れんさい企画「小出し記事」 2020年7月28日

ショルダーアーマーのある暮らし その4

材料も揃ったのでいよいよショルダーアーマーの製作に移る。果たしてちゃんと出来上がるのか。出来上がったとして、どうなのか。

編集部よりあらすじ:
かっこよさは肩に宿る。そう、ロボットのように。自らにとりつけるショルダーアーマーの製作に乗りだした編集部藤原だが、自転車のサドルに気を取られ買い出しが捗らないなど思わぬ困難に合う。乗り越えいよいよ製作へ。肩は気張るのか!?

1986年埼玉生まれ、埼玉育ち。大学ではコミュニケーション論を学ぶ。しかし社会に出るためのコミュニケーション力は養えず悲しむ。インドに行ったことがある。NHKのドラマに出たことがある(エキストラで)。(動画インタビュー)

前の記事:ショルダーアーマーのある暮らし その3

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連載企画:小出し記事「ショルダーアーマーのある暮らし」
ライター:藤原浩一

第一回:無意味、だからこそかっこいい
第二回:自転車のサドル
第三回:いったん、肩を大きくする
第四回:まるで難なく完成す
第五回:メリット・デメリット
いったん広告です

作業工程

前回買ってきた素材、「パネル的なやつ」「発泡スチロールの板」「段ボール板」のうち、どれにしようか迷う。

考えた結果、一番頑丈で大きく作れそうな「発泡スチロールの板」を素材として選んだ。失敗したら他のを使おう。

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適当なサイズで切る。
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切断面はヤスリでなめらかにする。
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発泡スチロールのゴミはこまめに掃除するのが工作のコツだ。
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内側からは両面テープで、外側からクラフトテープで接着し、部品を組み立てる。

単純な構造にしたので、どんどん出来上がっていく。両面テープの台紙を剥がすのが一番難しいレベルの工作だ。
 

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ほぼ完成形。なにか違和感を覚えるような。なんだろうか。
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肩への装着方法として、首にかけるテープを用意した。これで安定するはずだ。
いったん広告です

Lサイズのつくっちゃったな

こうして出来上がったショルダーアーマーがこちらだ。ちょっと大きめの仕上がりだ。

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小雨の降る家の前で

どうだろうか。かっこいいか以前に、傘からはみ出てるのがトトロっぽいなと思う。

大きいほうがいいだろうと思って作ってみたのだが、すこし大きすぎる気もする。オーバーサイズが流行りだからこれでもいいだろうか。

しかしこう大きいと、なんか広告を入れたくなってくる。
 

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ここは広告が入るところに違いない。ためしにデイリーポータルZをはげます会の広告を入れてみよう。(画像はハメコミです)。

地球を守る正義のスーパーロボット。誰もが注目するその姿の肩の部分にこんな白い平面があったら絶対広告を入れたいはずである。レッドブルとか。

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広告を濡らさないようショルダーアーマーの先までカバーした傘の開発が望まれる(画像はハメコミです)。

一方で、アニメや特撮のロボットはおもちゃとして商品化されたりもするので、マネタイズの構造上広告を入れるわけにはいかないという話もある。

……何がより現実的なのかわからなくなってきたので広告の話は一旦置いておこう。

次回はショルダーアーマーのある生活、そのメリットとデメリットをお伝えしたい。

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デメリットその1、まずドアでつっかえる
連載企画:小出し記事「ショルダーアーマーのある暮らし」
ライター:藤原浩一

第一回:無意味、だからこそかっこいい
第二回:自転車のサドル
第三回:いったん、肩を大きくする
第四回:まるで難なく完成す
第五回:メリット・デメリット
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