副音声付きです
今回は、副音声を付けてみました。記事と併せてお楽しみください。
冒頭でいきなり「かわいいー!!」と叫んでますが、トップの画像を見ての反応です。実験的な試みなので、生暖かく聞いていただけると助かります。
隅々まで食べる癖(へき)がある
前回、カニを食べた話でも書きましたが、僕は食べ物を隅々まで食べようとする癖があります。それはカニに限らずなんでもそうで、全部胃に収めようとしてしまいます。卑しい…。
焼いたフライパンにはラム肉のクセが詰まった脂と肉汁が残ります。そこに水を入れてお湯を沸かすと、脂とクセが溶け込んだスープになります。
茶色いお湯が出来ました。ほら、コンソメスープみたいじゃない?
何に使おうかなーと思案し、このスープで赤いきつねを作ることにしました。和の食べ物にラム肉の風味が加わったら楽しいかなと思って。
焼いたラム肉も少し残っていたのでトッピングしました。はい、可愛いー。
味。けっこうラム肉のクセがあって、いつもの赤いきつねとはひと味違う感じなります。これを美味しいと思うかは個人差があると思いますが、僕は嫌いな食べ物が無いので、よほど不味いもの以外は美味しいと感じでしまいます。つまり、おいしい。
なるほど、これは異国の料理だなと思った
ラム肉風味の赤いきつねを食べて、この感じは異国の料理を食べたときに感じるアレだなと思いました。いつもと違う旅情感というか。と同時に、ラム肉のクセだけではちょっと異国感が足らない。
異国感を足していこうと思って、ラム肉を使ったカレーうどんを作りました。 このカレーうどんにクミンを掛けます。
クミンはちょっと刺激的な香りのスパイスです。乾いた汗の匂いと表現する人もいるので、好き嫌いはあるかも知れません。
分かりやすそうな例だと、サイゼリヤのアロスティチーニ(ラム肉の串焼き)に添えられているスパイスがけっこうクミン強めです(他にも色々入ってます)。
カレーうどんにクミンをファサーっと掛けていきます。ちょっと掛け過ぎかなって思うくらいでちょうどいい。
2023年でもモニターやスマホから匂いが伝わらないのが残念ですが、見た目とは裏腹にかなりの異国カレーうどんとなっております。
ラム肉もふんだんに使っているので、クミンとカレーの匂いの向こうに羊さんが佇んでいます。クミン+カレー+ラムで、とても異国なカレーうどんになりました。
いつものカレーうどんとちょっと違う、この感じがご馳走なのです。 人間は、常にいつもと違う刺激を求める生き物です。小さく変革していきましょう。
カレーうどんのツユがちょっと余ったので、後日カップ麺の蕎麦に掛けてみました。もちろんクミンも掛けます。
いつものカップ蕎麦がとても異国でとても良い。
次のページでもラム肉とクミンでやっていきます。