけられるものはないですよね。
こういう時の連絡を「損の連帯」と呼んでいます。
私の友人は、損した時に気兼ねなく「台湾から帰る航空チケット何万したんやっけ」と電話してください。
林さんがそのとき送ったメールの文面も気になります。「ガラス割って弁償することになった」と伝えるのが義理な気もしますが、相手としては「自分の被害額を聞いて安心しようとしてる」と瞬時に察知はしますよね。
仲良しの四谷くんにも聞いてみました
仲良しの四谷くんに尋ねてみました
対価としてサービスとか商品が貰えるだけマシ
ある用事のためにATMで9万円引き出して財布に入れたのですが、その直後に乗った電車で財布を落としました。
駅員さんに相談したところ、「たった今、近くの駅で届けられたみたいです」とのこと。
財布が見つかったことに安堵しつつも「めっちゃ現金入れてたからお礼のお金もその分多く払わなくちゃいけなくなりそうで嫌だな」という俗っぽい考え事をしながら向かったところ、現金が全て抜き取られた状態で財布が届けられていました。
それ以降、意図しない出費があった時でも、「対価としてサービスとか商品が貰えるだけマシか」と思えるようになりました。(9万円を失った悲しさは未だに拭いきれていません。)
お金が無に散った人だけが至る境地を見ました。すべての買い物は無駄ではない…。「慰め」というより「赦し」のような思考。
実は、ガラス割った林さんのように、私も12万円のチケットを買った直後、四谷くんに電話をかけて「大損した話をしてくれ」とせがみました。そこでこの体験を聞いた私は「嬉しいわ、ありがとう」と口走っていました。無意識に。
9万円の悲しみが癒えていないのにごめん、という気持ちも少しあります。
みなさんの言葉・思考も聞かせてください
ぜひ、みなさんの損をした時に己を慰める言葉・考えを投稿してください。
もちろん、それらの言葉・思考は私のセラピーにもさせていただきます。何卒よろしくお願いします。





