まずは普通に挽きましょう
今回、限界に挑戦させられるのがこちらのミル。
Amazonで2000円くらいで買った。比較的安物の電動ミルである。

コーヒー豆を入れて…

スイッチを10秒ほどプッシュ!

すると、一般的な細かさ(中細挽き?)に挽くことができる。

1人前のコーヒー豆の量では、スイッチを10秒間ほど押し続けるのが最適だと経験上わかっている。ドリップするのにちょうどいい細かさに挽けるのだ。

でも、僕は「その先」も見てみたい。
ではスイッチを押し続けます
さあ、「その先」へ行こうじゃないか。
説明書によると設計上1分以上押し続けるとまずいようなので、ぎりぎりを攻めて1分でいきましょう
コーヒー豆を入れて…

1分間スイッチを押し続ける!
いつもより多く回しております!!

1分後。豆はどのくらい細かくなっただろう。

カバーに粉がくっついてしまって中の様子がぜんぜん見えない!

めちゃくちゃ細かくなった。
普通の細かさが砂場だとすると、これは鳥取砂丘かというくらいサラッサラだ(鳥取砂丘には行ったことないので100%イメージです)。
砂で例えるとかなりわかりにくいので食材で例えるとすると、ココアパウダーくらいの細かさだ。そのままお湯を入れたら飲めそうなくらい。本当にやったらじゃりじゃりしてまずそうなのでやらないけれど。
細かく挽いたコーヒー豆はもっぱらエスプレッソなどに用いられ、ペーパードリップに使おうとすると、フィルターが目詰まりしてしまうらしい。
実際どうなんだろう。淹れてみよう。

(ものぐさなのでカップに直でドリッパーを置きます)

やはりフィルターがひどい目詰まりを起こしているようで、コーヒーがぜんぜん落ちてこない。いつもはドバドバ出てくるのに。
結局、カップ1杯のコーヒーを淹れるのに、10分強かかった。いい暇つぶしである。


見た目は黒々としていて、どこからどう見てもフルボディ感満載である。飲んでみよう!


電動コーヒーミルの限界のその先にあったのは、中途半端に濃いコーヒーだった。今度はエスプレッソマシンを買おう。