特集 2026年1月21日

二度と再現できないけど愛しいお昼ごはん「今日のなりゆきメシ」100日分

【81〜100】年々高まる端野菜愛

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「ファミチキライスサラダ」

キャベツ、にんじん、ベランダピーマン、種なしぶどう、少しの米、オリーブオイル、すだち果汁、マヨネーズ、塩コショウをあえたライスサラダに、割引券があったので買ってきたファミチキレッドをのせて。

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「炒め餃子ライス」

激安チルド餃子を並べて焼くのもめんどうで、油をひいたフライパンにほうりこんで雑に炒める。仕上げに醤油もジューっと注いで絡めてしまう。ちょっと揚げ餃子的でもあり、うまかった。

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「もちポタスープ餃子」

スープにもちをひとつほうりこんでよく煮ると、溶けてポタージュ状になる特性を利用した、濃厚風とんこつスープ(ユウキの「白湯(豚骨)スープ使用」)。もちは春巻きの皮でも代用可能なのは豆知識。激安チルド餃子の最後の残りとねぎを加えて。

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「冷え玉子がゆと肉野菜炒め」

娘用に作り残ったものを冷蔵保存しておいたよく冷えた玉子がゆと、残りものの肉野菜炒めをレンチンしたものを相盛りに。冷と温のあわいに幽玄な味わい深さがある。

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「牛もつ焼ごはん」

割引になっていたので、鍋でも作ろうと買って冷凍しておいた牛もつ。鍋をやらないうちにそろそろ食べたほうがいい頃合いになってきたので、ゆでこぼしてフライパンで焼いてだし醤油と唐辛子で味つけてごはんにのせる。この世の食のなかで最上級のうまさ。

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「もやしのケチャップ炒めライス」

どうしても必要が生じ作らざるをえなかったもやしのケチャップ炒めをごはんのおかずに。なんか物足りないがうまくはある。

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麺がもやしのナポリタン「もやポリタン」を研究していました
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「牡蠣のガーリックソテー丼」

いただきものの宮城県産生食用牡蠣を心ゆくまで生で堪能した後、最後の数個をガーリックソテーにして丼に。こんな贅沢が許されるはずがない。

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「端野菜のきんぴら納豆ごはん」

大根の葉、皮、巨大赤かぶの葉、ねぎの青いとこを大量に刻んできんぴらにしたものに、納豆を混ぜて。野菜のメイン部分にはない、無骨なほろ苦さと力強いしゃきしゃき食感。納豆のありがたみ。よく噛めば噛むほどに体が喜ぶ、体が欲していた味。昼、なにを食べようかしばらく迷っていたが、これで大正解だった。

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年々高まる端野菜愛
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「端野菜のきんぴら混ぜごはん」

茶碗に小盛りのごはんに、同量くらいの端野菜きんぴらと、乾燥タイプのわかめごはんのもと少しを加えて混ぜごはんに。

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「かにかまとねぎと玉子のオリーブオイル炒めごはん プリックナムソム添え」

冷蔵庫の残りもので作ったフィーリング一発料理だが、すごくうまい。アジア旅行で出会ってたら感動した自信がある。自家製のプリックナムソム(青唐辛子の酢漬け)を添えて。

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「ねぎみそのせ豆腐かさ増しごはん」

ねぎの青い部分をどう消費するか問題。普通に料理に使う派の方もいると思うが、僕は若干の渋み苦味が気になってしまう。それで肉をゆでるときのくさみ消しに使ったりしているが、使いきれないときもある。先日買ってきたねぎが青い部分の比率が高く、どうしたものかと思い、刻んでごま油で炒め、酒、みそ、砂糖を目分量で足して煮詰め、ねぎみそを作ってみたらこれが良かった。渋み苦みはむしろ良いアクセント。酒のつまみにもごはんの友にも良い。炊飯器に残っていたごはんがあまりにも少なく、くずし豆腐でかさ増しして。

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「しじみのしょうが煮おにぎり」

晩酌のつまみにスーパーで買った惣菜、しじみのしょうが煮を、たっぷりの山椒とともに混ぜごはんにしてからおにぎりに。

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「チキンガーリックバター醤油ライス」

激安だった鶏チャーシューの切り落としを米、にんにく、ねぎと炒めてバター醤油味に。

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それにしても激安だった
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「クリスマスチキンだしのもち麦スープ」

自宅で丸鶏をローストしたクリスマスチキンの身を食べつくし、残った骨を煮出して、ねぎ、しょうが、塩を加えたスープに少量のもち麦を加えてさらに煮る。作り終えていざ食べようとしたところで急用が入ってしまい、しばらくしてから温め直したので、ほとんどおかゆになってしまったが、そのゆるんだ味わいもまた良い。なにより、スープがうますぎる。

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「にしん昆布巻きのせミニ茶漬け」

娘のリクエストで朝食にお茶漬けを作ったところ、しっかり一人前を食べてさらにおかわりがしたいと言う。塩分過多になりそうなのが気になって、2杯目は茶漬けの素を少なめにし、残りで自分用のミニ茶漬けを作って食べる。年末年始用に買ったにしんの昆布巻きをのせて。謎の香ばしさ、どこからやってきたのかわからないパクチーのような香り(?)が不思議な味わい。

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「ねぎワンタンスープ」

年始から少し体調を崩してしまい、元気と食欲が戻った朝、マルちゃんのワンタンスープにたっぷりのねぎを加えて。

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「鮭&鶏玉子かけごはん」

年末に奮発して買ったいくら醤油漬けの最後の残りを、いくら丼にするには心もとない量だったので玉子かけごはんにのせて。どちらの良さも感じる不思議な美味しさ。

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「正月の名残り丼」

年末年始用に買ってちびちび食べていたハムとオードブルの残りを刻み、温かいごはんにのせてその意外な相性の良さを味わう1月5日。

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「和牛脂丼」

鹿児島県産のA5黒毛和牛が安く手に入ったので(ただし脂身)、そこから執拗に切り取った肉っぽい部分だけをにんにく、玉ねぎと炒め、塩コショウ、醤油で味つけしてどんぶりメシの上に。店なら1,600円してもなんの文句もないし、980円だったら週一で通う。大量の牛脂部分はてきとうな大きさにカットして冷凍し、いろんな料理に隠し味的に使う。昨日はカレーに入れた。

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努力は裏切らない
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「ケールポーク丼」

ケールという野菜を生まれて初めて買った。地元のJAで独特の存在感を発揮していたので何気なく。調べてみると、強めの苦味があり、特に硬い茎の部分は食べられないので取り除くべしと、自分が見たいくつかのサイトに書いてあったが、試しに洗って生のままバリバリ食べてみたら、茎も含めて甘く、巨大化したパセリのようなワイルドな食感もあいまって好きだ。その日はサラダで堪能し、翌日残りを少し残っていた缶詰のポークとともに、オリーブオイル、にんにく、唐辛子、だししょうゆで炒めて丼にする。火を通したケールは肉厚な食べごたえで、茎の甘みもさらに際立ってうますぎる。今後の人生で何度でも食べたい丼。ここにきて突然、好きな野菜の上位に食い込んできたな、ケール。

【81〜100の所感】

端野菜やおつとめ品、牛脂からこそぎ集めた肉など、自分のなりゆきメシのメイン食材って、本当にせこいというかみみっちいというか、そういうものが多いなと、こうしてふり返るとあらためて思い知らされますね。

けれどもそれが日々の楽しみだし、本気でうまいと思ってるんだから、別にいいじゃん!


そしてなりゆきメシの日々は続く

以上、淡々と紹介させてもらった、僕の日常の一部でした。

さて、明日はどんななりゆきメシを食べることになるのかな。昨夜のメニューが鍋で、その残りは冷蔵庫にしまってあるから、メイン食材はやっぱりあれだよな。シメの定番のラーメンやうどん、おじやもいいけど、カレー粉を足してカレーにするとか、スープパスタ風にしてみる手もありそうだし……。

まぁ、明日の昼がやってきたときの自分の気分にまかせますかね。

編集部からのみどころを読む

編集部からのみどころ
いきなり「ほうれん草のヘタのペペロンチーノ」で「そこ食べていいんだ!?」と思って驚きました。 読み進めると、それぞれの料理ごとにいろんな感想が続々出てくるんですよね。「あ~わかる~」「その発想はなかった」「今度やってみよう」みたいな。僕も適当にお昼つくったりしますが、全体にアレンジの幅が圧倒的に広くて「へ~!」と思いました。デキる人の「適当」が覗ける記事です。(石川)

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