けいはんなに来た!
Maker Faireは何かを作るのが好きな人たちが集い、自分たちの作品をどやさどやさと見せまくるイベントである。
当サイトでもブースを出したりヘボコンを開催したりと関わりの深いイベントだ。
先に書いた通り、今年のゴールデンウィークには、けいはんなで開催された。
画角に収まらないほどの建物が会場だ。
ここに作るのが好きな人たちが大集合している。
ページがもったいないので、印象に残った作品たちを早速紹介していこう!
おもしろい動く作品たちをまずはご紹介
光ったり音が鳴ったりする作品も好きなのだけど、一番は動きのある作品が好きなのだ。
まずはそういったモーターを使って動く作品たちを紹介していきたい。
自動で除夜の鐘を四方から鳴らしている。
延々とカンカン鳴っているし、あまりの勢いの良さに笑ってしまう。
「煩悩を高速で消してやろうという煩悩から生まれました」と説明してくれた。煩悩の輪廻である。
懺悔したいことを言ってボタンを押すと、手のひらがビンタしてくる。
ビンタ自体はまったく痛くないほど弱いのだけど、「パシーン!」と大きな音を流すことで盛大にビンタされたように見せて反省したふりが出来る。
まったく痛くない。
「はい、これでまた締切ギリギリになっても大丈夫ですよ」とお墨付きの声をいただいた。いいんだ。
技術の先生たちのグループがアツい
ザ・ギャグな作品が続いたが、ここで今回一番グッと来たやつを紹介していいですか。
ゾイドに出てくるガリウスという機械生命体を自作したもの。
2メートルもあるが、電動ドリル1つを動力として動く。
とにかくでかいものが動く、これだけで興奮しませんか。
そしてなにがいいって、こちらのグループは全国の中学校で技術の授業を受け持っている先生たちのグループなのである。
先ほどのガリウスもひとりの先生が個人で作ったものだ。
情熱を浴びまくり胸が熱くなる。
こんな先生の元で学べたらさぞ楽しかろうに!
学生チームの出展というのはMaker Faireではたくさんあって、先生は付き添いというパターンが多いのだけど、先生たち自身が出展しているのがなんとも言えない良さがあった。