東京近郊に魅せられて
就職を機に大阪から東京に引っ越し、埼玉と千葉に心を奪われました。
当たり前のことを言いますが、大阪にいるときより、東京にいるときのほうが埼玉と千葉が近いのです。
埼玉と千葉には香り高きスポットが多く、「せっかく近いとこ住んでんだから、行っておかなきゃ!」と留学生のようなマインドで何か所もめぐりました。

3連休をひかえたある日、千葉県の気になるスポットをGoogleマップで探していたところ、
え?画像のバグ・・・?
悪質なポップアップ広告のような航空写真を発見。ウィンドウを消そうとしても、次から次へと湧いてくるよな緊張感・・・!
ここは「明治百年記念展望塔」というスポットのよう。関西にいたときは誰も教えてくれませんでしたよこんな場所・・・!
右上の「×」をクリックしようにも、新たに開くページで邪魔されそうな展望塔。どんないでたちなのでしょうか。実際に行って、2次元を3次元にしましょう。
遠い
いざ「明治百年記念展望塔」へ!

東京湾が行く手をはばみます。

どう考えても車の方が近いです。
しかしながら、私は運転免許をもっていません。自動車もバイクも原付も乗れません。一方、展望塔の旅についてきてくれる四谷くんは免許を持っています。
「すまん、運転して・・・」と頼むと、

「なんでや・・・免許持ってるやんか、優しくしてや」と食い下がると、

「絶対文句言わない、黙っておくから」と言うと、

今からふたりで出かけるというのに・・・信頼度低めからのスタートです。
車がないとこうなる~乗り継ぎ~
私たちのスケジュールに合ったアクセスはこうでした。

バスターミナル東京八重洲-JR君津駅南口のバスに乗り、君津駅で下車して昼食。
JR君津駅から青堀駅まで行ったら、富津線のバスに乗り換え、富津公園のバス停で降りるといった感じです。
車なしで旅行する私にはおなじみの乗り継ぎ。「こんなに長く乗るなら乗り鉄になった方が楽しめるじゃないか・・・?私は乗り鉄、私は乗り鉄・・・」と自分に暗示をかけたこともありました。失敗して今に至ります。



都合3時間以上かけて、富津公園のバス停に降り立ち・・・!

これこそ乗り継ぎ旅です。
なんとまあ立派な松が
バス停から富津公園の中へ入っていくと、

腰を低くしてぐっと横にのび、そこから上へと枝葉を広げています。これには四谷くんも驚き、2人で松を囲んでの撮影会となりました。
さらに歩くと、

手前の松は左へ、奥の末は上の方へ幹をのばし、2本のコンビネーションが光ります。
富津公園内は車移動の人が圧倒的に多いからか(私たち以外誰も歩いてない)、歩道では松のすこやかな成長を見ることができます。


この立て看板によると、1951年に要塞の跡地は公園になり、荒れた砂地にクロマツが植えられたのだとか。周りはほんとうに松だらけです。
松見(すでに存在する概念のように言ってますが、「松を見て楽しむこと」という意味の言葉で、私が今生みました)のためだけに訪れるのもアリなスポットです。

しかし、プールの外から見える、
